キングカメハメハ・コナビーチ・ホテル
キングカメハメハ・コナビーチ・ホテル(英語: King Kamehameha's Kona Beach Hotel)は、米国ハワイ州ハワイ島カイルア・コナにある老舗ホテルで、現在は「コートヤード・バイ・マリオット」ブランドのホテルとなっている。
概要
編集キングカメハメハ・コナビーチ・ホテルは、米国ハワイ州ハワイ島カイルア・コナにあるカイルア桟橋そばに1975年に建てられたホテルで、2011年からマリオット・インターナショナルが中価格帯のビジネス兼リゾート用のホテル・ブランド「コートヤード・バイ・マリオット」として運営されている[1]。
この場所はカメハメハ大王が晩年を過ごした地で、カイルア桟橋のそばにあり、カイルア湾の聖地「カマカホヌ」も目の前にあり、カイルア・コナの目抜き通りであるアリイ通りにも面していて、フリヘエ宮殿、モクアイカウア教会などへ歩いても行ける。ハワイ王朝の首都がラハイナ、ホノルルへと移った後も、この地はカメハメハ一族がリゾートとして利用したので、王族の肖像画や、大型カヌーなどがホテル内に展示されている。
クリスマスあるいは他の機会のパレードは、旧飛行場公園で準備してアリイ通りに出るし、独立祭の花火は近くのカイルア湾で打ち上げられる。
ホテルのボールルーム(Ballroom)は地元あるいは訪問して来る合唱団、音楽家の格好の公演会ホールになっている。バイキング料理が楽しめるレストラン「ホヌ」は、地元民も自前あるいは企業のクリスマス/忘年・新年会に利用し、特にカニ料理は有名。
アイアンマン世界選手権大会のトライアスロン(競泳、自転車競技、マラソン)は、全てこのホテル脇の広場からスタート、フィニッシュする。
このホテルは、アリイ通りに面したロイヤル・コナ・リゾート[2]、ウィンダム・リゾート[3]など、数々の大中小ホテルと競合する。また、ハワイ島の西海岸に新しく開発された大型ホテル群(南から北へ、コナ地区:ケアウホウのシェラトン、カイルア・コナのキングカメハメハ・コナビーチ・ホテル、カウプレフのフォーシーズンズホテル、コハラ地区:ワイコロアビーチのヒルトンとマリオット、マウナラニ・リゾートのフェアモント・オーキッド・ホテル、ウェスティン・ハプナビーチ・リゾート/ハプナビーチ・プリンス、カウナオア湾に面したマウナケア・ビーチ・ホテル)の一角を占めている。
交通
編集コナ国際空港からはタクシー、レンタカーなどで、クイーン・カアフマヌ・ハイウェイを南下してからパラニロード(Palani Road)へ入り、15分位。ホテルのマウカ(山側)に広い駐車場がある。ホテルからカイルア・コナ近郊へは、桟橋に近いので、そこから出る「ホップオン・ホップオフ」バスが利用できる。ハワイ島内の北方面のワイメアや東海岸のヒロなどへはヘレオン・バスがある。
海上をクルーザーなどで来た場合は、大型船はカイルア桟橋には着岸できないので、テンダーボートに乗って上陸したら、ホテルはすぐ目の前である。
参照項目
編集- グランド・ナニロア・ホテル - ハワイ島東海岸のヒロの老舗ホテル
脚注
編集外部リンク
編集座標: 北緯19度38分27秒 西経155度59分51秒 / 北緯19.640795744999213度 西経155.99761494171537度