今朝ハウスリーフをシュノーケルした際、20年近くモルディブを訪れていて初めてゴマモンに襲われたショックが結構大きくて、午後から1人で泳ぐのが少し怖くなったので、バトラーにWhatsAppして午後からのシュノーケル・ツアーの有無を問い合わせました。
この日は午後2時から近くの島に海亀を見に行くシュノーケル・ツアーがあるそうですが、ここ数日のツアー時に見られた海亀の数は4匹くらいとのことでした。
ミライドゥのハウスリーフにはレジデンスの海亀サミーの他にも数匹いて遭遇率も高い方なので、わざわざボートで出かけて延々と探しながら泳いで4匹くらいとなると、今時の若者じゃないですがコスパとタイパの面から考えると若干微妙ですが、ガイドが一緒なので万が一またゴマモンに襲われたとしても少し安心かなあと(笑。
マンタ・ツアーについては、毎日の催行ではないので次回は月曜とのことで、もしハニファル湾の中にいる場合はオンコール・ツアーになるとのことでした。
オンコール・ツアーとは、マンタがいつ何匹やって来るかは誰にも予測不可能なので、湾内にいるパトロール隊がドローンなどで常時チェックしていて、そこそこの数のマンタがやって来たら即各リゾートのダイビング・センターに連絡が行くシステムになっています。
そして連絡をもらったスタッフは事前に「オンコール・ツアー」に参加表明しているゲストに即連絡して、10分から20分以内に猛ダッシュで集合してスピードボートで湾に向かう、というシステムでした。
ミライドゥでは、オンコール・ツアーに参加表明したからといって、絶対に参加しないといけないというルールではないそうですよ。
もしスパでマッサージを受けていたり、お昼寝していたり、食事中だったり、ちょっと体調が優れないとかで参加したくても行けない場合は、パスしますと言えば、タイミングが合わなくて残念でしたね、ということになります。
ネタバレですが、今回ミライドゥでオンコール・ツアーでマンタとシュノーケル・ツアーに参加しましたが、同行したゲストの中に丁度これから出来立てのバーガーを食べようとしていた時にオンコールが入って呼ばれたので、スタッフが急遽テイクアウトの容器に入れてくれたバーガー・セットとドリンクを持ってボートに乗り込んできたカップルもいました(笑。
滞在中の8月はマンタの数は多いと200枚以上で、少ない日はゼロだったり数枚だったりとバラバラでしたが、スタッフ曰く、11月になると透明度が増すので視界的にはより綺麗に見えるのでまた秋くらいにも来てください、とのことでした。
スタッフ曰く、ただここ数年のモルディブの天気は読めないので、荒れる時はかなり荒れるので、そこら辺はご了承下さい、という感じでした。
海亀さんは見たいものの、夏季なのでプランクトンが多くて視界もイマイチなのと、ここ数日は天気のせいでハウスリーフの海亀の数とそう大差がない感じであれば、もういいかなあとも。
今日はまだゴマモンに噛まれてすぐでちょっと動揺しているので、午後はビーチで砂遊びでもいいかなあと考え始めました。
暑くて喉が渇いたので冷蔵庫を開けてみると、新しいスイカ・ジュースを発見。
中を覗いてみると、なんとカット・フルーツてんこ盛りです。
マンゴスチンが好きだと話していたのをバトラーが覚えていて、ちゃんとカットして食べやすいようにしておいてくれました。
夕方とか早朝に小腹が空いた時にいただくことにして、ランチに出発です。
新緑が眩しい小道を歩いていると。。。
新緑カラーにカモフラージュ中のカメレオンさんがいましたー。
カメレオンにフルーツバット(コウモリ)に海鳥に白黒の小さい鳥さんに白サギさんにカラスにと、海だけじゃなくて陸の生物もてんこ盛りのミライドゥでしたよー。
ランチはお気に入りのコンパス・バーに。
ふかふかのサンド・カーペットに風通しの良い空間、本当に癒されます。
今日は珍しく他に2組のカップルがいましたが、皆さんリピーターさんみたいでとても静かにまったりと過ごされていて、居心地最高でした。
リクエストした冷たいおしぼりと、旦那さんは赤ワイン、そしていつものおつまみが来ました。
ピザとフォカッチャは同じ生地なので、それにハーブソルトをスプリンクルして焼いた物とディップで、もうオープン直後からの長い定番アイテムという感じですね。
初めての皆さんにもリピーターの皆さんにも好評らしくて、美味しいですが個人的に少し飽きたので、たまにアレンジしてもらえると嬉しいかなとも。
ちなみにメニューの中にもオープン当初から変わらず人気のメニューは、定番メニューとして現在も数多く残っているみたいでしたが、リクエストすれば材料があれば他のメニューも作ってもらえますし、定番メニューでも材料があれば違うアレンジで出してもらえましたよ。
また事前にリクエストしておけば、材料も可能な限り対応してくれるそうなので、ベガンだったりアレルギーだったり何かあれば代理店さんまたは直接ミライドゥに問い合わせてみてくださいね。
ミライドゥのカクテルは美味しくて、特にマンゴー・モヒートが大好きなんですが、たまには違うものをということで、シグニチャー・カクテルの中から3種類のラム酒とココナッツ・ウォーターのカクテルにしてみました。
思いっきりハワイちっくなグラスで少し引きましたが(笑、ミライドゥのウェルカム・カクテルに似ていて、そこにラム酒を加えたような風味でした。
バーテンダーに聞くと、やはりどちらもココナッツ・ウォーターがベースで、ココナッツ・ウォーターは市販かと思いきや、なんと毎日ココナッツの実をカットすることから始まり、数時間かけてドリップさせて作るんだとか。
私は低血圧なのであまりカリウムが多いココナッツ・ウォーターは飲まないようにしていますが、なかなか美味しかったですよ。
旦那さんのビーフ・サラダ@タイ風のシーズニングが効いていて、ほんの少しピリ辛で美味しかったですよ。
私はメニューにはなかったフライド・カラマリが食べたくてスタッフにキッチンに聞いてもらうと、フライド・スクイッドとフライド・オクトパスなら作れますとのことだったので注文してみました。
おまけのサラダも美味しかったですが、イカとタコの衣はフィッシュ&チップスの分厚い系の衣で食べ応えがあって、塩胡椒がしっかり効いていて美味しかったですよ。
ただ、子ダコの弾力が半端なくてなかなか噛みきれなくて疲れちゃったのでイカだけ完食したら、残ったタコを見たスタッフが「何か問題がありましたか?」と聞くので正直に答えたら、「それは申し訳ありませんでした。もちろんイカだけでもお作り出来ますのでまた宜しければどうぞ。」と笑顔で返してくれました。
シュノーケル好きのスタッフを見つけ、ハウスリーフ情報を聞いたついでに、先日までグループ会社のノーチラスに宿泊していたがヴィラとバトラーは最高も食事とレストランのホスピタリティが(昨夏の時点では)残念だった話をすると、同グループ内のトップ・リゾートに位置するノーチラスだけに信じられないといった様子でした。
ミライドゥはスタッフ全員が暖かく洗練されたサービスを提供出来るレベルの高いホスピタリティで知られていますが、食事もメニューやカクテルなどもミライドゥの方が全然良いと言うと、「光栄ですが複雑でもあります。」と。
どのスタッフも優秀ですが、特にリーダーっぽいスタッフが本当にきめ細やかなサービスをするエレガントな男性で、会話中に決して言わされた風ではなく、「ゲストの皆さんが笑顔で楽しむことが最も重要で、そんな笑顔を見ていると私も心から嬉しくなります」と素晴らしい姿勢で完全にノックアウトされました。
似たような台詞を吐くリゾートのスタッフは多いですが、中身を伴わないケースだったり、言わされてる風がよくある中、ミライドゥのスタッフはゲスト第一で動いてくれるので本物だなあと感心しました。
実際我々はまだ2回しか宿泊していませんが、今でもスタッフ数名からたまにWhatsAppで連絡が来て、近況報告だったり画像や動画だったり、昔からの馴染み客や家族友人みたいな感じで接してくれていて、その暖かいおもてなしの心はモルディブで一番だと思います。
ミライドゥのリピーター率がモルディブで長年トップであるという事実に納得した今回の訪問でした。
ちなみに夏季の雨季における稼働率はそれほど高くなく、スタッフによると今週の稼働率は約30%とのことなので、ヴィラ数は50棟なので、稼働しているのはおおよそ15棟程度でしょうかね。
我が家の担当バトラーが、ミライドゥのスタッフは、常に全員がゲストの情報をシェアし合い、忙しい時には他のスタッフ全員でフォローしたり助け合うので、まるで大きな家族みたいな感じだと話していたのも印象的でした。
バトラーは昨夏の時点で12名在籍だそうで、最近新たに数名のスタッフが加わったとのことで、滞在中はバトラーを含むスタッフ全員が研修を受けていました。
この研修は毎年行われているもので、アメリカからホスピタリティの有名なマナー・コーチを招いて、数日間に渡って勉強するんだそうですよ。
道理でミライドゥのスタッフは全員外資系リゾートに等しいレベルの洗練されたおもてなしなんだなあと。
もちろんリッツやランデリなんかのレベルとは違うかもですが、リッツなんかにはない家族的な温かい絆みたいなものがミライドゥには存在します。
それらに価値観を見出せるかどうかで、個人的な評価は違ってくるかと。
ランチの後は、ダイビング・センターによってツアーの予約をしに行くことに。
オーシャンを過ぎて。。。
見上げると無数のココナッツの実でいっぱいです。
シェフズ・ガーデンを過ぎて。。。
ブティックを過ぎて。。。
レセプションを過ぎて。。。
ちょっと奥に入ると。。。
ダイビング・センター@オーシャン・ストーリーズです。
中に入って声をかけると、Mufeedさんが対応してくれましたー。
軽く立ち話の感覚で進めようとしたら、時間があれば良かったら腰掛けてくださいねと。
お言葉に甘えて椅子に座ると、ゴマモン対策から、ハウスリーフ情報から、ツアーの情報までみっちり丁寧に教えてくれました。
どのリゾートのダイビング・センターにも毎回必ず出向いてはハウスリーフやツアーの情報を仕入れていますが、大抵忙しそうだったり無愛想だったりして数分であしらわれるか、ハウスリーフの情報もあっさりと少なくてネットで検索して仕入れた情報の方が多かったりするので、ダイビング・センターのリーダーが対応してくれて、これだけ時間を割いて丁寧に向き合ってくれたのは初めてでした。
*話はそれますが、以下の2リゾートも大半のリゾートとは違っていたのでまとめてみました。
*ノヴァではGM自らハウスリーフについて30分くらい語ってくれたので、ノヴァもすごいと思いますし、ノヴァのハウスキーパーで元ダイビング・スタッフだったスタッフによる情報も濃かったです。
*ノーチラスのダイビング・センターのスタッフは薄い情報でしたが、担当バトラーがとても親身になってタイドやカレントの情報を日々シェアしてくれたり、早朝シュノーケルに同行してくれた際にも丁寧に詳細を教えてくれました。
話は戻り、Mufeedさんから、前日のマンタ・ツアーでは、マンタが200枚超えだけじゃなくて、なんとジンベイザメが2匹も現れたそうで、3日前も同じ状況だったそうなので、次回も多分マンタの数はすごいと思うから是非、と参加を勧められました。
どうやら当時は新月の前でカレントが変わる時期らしくて、それでラッキーなことにジンベイザメが出没したと言うような話を聞きました。
新月前はカレントも出たり濁りも増したりするそうで、5月から11月はこんな感じの水上ヴィラ側からのカレントで、全体的に濁っていたり透明度が低いという話でした。
12月から4月までくらいがベストで、波が穏やかになる日が多くて、魚影もかなり濃くなるのでお勧めとのことでした。
*ネタバレですが、実際に20年近くモルディブに通って初のマンタ200枚超えを経験出来ました。
ゴマモンについては、6月から8月の水温が28度くらいと高い時期に産卵する傾向があるそうで、滞在中がちょうどそれくらいの時期だったみたいでした。
今夏に訪れたリゾートのハウスリーフでも同じく8月でゴマモンに襲われました(笑。
またシュノーケルが好きであればナイト・シュノーケルも、昼間大人しい魚が動いていたりと昼間とは全く違う雰囲気で楽しめますよとのことでした。
オーシャン・ストーリーのボスはミライドゥのお父さん的な存在らしく、とても温厚で海洋生物などの話も大変興味深くて、他のゲスト同様ファンになりました。
ただゴマモンに関する情報が若干違っていて、後日ちょっとだけエラい目に遭いましたが、どんな目にあったかは今後のシュノーケルの投稿をお楽しみに(笑。