「切手」の版間の差分
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脚注を編集 (ProveIt使用) #proveit 出典付きで加筆。偽造切手について記述。 |
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== 日本における切手の模造と著作権 ==
[[File:Natural park day stamp of specimen.JPG|thumb|200px|かつて郵便局へ配布されていた「見本切手」の例(1959年)。この見本切手は一般人も郵便文化振興協会を通じて入手することは可能だった。]]
{{
1840年にイギリスで切手が登場し、収集家向けに偽造されたのは1860年代初頭である<ref>Thornton Lewes & Edward Pemberton, ''[https://archive.org/details/forgedstampshowt00lewe Forged Stamps: How to Detect Them]'' , Edinburgh, 1863 (1979 republication in ''Early Forged Stamps Detector'', New York), pp. 7-8.</ref>。
日本において、偽札事件に比べ低額であることから事件としては少ないが、料金分の切手を偽造しようとしたものとして著名なものは、1913(大正2)年に発生した「菊切手偽造事件」がある。この偽切手は、早期に発見され押収されたため現存するものが少なく、逆に偽造品の方にプレミアがつく結果となった<ref>{{Cite web |url=http://umdb.um.u-tokyo.ac.jp/DKankoub/Publish_db/2001Hazama/02/2300.html |title=真贋のはざま |access-date=2023-07-22 |website=umdb.um.u-tokyo.ac.jp |publisher=[[東京大学]]}}</ref>。
=== 郵便切手類模造等取締法 ===
切手は郵便料金を前納した証紙であるため、その複製には一定の制約がある。[[郵便切手類模造等取締法]](郵模法)<ref name="yumo">{{Cite web |url=https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=347AC0000000050 |title=郵便切手類模造等取締法(昭和四十七年六月一日法律第五十号) |accessdate=2009-03-05 |work=e-Gov法令検索 |publisher=総務省行政管理局}}</ref>の第1条第1項では、日本を含め世界の郵便切手と見間違えるような外観を有するものを製造したり頒布したりすることが禁止されている。
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