ニューギニア (信託統治領)
かつてオセアニアに存在したドイツ、日本の植民地
- ニューギニア準州
- Territory of New Guinea
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← 1914年 - 1975年 →
→(国旗) (国章) - 国歌: God Save the Queen
女王陛下万歳 -
公用語 英語、オーストロネシア語族、パプア諸語、トク・ピシン、ドイツ語系クレオール語 首都 ラバウル(1914年₋1937年)
ラエ(1937年₋1942年)
ワウ(1942年)
ポートモレスビー(亡命首都)- 国王
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1914年 - 1936年 ジョージ5世 1952年 - 1975年 エリザベス2世 - 行政官
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1914年 - 1915年 ウィリアム・ホームズ 1934年 - 1942年 ウォルター・マクニコール - 面積
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240,861km² - 人口
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1966年 1,582,861人 - 変遷
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第一次世界大戦中にドイツ領ニューギニアをオーストラリアが占領 1914年 第二次世界大戦中に日本軍に占領される 1942年₋1945年 オーストラリアの国連信託統治領 1946年 オーストラリア領パプアと行政連合の元で、「パプア及びニューギニア準州」として設立 1949年 オーストラリア領パプアと行政連合で統合していたのが、「パプアニューギニア」とさらに改名 1971年 パプアニューギニア独立国としてオーストラリアから独立 1975年
通貨 オーストラリア・ポンド
オーストラリア・ドル
ニューギニア準州(英語: Territory of New Guinea)は、南太平洋の現在パプアニューギニアのニューギニア島北東部およびビスマルク諸島とソロモン諸島の一部のブーゲンビル島などからなる、かつてオーストラリアの信託統治領であった領土である。
歴史
編集ドイツ国支配のドイツ領ニューギニアであったが、第一次世界大戦中の1914年にオーストラリア軍が占領した。第一次世界大戦後の1919年のヴェルサイユ条約により、敗戦国ドイツの領土から国際連盟の委任統治領としてオーストラリア統治による領土となった。
第二次世界大戦中の1942年から1945年には、日本軍に占領された(ニューギニアの戦い)。
ニューギニア島南東部の同じくオーストラリア海外領土であったパプアと1949年に「パプア及びニューギニア準州」の名称で行政連合し統合した。そのパプアと統合した行政連合「パプア及びニューギニア」が1971年に「パプアニューギニア」とさらに改名し、1975年にオーストラリアから独立した。行政連合として統合後も、独立するまでパプアとニューギニアはそれぞれ別々の独自性を保っていた。