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ウソのような本当の話!中学生でプロになった棋士の日常がぶっ飛んでる!

By - grape編集部  公開:  更新:

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子どもから大人まで、多くの人に親しまれている将棋。ただ、将棋のプロとなると一体どんな人たちがいるのか、いまいちピンときません。

そんな一般的にはあまり知られていない、プロ棋士にフォーカスを当てて描かれた漫画「将棋の渡辺くん」。

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中学生でプロ棋士になった渡辺明さん(以下、渡辺くん)を主人公に、奥さんだからこそわかる愛情の詰まった面白エピソードが描かれています。

どんなジャンルでも、プロは多かれ少なかれ変わっていると言われるものですが…「え、作り話じゃないの?」と思わずツッコミを入れたくなってしまう、驚愕のエピソードをご紹介します!

どこからツッコんだらいいのか

渡辺くんは、棋士の頂点『竜王』というタイトルをかけた7番勝負で、七冠王を取った羽生善治さんを相手に、3連敗から4連勝するというドラマチックな大逆転を見せてくれた人物です。

竜王位を9連覇し、棋界唯一の「永世竜王」の資格を持ち、今もその竜王の座を守り続けています。現役トップのまごうことなきプロなのですが、キャラクターもトップクラスのようです。

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驚異の記憶力なのに、おっちょこちょい

プロ棋士の想像力と記憶力は驚異的で、将棋盤がなくても頭の中で将棋が行えます。これはほぼ全ての将棋の駒が、どこに配置されているか把握しているということ。

しかも、過去に指された膨大な量の試合も覚えています。

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しかし、羨ましくなってしまうほどの記憶力を持ちながらも、渡辺くんにはこんな一面もあり…。

十二支を聞いた時のこと「ね、うし、とら、う」の「う」で鵜を連想したり、鳥系の干支がいくつも出てきたりと、想像の斜め上をいく回答が飛び出したそうです。驚異の記憶力はどこへ?

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さらにおっちょこちょいな面もあり、奥さんが「雨降ったらよろしく」と洗濯物の取り込みをお願いして出かけると。

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最大の敵は虫!?

対局前に部屋の確認をする「検分」では、多くの棋士が室温や日差し、周囲の音を気にするのに対して、渡辺くんは窓の隙間など虫の侵入経路をまず気にかけます。

それは、渡辺くんが大の虫嫌いだから。家に虫が出た時は大騒ぎになるのだとか。

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そのため虫の多い会場だと噂を聞くと、マイ殺虫剤を持参し、肘などを置く脇息の下に準備しておいたこともあるそうです。

その数、約100体!

結婚する前のこと、奥さんは渡辺くんから「犬を飼っている」と聞いていたそうです。しかし、奥さんが実家に行っても犬の姿はどこにも見えず。

疑問に思い聞いてみると、紹介されたのは…なんとヌイグルミの犬!

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ヌイグルミには全て名前がついており、癒しを求めるなら「シロちゃん」、安眠したいときは「ゴンちゃん」など、まるでソムリエのように紹介します。今では家に、ヌイグルミが約100体もあるのだとか。

ちなみに、本物の犬はアレルギーがあったり、子どもの頃に追いかけられたりしたことがあるので、からっきしダメなんだそうです。

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変わっているけど、家族思い

将棋のこと以外は、全く気を使わなさそうな渡辺くん。

実は、電車が苦手な奥さんが迷子にならないように、乗り間違えそうな場所で待ち伏せしてあげていたり、子どものサッカーのために審判の資格を取ったりと、家族思いで真面目な一面もあります。

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他にも漫画では、渡辺くんの独特なリンゴの皮のむき方や、対局の時に必ず持っていくものが紹介されています。

さらに「棋士の方が持っている巾着袋には、何が入っているんですか?」という読者からの質問への答えやプロ棋士の給料など、将棋を知らなくても、ちょっと興味を惹かれるエピソードも。

読んでみると将棋へのイメージが、ガラッと変わるかもしれませんよ。

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