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【編集部記事】現地報道によると、2005年から延々と続いている「Google Book Search訴訟」について現地時間8月3日、元Google側の担当者だったDan Clancy氏が「Google Book Searchの本当の目的は、Amazonつぶしだった」と証言した模様。
Dan Clancy氏といえば、出版関係者なら誰でも知っているまさにGoogle Book Searchサービスの“スポークスマン”とも呼べる人物だったが、長期化する裁判に疲れ、その後はGoogle社を退社。報道等によると、Clancy氏は証言台に立ち、2003年のサービス開始以前から同サービスが社会貢献が目的ではなく、当初からAmazon社へのトラフィック集中を阻止するための営利目的事業であった事を明らかにした模様。
米スタンフォード大図書館や大英図書館、日本では慶応大学などGoogle Book Searchに協力的だった図書館機関が存在するため、世界中の図書館関係者にとってこれはかなりショッキングな展開に発展していきそうな気配だ。【hon.jp】
問合せ先:bizjournal.comの記事( http://www.bizjournals.com/sanjose/news/2012/08/06/google-books-aimed-at-amazon.html )