ボート用ロッド選び(スロージギング用プラス1)
来シーズンのボートアタックに向けて、船上で使えるタックルを持っていないので、揃えようと思う。
正直、どんなタックルがいいかは、やってみないと分からないわけだが、釣り物、釣り方を想定して、最初はあまり金を掛けない方向で考えてみる。
まず、ターゲットとしては近場の積丹方面で、根魚や青物、ヒラメあたり。釣り方はジギング中心。
狭いKAYAK-340に積むロッドは、2本までが妥当だと思う。
2本なら、スピニングとベイトを揃えてやってみたい。
スピニングのタックルは、真下に垂らすだけでなく、キャスティングしたい場面もあるかも、なので、何でも一通りできるようなタックルを考える。
硬めのボートシーバスロッドあたりかな、ということで、たまたま安売りしていたロッドを見つけて購入。
tailwalk Enchaaan(エンチャーン) S682H
Kガイドではない旧モデルだが、68%割引の7,500円は安い。
ベイトタックルは、今流行りの「スロージギング」をやってみようかと。
スロージギングは専用ロッドの特性を生かした釣法ということで、ネットから適当に拾い集めてみた。
集めて分かったのが、このジャンルのロッドにほぼ共通する特徴として、
・1ピース
・基本はベイトモデル
・グリップはEVAのセパレートタイプ
レングスは、一般のオフショアジギングロッドより若干長めがトレンドのようだ。
また、高弾性ブランクを使用しているため、ロッドを立てて負荷を掛けると、結構折れやすいらしい。
高価なものは、そのあたりの耐性を謳っているモデルもある。
しかし、最初のロッドだし、慣れずに折ってしまうかもしれないし、まずはお手頃な範囲でセレクトしてみる。
人気のあるらしい METAL WITCH 以下の価格レンジの中から、特に根拠なく気になったロッドに決定。
ゴールデンミーン スローダンサーII 6.8フィート(SLC-68ML-Ⅱ)

2本とも届いて調子をみると、エンチャーンはレギュラーテーパーだが全体に張りが相当強く、そこそこの負荷も十分背負えそう。
スローダンサーはその名の通りスローテーパーで、「これでジギング?」という感じ。
やったことないが、スロージギングとは、まあそういう釣りなのだろう。

スローダンサーは脇に挟めるよう、リール位置からエンドグリップまで長さがあるが、エンチャーンのグリップはかなり短い。
これでずっとジグをしゃくるのはつらいかも。
その分、リールから穂先までが長いので、キャスティング、アクション等には有利。
測ってみると、リール位置は15cmほども差がある。
1ピースと2ピースの差はあるが、どっちも6.8フィート。並べるとスローダンサーが1cmほど長い。
結論として、2本の性格はかなり異なるので、良い組み合わせではなかろうか。
あとは実釣あるのみ。