博多座1月公演「松平健芸能生活50周年記念公演」に出演する松平健さんが11月25日、ホテルオークラ福岡で行われた取材会で公演に向けた思いを語った。

取材会で笑顔を見せる松平健さん

　俳優や歌手として活動する松平健さんの、デビュー50周年を記念して行われる同公演。今年7月の東京・明治座での公演を皮切りに、10月の大阪・新歌舞伎座公演を経て博多座に登場する。公演は2部構成で、第1部は松平さんの代表作でもある「暴れん坊将軍」を上演。第2部はショー形式で、マツケンサンバIIをはじめとしたマツケンシリーズを披露する。出演は松平健さん、辰巳ゆうとさん、北翔海莉さん、音波みのりさんなど。

　芸能生活50年について、松平さんは「気持ち的には若い頃と何ら変わりはない。50年たったという思いよりも、早かったなと感じる。歴史的な人物をいろいろやらせてもらったし、舞台はミュージカル、現代劇、時代劇など、たくさんの経験をさせていただき現在に至っている」とこれまでを振り返る。

　第1部については、「要所要所に笑いがたくさんあり、現代用語や、若い方が使っている言葉も端々にあるので、若い方も入りやすいと思う」とし、第2部については、「大変明るく、踊れるような歌が多い。とにかく派手な、楽しい、元気の出る歌をたくさん集めた」と見どころを語る。

　東京・大阪公演を振り返り、「3分の1くらいは若い方が多かった。今まで見たことのない光景で、うちわにいろいろ書いて振ってくれたり、ペンライトがたくさんあったりした。『アイドルはこんな気持ちなのかな』と感じた」と笑顔を見せた。

　博多座については、「いいとこ取りで造られた劇場なので、すごく使いやすい」とし、「俳優の皆さんが、博多はおいしいものが多いからと、すごく喜んで博多座に行っている」と話す。

　公演は来年1月18日～26日。チケットは、A席＝1万4,000円、特B席＝1万500円、B席＝7,500円、C席＝5,000円。