食パン専門店「銀座に志かわ」を運営する銀座仁志川(本社・東京都中央区)は、きょう6日(火)午前10時に北海道4店舗目となる「銀座に志かわ釧路店」(釧路市芦野5—1—5)をオープンさせる。(写真は、「銀座に志かわ釧路店」のイメージ画像=銀座仁志川提供)
「銀座に志かわ」は、独自に開発したアルカリイオン水を仕込み水に使用した「水にこだわる高級食パン」で、カナダ産の最高級小麦粉、バター(マーガリン不使用)、生クリーム、はちみつなどの厳選した素材を使用。アルカリイオン水によって、素材の旨みを最大限に引き出し、絹のように柔らかく、ほんのりと甘みのある食パンに仕上がるのが特徴。
2018年9月13日に銀座で1号店をオープン、北海道には19年11月25日に「札幌琴似店」(札幌市西区)、同年12月3日に「北見店」(北見市)、同年12月20日に「苫小牧店」(苫小牧市)をそれぞれフランチャイズ(FC)でオープンさせている。1号店から約2年7ヵ月で100店舗を達成しており、北海道4店舗目の「釧路店」は109店舗目のオープンとなる。同店もFC店舗で、工房を兼ね備えた店舗では、焼きたての香りと共に食パンを毎日提供する。
「銀座に志かわ釧路店」のオープンで、この地区のパン戦争が本格化する。今年4月17日にベーカリープロデューサー岸本拓也さん直営の「あの人はナルシスト」(釧路郡釧路町木場2丁目1ー12)を出店したのを皮切りに、同月24日にはT.H.S(本社・埼玉県越谷市)が展開する高級食パン専門店「純生食パンHARE/PAN(ハレパン)」の北海道3店舗目となる「釧路店」(釧路町曙1丁目2ー10)がFC出店。そして今回の「銀座に志かわ」、さらに7月中旬にはIFC(本社・東京都新宿区)がフランチャイズ展開している焼きたて食パン専門店「一本堂」の「釧路愛国店」(釧路市愛国東4丁目36ー6)がオープンする。
これら4店舗は至近の距離にあり、釧路町と釧路市の境界付近は俄かにパンの集積地になった。まだ進出していない「乃が美」や「嵜本」なども加われば、全国の高級食パンブランドが集合するショーウインドーになる。