カントー大学
ベトナムの大学
カントー大学(カントーだいがく、英語名:Can Tho University)は、ベトナム第5の都市カントーにある国立総合大学。南部メコンデルタ地帯のカントー省省都(ホーチミン市から約170キロ西南)に位置する。日本のODAによる研究施設(総合研究実験棟および先端研究棟)を有し、特に農業・水産・環境分野における研究・教育能力の強化を行っている。
沿革
編集その後、学部増設に伴い、現在では理工系・情報系・法政系・教育系を含め、学生数約45,000名の国立総合大学となっている。
概要
編集メコンデルタ地区に位置し、ベトナムの最先端の農業研究所を有する。JICAによる研修生の派遣、さくらサイエンスプログラムによる学生派遣など、長年にわたり日本との交流を行っている。
構成
- 農業・応用生物学部 College of Agriculture and Applied Biology (COA)
- 水産学部 College of Aquaculture and Fisheries
- 工学部 College of Engineering Technology
- 情報・通信技術学部 College of ICT
- 理学部 College of Sciences
- 環境・資源学部 College of Environment and Natural Resources
- 教育学部 School of Education
- 経済・経営管理学部 School of Economics & BA
- 法学部 School of Law
- マルクス-レーニズム・ホーチミン思想学部 School of ML & HCM Ideology
- 予科 School of Pre-University
- バイオテクノロジー・R&D研究所 Biotechnology R&D Institute
- メコンデルタ研究所 Mekong Delta DR Institute