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カセット・テープ型のローファイ・サンプラー、「スカロク」(2,000円)を使ってみました
昨日、高円寺のショップ 円盤で見かけた2,000円サンプラー「スカロク」。ちょこっとツイートしたところ、けっこう反響が大きかったので、改めて紹介します。
この「スカロク」は、ジャンクテクノユニット PUNSUCAが製作しているオリジナル・ガジェット。最近のものではなく、けっこう前から販売されているガジェットです。駄菓子屋のオモチャのような、レトロなパッケージングがイイですね。
「スカロク」。筐体は、ソニーのカセット・テープ・ケースです。
側面には、ミニ・ジャックの出力端子(モノラル)を装備。
もう一方の側面には、マイクが取り付けられています。
取扱説明書とは別に同梱されているスタートアップ・ガイド。上部の録音ボタン(赤色のボタン)を押すと、マイクに入力された音がサンプリングされます。サンプリング・タイムは最長10秒で、取扱説明書によるとサンプリング・レートは8kHz(ビット・レゾリューションに関しては記載無し)。そして再生ボタン(黒色のボタン)を押すと、サンプリングされた音が頭から最後まで再生されます。
「スカロク」で出来ることは、“サンプリングして、それを再生する”ことだけなので、サンプラーと言うよりはレコーダーという感じもしますが、その超ローファイなサウンドはなかなか味わい深いものがあります。とりあえずiPhoneのFiltatronで鳴らした音をサンプリングして再生する様子をビデオ撮影してみましたので、興味のある方はご覧ください。
同じカセット・テープ・ケース筐体のシンセサイザー、Open Music Labs「Mixtape Alpha」と並べてみました。
PUNSUCAは、同じシリーズのボコーダー「スカボコ」も製作しています。こちらは3,000円となっています。
「スカロク」と「スカボコ」は、高円寺のショップ 円盤で販売されています。
あのピカルミンも販売されていました。5,000円。
’80sラジカセも販売中。けっこういい値段します。
懐かしのカセットMTRも。
カラオケ用ラジカセなんていうのも売っていました。
’80sカセット・テープのデッドストックも販売中。
謎の自主制作カセット。Ibanezのエフェクト内蔵カセット・プレーヤー、RP-300とセットで販売されているというのがイイです。6,900円。
Tumblr: PUNSUCA
円盤