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クラスノダール地方

ロシア連邦を構成する地方
クラスノダール地方
ロシア語: Краснодарский край
クラスノダール地方の旗クラスノダール地方の紋章
クラスノダール地方旗クラスノダール地方紋章
クラスノダール地方の位置
国歌クバーニ,汝は我らが故郷!ロシア語版
公用語ロシア語
首府クラスノダール
クラスノダール地方知事ヴェニアミン・コンドラーティエフ
第一副知事ジャムブラート・ハトゥオフ
構成体種別地方
連邦管区南部
経済地区北カフカース
面積
 - 総計
国内第42位
75,485km2
人口(2014年)
 - 総計
 - 人口密度
 - 都市/地方比率
国内第3位
5,402,609人
71.57人/km2
53.5% : 46.5%
時間帯UTC +3(DST: なし)モスクワ時間
ISO 3166-2:RU
番号
ウェブサイトhttp://admkrai.kuban.ru/

クラスノダール地方(クラスノダールちほう、ロシア語:Краснодарский край クラスナダールスキイ・クラーイ)は、ロシア連邦南部連邦管区を構成する地方のひとつ。北コーカサス(北カフカス)に位置する。行政の中心はクラスノダール

名称

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別名、クバン地方クバーニと呼ばれる。

概要

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隣接する行政区画は北から時計回りに、ロストフ州スタヴロポリ地方カラチャイ・チェルケス共和国ジョージアアブハジア自治共和国(現在はアブハジア共和国として事実上独立状態にある)となり、西側にケルチ海峡を挟んでウクライナクリミア自治共和国(2014年以降クリミア共和国としてロシアは編入を宣言しているが、国際的には承認されていない)があり、南部でアディゲ共和国を包囲している。2018年にはクリミア半島との間にクリミア大橋が開通した。

黒海沿岸に位置しており、ロシアの中では比較的温暖な地方である。そうした特性から、クラスノダール地方にはノヴォロシースクをはじめとする不凍港があり、さらにソチなどのリゾート都市が複数存在している。茶や米[1]の栽培も盛んで、世界の茶栽培の北限に近い。黒土地帯にあり土地が肥沃で、トウモロコシなどの穀類やひまわり、果物が栽培されている。

この地方を流れるクバン川(クバーニ川)は古くから水運が盛んでギリシャオスマン帝国との交易路だった。

歴史

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オスマン帝国ペルシャ帝国ロシア帝国に囲まれた緩衝地帯で、古くから戦略的に重要な地域であった。16世紀以降、オスマン帝国とロシア帝国はこの地域の覇権をめぐって軍事衝突を繰り返した。

1787年に露土戦争 (1787年-1791年)が勃発、急遽旧ザポロージャのシーチのウクライナ・コサックから黒海コサック軍が編成される。1792年に黒海コサック軍がクバーニへ移住。 コーカサス戦争(1817年 - 1864年)。 1860年にクバーニ・コサック軍となった。 ドン軍管州(1870年 - 1920年)。 ドン全大軍(1918年 - 1920年)。 ドン州ロシア語版(1920年 - 1924年)とドネツィク州に分割。 1922年、アディゲ共和国ソ連の自治州として分離された。

1989年、アブハジア紛争。 1992年8月14日、アブハジア戦争英語版が勃発。

2014年にはソチ冬季オリンピックパラリンピックが開催された。

主な都市

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クラスノダール地方の行政区画。
包囲しているのがアディゲ共和国。

標準時

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この地域は、モスクワ時間帯標準時を使用している。時差はUTC+3時間で、夏時間はない。2011年3月までは、標準時がUTC+3で夏時間がUTC+4、同年3月から2014年10月までは通年UTC+4であった。

脚注

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出典

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外部リンク

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  ウィキメディア・コモンズには、クラスノダール地方に関するメディアがあります。