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香港に鹿児島の鶏白湯ラーメン「月よみ」 クリーミーな泡のスープで提供

鹿児島の鶏白湯ラーメン「月よみ」が香港に進出

鹿児島の鶏白湯ラーメン「月よみ」が香港に進出

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 鹿児島で鶏白湯ベースのラーメンを提供する「月よみ(月詠)」(Shop 146A, 1/F, Olympian City 2, 18 Hoi Ting Rd, Tai Kok Tsui, Kowloon TEL 2328 6266)が2月11日、香港の奥運駅直結の「奥海城」にオープンした。海外初出店となる。

入り口には創業者手作りの木彫りのカウンター

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 同ブランドは、日本の国産鶏100%の白湯スープを使い、ブレンダーで「まろやかな泡」を作り、見た目も味も重視するのが特徴。同ブランドは3年で、日本国内に7店舗をオープン。創業者の上薗光洋さんは数々の大手ラーメン店やレストランで経験を積んできたが、娘の誕生をきっかけに、人工香料・人工調味料不使用のラーメン店を作ることを決意し、2020年、鹿児島に鶏白湯専門のラーメン店「TSUKIYOMI by GET54」をオープンした。

 店舗面積は115.68平方メートル。インテリアデザインは鹿児島の西谷山本店のスタイルを踏襲した。異なる種類の原木を使い、グレーと黒を基調とした60席を用意した。入り口の木彫りのカウンターは上薗さん自ら手作りで彫ったもので、自然素材にこだわる同ブランドのコンセプトを表現している。

 鶏白湯スープは白濁色にゆで上げたもの。クリーミーに泡立たせ、日本と同様に3種類の看板メニューを用意した。鶏チャーシューも含めて日本産にこだわり、じっくり煮込んで柔らかく風味豊かに仕上げた。天然素材を使用した全粒粉麺は 「柔らかい食感」が特徴。甘みと辛味が特徴な京野菜の一つ「九条ネギ」も日本国内と同様に取り扱う。

 「原精鶏白湯拉麺(THE鶏そば)」(88香港ドル)は、同ブランドのスタンダードで、純日本産鶏ガラ100%のスープを使った看板メニュー。クリーミーな泡のスープに、鶏チャーシューと九条ネギをたっぷりのせる。

 レモンとバターの香りを利かせた「檸檬牛油鶏白湯拉麺(Lemonバター鶏そば)」(98 香港ドル)は、鶏白湯スープにバターを溶かし込み、より濃縮した風味とコクを出した。 レモンの酸味がスープにバランスを与え、「濃厚でありながら脂っこさを感じさせない仕上がり」になっているという。卓上のトリュフオイルやブラックペッパーを加えることで、味の変化も楽しめる。

 「擔擔鶏湯拉麺(坦TAN鶏そば)」(98 香港ドル)は、鶏白湯スープをベースに、数種類の唐辛子から作ったソースとゴマペーストをブレンドし、「滑らかな食感」に仕上げた。

 ほかにも、香港限定の新作2種類を用意。鹿児島のさつま揚げをのせた「鹿兒島魚餅鶏汁冷麺」(108香港ドル)は、カツオと鶏のだしを利かせたスープを開発した。レモンや卵ものせて仕上げる。もう一つは、鶏もも肉のローストをのせた冷やし麺「胡麻醤燒鶏腿拌麺」(108香港ドル)で、鶏白湯スープに日本のごま汁を合わせ、じっくり煮込んだ柔らかな鶏もも肉と日本の温泉卵を加えた。

 アラカルトメニューも、鶏唐揚げ「月詠炸鶏」(2個=38香港ドル、4個=68香港ドル)、鶏皮ギョーザ「酥脆鶏皮餃子」(48香港ドル)、さつま揚げ「鹿兒島月揚庵魚餅」(48香港ドル)などを用意。香港限定の鶏チャーシューとキュウリのゴマソースあえ「芝麻醤拌青瓜鶏叉燒」(48香港ドル)、鶏そぼろ丼「月詠費治鶏肉蛋飯」(58香港ドル)なども用意する。米は鹿児島県産米を使う。

 営業時間は11時~22時。

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