キャリントン (映画)
クリストファー・ハンプトンによる1995年の映画
『キャリントン』(Carrington)は、1995年に制作されたイギリス・フランス合作映画。クリストファー・ハンプトン監督・脚本。画家のドーラ・キャリントンの伝記映画であるが、特にブルームズベリー・グループの一員であったリットン・ストレイチーとの関係を中心に描いている。
キャリントン | |
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Carrington | |
監督 | クリストファー・ハンプトン |
脚本 | クリストファー・ハンプトン |
製作 |
ロナルド・シェドロ ジョン・マッグラス |
製作総指揮 |
フランシス・ボーフラッグ フィリップ・カルカソンヌ ファビエンヌ・ヴォニエ |
出演者 |
エマ・トンプソン ジョナサン・プライス |
音楽 | マイケル・ナイマン |
撮影 | デニス・レノア |
編集 | ジョージ・エイカーズ |
配給 | 日本ビクター |
公開 |
1995年5月2日 1995年9月22日 1996年1月13日 |
製作国 |
イギリス フランス |
言語 | 英語 |
同年の第48回カンヌ国際映画祭において審査員特別賞、男優賞を受賞した。
ストーリー
編集ある日ドーラ・キャリントンは、作家のリットン・ストレイチーを紹介される。彼は同性愛者であったが、お互いに惹かれるものがあり、やがて一緒に暮らし始める。しかし深い愛はあったが、ドーラの肉体を満足させることはなかった…。
キャスト
編集※括弧内は日本語吹替
- ドーラ・キャリントン - エマ・トンプソン(山像かおり)
- リットン・ストレイチー - ジョナサン・プライス(池田勝)
- ジェラルド・ブレナン - サミュエル・ウェスト(古澤徹)
- マーク・ガートラー - ルーファス・シーウェル(平田広明)
- ラルフ・パートリッジ - スティーヴン・ウォディントン(原康義)
- レディ・オットリーン・モレル - ペネロープ・ウィルトン(沢田敏子)
- ビーカス・ペンローズ - ジェレミー・ノーサム
- ヴァネッサ・ベル - ジャネット・マクティア
- クライヴ・ベル - リチャード・クリフォード
- フランシス・パートリッジ - アレックス・キングストン
原作(訳書)
編集- マイケル・ホルロイド『キャリントン』中井京子訳(新潮文庫、1996年)、原書は夫ストレイチーの伝記後半部