三浦半島で絶対にはずせない定番スポット10選
小網代の森(こあじろのもり)
相模湾に面した約70ヘクタールに広がる「小網代の森」は、森林、干潟、湿地、海が連続して残された関東地方唯一の自然環境と言われています。森、海、川の繋がりが必要な「アカテガニ」をはじめ、希少種をふくむ多くの生物たちが、多様な生態系を形成しています。小網代の森といえば「アカテガニ」と言われるほど森の各所に見られます。
森を流れる「浦の川」の源流は引橋入口付近にあり、この川に沿って木道を歩き、湿原を通り「やなぎテラス」に出る頃には潮の香りを感じてきます。上流から河口の干潟までは約1.3kmです。
森林から干潟に続く自然の移り変わりを、目や肌で感じられ、貴重な自然のありのままの姿でゆったりと散策を楽しめます。小網代の森は、自然保護のため散策路以外の場所へは立ち入り禁止となっています。マナーを守って、楽しく歩きましょう。
神奈川県立城ヶ島公園
三浦半島の南端に位置する「城ヶ島」は、ミシュラン・グリーンガイドジャポン2つ星の島で、「近くにいれば寄り道をして訪れるべき場所」を意味する2つ星で掲載されています。
三浦半島最南端の城ヶ島の東半分を占めるのが、城ケ島公園です。植物も豊富で、夏はアジサイ、秋にはハチジョウススキ、冬はヤエスイセンが咲き誇ります。毎年1月中旬頃から2月中旬頃にかけて10万株の八重咲水仙が、ふくよかな甘い香りとともに清らかな花を咲かせます。また、毎年11月から4月まで、ウミウ、ヒメウ、クロサギが飛来し、風物詩になっています。
城ヶ島公園から城ヶ島灯台へ向かう途中の「ウミウ展望台」から浜へ下ると「馬の背洞門(うまのせどうもん)」があります。長い年月をかけて海からの浸食でできた景勝地、海蝕洞穴です。波と風が作り出した自然の彫刻で、城ヶ島のパワースポットになっています。
神秘的な自然の造形美を楽しめるほか、周囲に広がる雄大な太平洋の景色にも圧倒されます。洞門には、城ヶ島公園がある東部からも、城ヶ島灯台がある西部からも歩いて行けますが、足元が険しいのでご注意ください。この迫力はインスタ映えも間違いなさそうです。
産直センター うらり
三崎の名産品がずらりと並ぶ直売センターです。マグロをはじめとした新鮮魚介、干物などの加工品、野菜も販売されています。
まぐろが使われた中華まんの「とろまん」は、人気商品で、三崎の町の活性化を目指して、名物・まぐろを使って新しいメニューを開発したいという思いから誕生しました。具に使っているまぐろは、三崎まぐろの「尾」の身です。一番鮮度が良くまぐろの尾の身は、すじが多いためコラーゲンを多く含んでいます。そのほか、キャベツ、椎茸、玉ねぎ、たけのこを使っています。
こだわりの材料を使っているので味もしっかりしていて、肉まんのようなしつこさもなく、あっさりとした味わい。野菜のシャキシャキ感も残っていて、まぐろの旨みも感じられます。三崎名物「とろまん」、小腹を満たすにはピッタリです。
また、隣接する三崎マリンセンター「SEAMAN'S GRILL」では、「うらり」の新鮮な海鮮をBBQで堪能することができます。「本格MISAKI-BBQ」と「ぶらり七輪浜焼き」の2コースがあり、七輪浜焼きは、少人数でも、気軽に楽しめます。
横須賀ドブ板通り商店街
横須賀市本町にある「ドブ板通り商店街」は、日本とアメリカの雰囲気が融合し、バラエティ豊富な業種が軒を連ねる特色ある商店街です。ドブ板バザールやフラッグコンテストなどのイベントも定期的に開催しています。
その昔、ドブ川の上に板を張って道にしたことからと言われていますが、現在はきれいな石畳にアメリカの風を感じる街で、昼と夜の顔を持ちあわせています。「アンテナショップ」では横須賀土産もあり、付近には三笠公園、軍港めぐりも楽しめます。
なかでも特に人気なのが名店「TSUNAMI」のハンバーガーです。第1回横須賀グルメコンテスト横須賀経済新聞賞を受賞しました。直火焼きのジューシーなパテと溶岩窯で焼いた特製バンズがこだわり。空母にちなんだ総量500gのGW(ジョージ・ワシントン)バーガーが一番人気です。
水中観光船「にじいろさかな号」
三崎港周辺を約40分で遊覧できる、半潜水式の水中観光船です。見た目もカラフルな黄色と形が特徴的で、乗船前からなんだかワクワクします。メジナやクロダイなど船底から見ることができ、三崎の海を手軽に海中散歩してる気分を楽しめます。
にじいろさかな号は、「うらり」を出発し花暮岸壁を通り過ぎ、城ヶ島大橋を潜り抜け、海中展望場所まで向かいます。途中、魚やカモメにエサをあげることもできます。「城ヶ島大橋」の近くを通ったり、遠くには「城ヶ島灯台」も見えますので、魚観察だけでなく観光もできるお得な船旅です。
葉山しおさい公園
葉山御用邸付属邸跡地に開設され、神奈川県の公園50選に選ばれている公園です。公園内の日本庭園には、流れ落ちる「噴井(ふけい)の滝」があります。ほかにも、潮見亭や茶室一景庵などの施設があり、海岸側には、富士山や大島、伊豆半島なども一望できるスポットがあります。
また、この公園は、大正天皇崩御・昭和天皇皇位継承の地として町の史跡に指定されています。園内には「葉山しおさい博物館」があり、葉山海岸を中心とした「相模湾の海洋生物」をテーマにしています。 なかでも昭和天皇の御下賜標本が見どころです。
くりはま花の国
くりはま花の国は、自然の地形を生かした緑豊かな公園です。 春はポピー、秋はコスモスが約100万本咲き乱れます。シーズンになると市内外から多くの人が訪れて賑わいます。
園内のハーブ園では、 5月~7月に見ごろを迎えるラベンダーなどのさわやかな香りを胸いっぱいに吸ってハーブの魅力を満喫できます。 散策に疲れた時は、ハーブを眺めながら入れる足湯「湯足里(ゆったり)」(無料)があります。 足湯のお湯には季節に合わせてハーブがブレンドされています。
園内を走るフラワートレインも気分をいっそう盛り上げてくれ、広い園内を巡るのも便利です。ゴジラの滑り台がある冒険ランドや、ハーブ園の遊具広場、パークゴルフなど子供も大人も楽しめる遊び場がたくさんです。
ヴェルニー公園
JR横須賀駅前にある横須賀本港を一望できるフランス様式の公園です。公園の対岸にある「横須賀製鉄所」の建設に貢献したフランス人技師のフランソワ・レオンス・ヴェルニーや、毎年公園で「ヴェルニー・小栗祭」が開催されていたことなどから、フランス庭園様式を取り入れて整備を行い、2001年に完成しました。
園内には、ヴェルニーと当時の勘定奉行・小栗上野介忠順(ただまさ)の胸像や、広場を中心にフランス式の花壇や噴水があります。フランスの品種を中心に約130品種・約1,400株のバラが見どころです。バラの開花は、例年、春は5月~7月初旬、秋は10月~11月下旬頃で「ローズフェスタ(バラまつり)」が開催されます。
その他にヴェルニーの功績をたたえて建てられた「ヴェルニー記念館」などがあり、海沿いにあるボードウォークでは、横須賀本港を一望しながら潮風の中で散歩を楽しめます。係留されている艦船も見ることができるので、潮風を感じながらゆっくりと散歩を楽しみましょう。
剱埼灯台(つるがさきとうだい)
「剱埼灯台」は、三浦半島の南東端、東京湾の玄関口である浦賀水道への航路を照らしている洋式灯台です。剱埼は「かながわの景勝50選」にも指定されていて、その剱埼の断崖の上にある標高約29mの高台からの眺めが素晴らしく、房総半島まで見渡せます。
また、灯台脇から歩道を下っていくと美しい岩礁地帯があり、周りの磯だまりでは、海の生物を観察できます。剱埼方面へのバスは本数が少ないので、ご注意下さい。もっとも近くまで行ける、レンタサイクルもオススメです。
浦賀の渡し船
浦賀で古くから「ポンポン船」の愛称で親しまれ、浦賀のシンボルになっている渡し船は、港に隔てられた東西の浦賀の町を行き来する人にとって、大切な交通手段です。時刻表は無く、渡船が対岸にいるときは、呼び出しボタンを押すと、すぐに来てくれるという、なんとも人間味のある仕組みです。
大人は150円、自転車やペットも乗船可能です。わずか3分ほどの乗船ですが、浦賀造船所跡地に建つクレーンやドックを海から眺めることができます。「願いが叶う」と言われている「西叶神社」への足としても活用されています。
海沿いの絶景を望む映えるスポット5選
葉山マリーナ
日本のヨットハーバーを代表する葉山マリーナです。日本のヨット発祥の地と言われているのが、神奈川県葉山町です。葉山沖は、気候や海の状態がヨットに最適であることからセイリングスポットとして親しまれています。
ビジターでも楽しめるマリンスポーツの施設のほか、レストラン、ショップなどもそろっています。相模湾に浮かぶヨットを眺めながら楽しめる本格的なイタリアンレストランや地魚料理店などがあります。まるで海外リゾートにでもいるようなゆったりした気分になれます。
さらに、湘南のシンボル江ノ島や石原裕次郎の名が付けられた灯台をめぐる約45分のクルージング「江ノ島・裕次郎灯台周遊クルージング」(予約制)もあります。水上から眺める風景もまた格別です。
長者ヶ崎(ちょうじゃがさき)海岸
三浦半島西海岸に突き出ている岬で、三浦半島八景、かながわの景勝50選の1つになっています。相模湾に細長く突き出した崖や、海に立つ岩、露出した岩などが素晴らしい景観となっています。また、晴天時には、江ノ島、伊豆大島、伊豆半島、富士山を望むことができます。
潮の満ち引きの差が大きい場所なので、干潮時には岬の先端近くまで歩いて行くことができます。水質が良く、海水浴場と遊歩道が整備されており、休日には多くの人々で賑わいます。駐車場やトイレも完備されていますのでお子様連れでも安心です。
逗子海岸
逗子海岸は神奈川県逗子市にある遠浅で穏やかな波が特徴の美しいビーチです。晴れた日は富士山、江の島を背景にウィンドサーフィンなどのマリンスポーツを楽しむ人たちで四季を問わず賑わっています。
「逗子海岸流鏑馬(やぶさめ)」は、さざ波が寄せては引く砂浜を、切り裂くようにどどっと馬が駆け抜けて、馬上の武者が弓を引く緊張の一瞬を観客が息を呑んで見守ります。1994年から800年以上前に行われた逗子流鏑馬を再現している秋のイベントです。
逗子海岸近くにある「逗子マリーナ」のヨットハーバーには外洋ヨットやモーターボートが係留され、高い椰子の木、大きなフェニックスなどの並木道や、緑の芝生公園、おしゃれなレストランなど、異国情緒が味わえる人気スポットとなっています。
盗人狩(ぬすっとがり)
「盗人狩」は、かながわの景勝50選にも選定されている、三浦を代表する景勝地です。そそり立つ断崖や岩場には波が打ち寄せられ、白いしぶきがあがる姿を見ることができます。
その昔、追いつめられた盗賊がこの山の端まで来て下を見ると、恐ろしい断崖と渦巻く大波を前に、足がすくみ動けなくなりついに捕えられてしまったことから「ぬすっとがり」と名付けられました。一度聞いたら忘れられない、なかなか印象的なネーミングですね。
森戸海岸
遠浅で波も穏やか、砂浜がひろく、葉山でもっとも有名な森戸海岸があります。海水浴場もありマリンスポーツも楽しめます。海岸からは伊豆半島や、江ノ島、富士山も見える景勝地です。
遠浅の海に沈む夕景は、三浦半島でもトップクラスの人気を誇ります。この「森戸の夕照(もりとのせきしょう)」は「かながわの景勝50選」に選ばれています。お出かけ際は、ぜひ、夕刻を狙って行きたいものです。
ますます運気をアップ!パワースポット3選
海南神社(かいなんじんじゃ)
神奈川県三浦市にある神社で、三浦一族の鎮守として歴史の古い神社です。樹齢800年の大銀杏があり、1月にはユネスコ無形文化遺産・郷土芸能「チャッキラコ」が行われます。豊漁・豊作や商売繁盛などを祈願する女性のみで踊られる民俗芸能の一つです。
最近、話題になっている、変わり種みくじも登場しました。その名も「三崎鮪みくじ」で、丸々と太ったお腹におみくじを抱え、一つひとつ愛嬌のある表情をした紙製のまぐろを釣り竿を使って「水揚げ」し、運試し。特に子ども達に大人気です。
森戸大明神(森戸神社)
神奈川県葉山町にある、源頼朝公創建の海辺の神社です。今から約850年前の1160年、平治の乱に敗れ伊豆に流された源頼朝公は、三嶋明神(現在の静岡県・三嶋大社)を深く信仰し源氏の再興を祈願しました。
1180年、そのご加護により旗挙げに成功し天下をおさめた頼朝公は、鎌倉に拠ると即座に信仰する三嶋明神の御分霊を、鎌倉に近い葉山の聖地に歓請し、長く謝恩の誠をささげたと伝えられています。森戸大明神から海辺へと通じる橋は、浜でおはらいやみそぎが行われたことから、「みそぎ橋」と呼ぶようになったと言い伝えられています。
海辺に立つ葉山の総鎮守であり、源頼朝や北条、足利諸氏が崇めてきた森戸大明神には、今も多くの参拝客が訪れています。神聖な空気に包まれている境内や岩山に立つ千貫松(せんがんまつ)、沖合の孤島に立っている赤い鳥居、遠くには富士山、江の島を望む夕景は絶景で「森戸の夕照」としてかながわの景勝50選に選ばれています。
御祭神は、大山祗命(おおやまつみのみこと)、事代主命(ことしろぬしのみこと)の2つの神様がまつられています。水天宮前の丸い2つの「子宝の石」は、手で撫でると子宝に恵まれ、「貝合わせ恋守」は貝合わせのように恋が実ると言われています。
東叶神社(ひがしかのうじんじゃ)
東西の2つの叶神社が浦賀の港を挟んで向かいあっていて、それぞれ「東叶神社」「西叶神社」と言われています。「願いが叶う」ことから名付けられたと言われており、いかにもご利益がありそうです。東西にある叶神社は、浦賀の港から「浦賀の渡し」で行き来することができます。
東叶神社にある珍しい親子の狛犬は、左右の両方が口を閉じているように見えます。対して、西叶神社の狛犬は、左右両方とも口を開けているように見えるので、東西で一対となっているとも言われています。
また、自分用にもお土産にも忘れてはいけないのが、お守りです。東叶神社のお守り袋に、西叶神社の勾玉を納めて身につけていると、恋愛をはじめさまざまな良縁を訪れると言われています。訪れた際は、ぜひ、東西どちらも足を運んでみましょう。
家族や仲間と楽しむレジャースポット5選
小松ヶ池公園
河津桜の名所として知られています。京急線の三浦海岸駅から小松ヶ池公園までの線路沿い約1kmに、約1,000本の河津桜が植えられています。河津桜は早咲きで知られ、毎年2月から3月にかけて、恒例の「桜まつり」が開催され、線路沿いには桜のほか、菜の花も同時に咲き並びます。
期間中は三浦海岸駅の前に特設のテント村が設けられ、地元の新鮮な野菜をはじめ、だいこん焼酎など三浦の特産品が販売されます。桜の時期だけでなく、自然を楽しむ公園として、バードウォッチングや自然観察を楽しむ人も多数訪れています。
観音崎(かんのんざき)公園
東京湾に突き出ている岬に位置しており、変化に富んだ自然美あふれる岩場と砂浜での海水浴や磯遊び、釣りなどが楽しめます。 また、日本最初の洋式燈台「観音埼灯台」をはじめ、「観音崎自然博物館」、「横須賀美術館」、レストランなども点在する魅力あふれるエリアです。
海上を行き交う船舶を眺めたり、シイやタブを中心とした照葉樹林のなかを散策したり、京急馬堀海岸駅から観音崎公園までのウォーキングなど、楽しみ方は色々です。
「観音埼灯台」は、フランス人技師F.L.ヴェルニーにより日本最初の洋式灯台として建設されたもので、1868(明治元)年9月に起工、翌年1月1日に点灯しました。
長井海の手公園ソレイユの丘
相模湾、富士山、湘南を望む岬に広がる「ソレイユの丘」は、食事や遊び、体験など家族や仲間と一日中楽しむことができる総合公園です。敷地は24.6ヘクタールの広さで、「三浦半島の農&海をまるごと体験パーク」をテーマにしています。
園内で栽培された旬の野菜の収穫体験をはじめ、三浦半島で唯一の観覧車やキャンプ場、パンや工作などの手作り体験、遊技施設、動物とのふれあい、手ぶらBBQ場のほか、レストランや温浴施設も完備しています。
春は菜の花、秋はコスモスが咲き誇ります。ひろい園内には、畑や温室があり、果物や野菜の収穫体験など、四季を通じて楽しむことができます。ふれあい動物村では、カンガルーやカピバラ等かわいい動物とのふれあい体験も楽しめます。
また、温泉施設ソレイユの丘「海と夕日の湯」があり、露天風呂からは広大な太平洋の景観を楽しめるほか、澄んだ空には「富士山」が見えます。夕焼け空も最高です。
うみかぜ公園
広々とした芝生広場、目の前の海には「猿島」が浮かんでいます。海沿いなので、景色も空気も爽快です。海を眺めながらのバーベキューは最高!天気の良い日は、友達や家族連れで楽しめます。
また、スポーツ派にはスケートボード、3オン3やマウンテンバイク、壁打ちテニスなどを楽しめるエリアもあります。 近くにはショッピングセンターもあり何かと便利です。また、隣接する「海辺釣り公園」だけでなく、こちらの公園でも釣りが楽しめます。
カメハメハ大王の渚
「カメハメハ大王の渚」は透明度の高い綺麗な海の前にあるリゾートで、ハワイアンな海の家です。日本の水浴場88選にも選ばれています。雰囲気はプライベートビーチのようで、ハワイアンミュージックを聞きながら、ゆったりとした時間が流れます。
海が穏やかなので、釣り・シュノーケル・パドルボート・カヤック・磯遊びなどが楽しめます。BBQも一年中できます。富士山が見える絶景のサンセットを見ながらのコーヒータイムもオススメです。 三崎のマグロ、三浦の野菜や果物が使われたハワイ料理、 ハワイシェイブアイスもあります。まるでハワイにいるかと錯覚してしまうような雰囲気を味わってみてください。
雨の日でも安心!屋内テーマパーク4選
京急油壺(けいきゅうあぶらつぼ)マリンパーク
神奈川県三浦市にある水族館です。大型のサメを常設している「魚の国」、全天候対応型の屋内大海洋劇場ファンタジアム、三浦半島の自然が体感できる「みうら自然館」、話題の三崎マグロを味わえる「三崎マグロのレストラン Log Terrace」などなど、遊んで食べて楽しめます。その他にもイルカのプールやあしか島、かわいいペンギンたちが暮らしているペンギン島など、見どころたくさんです。
照明や音響を駆使したイルカ・アシカショーは屋内会場なので季節や天候に関わらず快適です。小さなお子様やお年寄りまで楽しめます。京急油壺マリンパークの特徴の一つとして、ほぼ全ての展示施設やパフォーマンスをペットと一緒に観覧することができます。「犬が大好きなイルカ」ジャンボは、犬を見ると近寄ってくるそうです。
横須賀美術館
2007年にオープンした、横須賀市の市制100周年を記念した美術館です。ガラスで覆われた建物は「環境全体が美術館」というコンセプトにもとづいて作られ、周りの自然と一体となる工夫があちこちになされています。
年6回の多彩な企画展のほか、横須賀・三浦半島とゆかりのある画家たちの作品をはじめ、日本の近現代美術の名品約5,000点の中から選ばれた所蔵品展や週刊新潮の表紙絵で知られ、ノスタルジックな雰囲気が魅力の谷内六郎作品を常設展示しています。
風光明媚な観音崎の地に立っているので、絶景美術館としても知られています。東京湾を臨み、緑に囲まれた屋外のすばらしい眺めは、三浦半島の中でも指折りの景観です。
有名シェフが総料理長を勤める全席オーシャンビューのイタリアンレストラン「アクアマーレ」、おしゃれなアイテムを販売しているミュージアムショップなど併設施設も充実しています。 建物だけでなく、細部までこだわった美術館です。
三浦ガラス工芸館Kirari
三崎港バス停から商店街を歩いて数分の場所にあるガラス工芸館「Kirari」では、国内外のガラス工芸作家の作品を展示販売しています。お土産に最適な「Kirariブランド」商品も数多くあり、旅のお土産にちょうどいいアクセサリーや、小物雑貨を見つけることができます。
また、店内の一角では、バーナーでガラス棒を溶かしながら、ステンレス棒に巻き付けて玉を作る「トンボ玉」、ガラスの皿やコップに砂を吹き付けて絵や文字を彫る「サンドブラスト」、板ガラスの上で絵を描く様にガラスのパーツを並べて焼き、溶着させて作る「フュージング」などガラス工芸の体験教室を催しています。一見、初心者でもできるか不安にもなりますが、講師が丁寧に教えてくれます。
作るアイテムによって材料費が変わってくるため、講習料は予約時に確認をしてくださいね。ネックレスやストラップなどにもでき、体験とともに、ひと味違った記念品になります。
白秋記念館
三崎ゆかりの詩人「北原白秋」の世界を体感することができる白秋記念館は、三浦三崎での白秋の足跡をたどる展示がされています。「まちぼうけ」や「城ヶ島の雨」などの作詞で有名な詩人・北原白秋は、象徴的で印象的な手法によって新鮮な感覚情緒を述べ、たくさんの童謡を作りました。
三崎の風土は、27歳で三崎に移り住んだ青年・白秋の心にとても暖かかったようで、その後約10ヶ月をこの地で過ごしたそうです。白秋記念館から目の前の海岸に降り立つと、「白秋碑」がそびえ建ち、「城ヶ島の雨」の歌詞が刻まれています。
スイーツ大好き女子が絶賛するおやつ3選
ミサキドーナツ
「ミサキドーナツ」は、三浦半島で唯一のドーナツ専門店で、三崎港周辺・鎌倉・逗子・横浜などに店舗があります。店名である「ミサキドーナツ」のミサキは、神奈川県三浦市の三崎からきています。ドーナツなのに、油っこくないので、ぺろりといけちゃう、ダイエット女子には若干、憎めない罪なスイーツです。
店舗は1階と2階があります。1階ではドーナツの販売、2階はイートインスペースとなっています。ゆったり食べてもよし、テイクアウトして片手に食べ歩きでもオススメです。
三浦パン屋 充麦(みつむぎ)
神奈川県の三浦半島の南部、温暖な気候と豊かな土に恵まれた土地に「充麦」があります。DJでもある「充麦」のオーナーシェフが、音楽と、おいしいものをぎゅっと詰め込んだこだわりのお店です。
「充麦」の特徴は、自分たちで育てた小麦を使ってパンを焼いているということです。種まきから収穫、脱穀、製粉までの一連の流れを経て大切に育てられた小麦が、パンになります。常時30〜35種類ほど、ハード系のパンから、おかずパンまで、噛むほどに小麦本来の甘みが口いっぱいに広がります。パンのみでなく、なんと「小麦茶」や「小麦ビール」まで販売しています。
MARLOWE(マーロウ)
ビーカーの入れ物と、目立つロゴが特徴的で、食べたことはなくともTVなどで「見たことはある」という方が多いのでは?ビーカープリンでおなじみの「MARLOWE」は、1984年に開業しました。当初は、魚や野菜を使った料理のレストランとして親しまれ、デザートとしてのプリンが、テイクアウトとしても人気を博し、今やプリンの名店として知られています。
プリンの種類は、カスタード・王様(有精卵入り)・かぼちゃ・抹茶・エスプレッソなど、常時10種類以上あります。1個800円ほどなので、決してお手頃価格ではありませんが、ボリュームも味も大満足の逸品です。お土産にも喜ばれます。