MacBook Pro、2026年に大変革か。有機ELと薄型デザインで新時代へ
Samsung Displayが30億ドル投資、ハイブリッドOLED採用で高性能化を実現
Apple初となる有機ELディスプレイ搭載MacBook Proの開発が、2026年の発売に向けて大きく前進している。The Elecの報道によると、このモデルは画期的な薄型デザインを採用し、MacBook Pro史上最大の進化を遂げる可能性がある。
新型MacBook Proの最大の特徴は、iPad Proで採用されたハイブリッド有機EL技術の搭載だ。このディスプレイ技術は、ガラス基板と薄膜カプセル化を組み合わせることで、現行のミニLEDモデルを大きく上回る高輝度、高コントラスト、省電力性能を実現する。
Samsung Displayは既に約30億ドルを投じて生産ライン整備を進めており、2024年11月から試作品の製造を開始。年間生産能力は14.3インチパネル換算で1,000万台規模となる。また中国BOEも、ハイブリッド有機ELと柔軟型有機ELの両方に対応可能な生産ラインを開発中だ。
BloombergのMark Gurman氏は、この2026年モデルを「真の大改革」と評価。Appleが掲げる「各カテゴリーで最も薄く軽い製品」という目標に向けた重要な一歩になるとの見方を示している。
なお、著名アナリストのMing-Chi Kuo氏とRoss Young氏は、2025年モデルの14インチと16インチMacBook Proについては、現行のミニLEDディスプレイを継続採用するとの予測を示している。
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