ザ・プラン9
日本のお笑いグループ
ザ・プラン9(ザ・プランナイン)は、吉本興業に所属する日本の6人組お笑いグループ。2001年4月結成。『M-1グランプリ2006』ファイナリスト。
ザ・プラン9 | |
---|---|
メンバー |
お〜い!久馬 浅越ゴエ ヤナギブソン コヴァンサン きょうくん 爆ノ介 元メンバー 鈴木つかさ なだぎ武 |
結成年 | 2001年 |
事務所 | 吉本興業 |
活動時期 |
トリオ(初期メンバー) 2001年4月 - 2002年4月 5人組 2002年4月 - 2008年2月 4人組 2008年3月 - 2015年5月 トリオ(一部メンバー脱退後) 2015年5月 - 2020年10月 6人組 2020年10月 - |
出身 |
NSC大阪校10期(久馬) NSC大阪校16期(浅越) NSC大阪校17期(ヤナギブソン) 松竹芸能タレントスクール(コヴァンサン、きょうくん) NSC大阪校30期(爆ノ介) NSC大阪校12期(鈴木) NSC大阪校8期(なだぎ) |
旧コンビ名 |
シェイクダウン(久馬) イン☆パルス、デモしかし(浅越) 君と僕(ヤナギブソン) チョップリン(コヴァンサン・きょうくん) カバと爆ノ介(爆ノ介) |
現在の活動状況 | テレビ・ライブなど |
芸種 |
コント 漫才 |
現在の代表番組 | 6人組での出演はなし |
同期 |
久馬 メッセンジャー 桂三度など 浅越 中岡創一(ロッチ) ライセンスなど ヤナギブソン 福田充徳(チュートリアル) バイきんぐなど コヴァンサン・きょうくん オジンオズボーン篠宮 ダイアンなど 爆ノ介 アイロンヘッド ダブルアートなど 鈴木 小籔千豊 COWCOWなど なだぎ 千原兄弟 FUJIWARAなど |
公式サイト | 公式プロフィール |
メンバー
編集- お〜い!久馬(おーいきゅうま、1972年7月22日 - )(52歳)
- 結成初期からのメンバーであり、リーダー。
- →詳細は「お〜い!久馬」を参照
- 浅越 ゴエ(あさごえ ゴエ、1973年12月20日 - )(50歳)
- 結成初期からのメンバー。
- →詳細は「浅越ゴエ」を参照
- ヤナギブソン(1976年3月25日 - )(48歳)
- 2002年4月加入。当初は他のメンバーより芸歴が短かったため吉本側から正式加入を認められず、言わばサポートメンバーのような扱いだった[1]。
- →詳細は「ヤナギブソン」を参照
- コヴァンサン(1975年9月30日 - )(49歳)
- 2020年10月加入。コンビ「チョップリン」としても活動している。
- きょうくん(1976年2月23日 - )(48歳)
- 2020年10月加入。コンビ「チョップリン」としても活動している。
- →コヴァンサンときょうくんの詳細については「チョップリン」を参照
- 爆ノ介(ばくのすけ、1979年6月10日 - )(45歳)
- 2020年10月加入。「カバと爆ノ介」の解散後、しばらくの間ピン芸人として活動していた。
- →詳細は「爆ノ介」を参照
元メンバー
編集- 鈴木 つかさ(すずき つかさ、1972年8月29日 - )(52歳)
- 結成初期からのメンバー。2008年2月28日脱退。
- →詳細は「鈴木つかさ」を参照
- なだぎ 武(なだぎ たけし、1970年10月9日 - )(54歳)
- 2002年4月加入、2015年5月17日脱退[2]。
- →詳細は「なだぎ武」を参照
その他メンバー
編集来歴
編集- 2001年4月、それぞれグループを解散した久馬・鈴木・浅越により結成。baseよしもとの主力メンバーとなる。
- 2002年4月、なだぎ・ヤナギブソンが加入して5人組体制になる。
- 2003年7月、baseよしもと卒業。同年8月よりうめだ花月を中心に活躍。
- 2004年、第34回NHK上方漫才コンテストにて優秀賞受賞。
- 2006年、『M-1グランプリ2006』にて決勝戦進出。2人組以外のグループ・ユニットで決勝戦進出を果たしたのは2023年現在でも彼らのみ。また、当時のメンバーであったなだぎの決勝戦進出時の芸歴「17年目」という記録も当時は最長で、2017年に村田秀亮(とろサーモン)が19年目で決勝戦進出を果たすまで破られていなかった[4]。ネタ後、審査員の南原清隆(ウッチャンナンチャン)からは「設定自体は“天使と悪魔”で非常にオーソドックスなんですけども、5人がやると全然違うように見えるんで、それが見ていて面白かったですね。もうちょっと5人ならではの(方向性)が見えてくると、もっと凄くなるような可能性があります」と5人でのスタイルが高評価を受けたが、最終結果は7位に終わった。なお、『キングオブコント』は2008年から出場しているが、決勝戦進出は果たせていない。
- 2008年2月、他メンバーとの方向性の違いを理由に鈴木が脱退。
- 2015年5月、なだぎが脱退してトリオになる。
- 2016年3月、結成15周年を記念してメンバー増員計画を発表[5]。
- 2020年10月23日、大阪なんばグランド花月にて開催の単独ライブ『3543』公演中に新メンバーをお披露目。コンビ「チョップリン」のコヴァンサン・きょうくん、ピン芸人の爆ノ介の加入が発表され、ザ・プラン9史上初の6人組となった[6]。
特徴
編集賞レース成績・受賞歴など
編集→個人および他のグループでの成績・受賞歴などについては「浅越ゴエ#賞レース成績・受賞歴など」「ヤナギブソン#賞レース成績・受賞歴など」「チョップリン#賞レース成績・受賞歴など」「爆ノ介#賞レース成績・受賞歴など」「鈴木つかさ#賞レース成績・受賞歴など」「なだぎ武#賞レース成績・受賞歴など」を参照
M-1グランプリ
編集2006年では結成年が「2002年」とされていたが、大会復活後に「2001年4月」に修正された。
年 | 結果 | エントリーNo. | 決勝戦キャッチコピー | 備考 |
---|---|---|---|---|
2003年 | 準決勝敗退 | |||
2004年 | 準決勝敗退 | |||
2005年 | 準決勝敗退 | |||
2006年 | 決勝7位[7] | 3882 | 5人の漫才革命児 | 史上唯一のコンビ以外のファイナリスト |
2007年 | 準決勝欠場[8] | 敗者復活戦も欠場[8] | ||
2008年 | 不参加 | |||
2009年 | 不参加 | |||
2010年 | 不参加 | 規定上のラストイヤー[9] | ||
2015年 | 準々決勝敗退[10] | 1153[10] | 一部メンバーが脱退してから初の出場 | |
2016年 | 準々決勝敗退[10] | 1729[10] | 2度目のラストイヤー |
キングオブコント
編集年 | 結果 | 備考 |
---|---|---|
2008年 | 準決勝敗退 | 2014年までは4人組での出場 |
2009年 | 準決勝敗退 | |
2010年 | 準決勝敗退 | |
2011年 | 準決勝敗退 | |
2012年 | 準決勝敗退 | |
2013年 | 準決勝敗退 | |
2014年 | 準決勝敗退 | |
2015年 | 準決勝敗退 | この年からトリオでの出場 |
2016年 | 2回戦敗退 | |
2017年 | 準々決勝敗退 | この年から無条件で1回戦免除 |
2018年 | 準々決勝敗退 | |
2019年 | 準々決勝敗退 | |
2020年 | 不参加 | |
2021年 | 準々決勝敗退 | この年から6人組での出場 |
2022年 | 準々決勝敗退 | |
2023年 | 準々決勝敗退 | |
2024年 | 準決勝敗退 | 6人組になってから初の準決勝進出 |
その他(成績)
編集- 2024年 THE SECOND 〜漫才トーナメント〜2024 選考会敗退
主な出演番組
編集- オールザッツ漫才(毎日放送)
- エンタの神様(日本テレビ)
- キャッチコピーは「新笑いの5人囃子」→「新コメディーの5人噺子」。
- 鈴木脱退後のキャッチコピーは「四峰のコメディー組(ユニット)」
- なだぎのみのキャッチコピーは「至高のややこしや」→「舞い踊るキャラの百貨店(デパート)」
- 浅越のみのキャッチコピーは「お笑いニュースキャスター」
- ヤナギブソンのみのキャッチコピーは「ザ・プラン9のCF(センターフォアード)」
- 爆笑オンエアバトル(NHK)戦績0勝2敗 最高285KB
- 久馬・鈴木・浅越時代の2001年、なだぎ・ヤナギブソン加入後の2004年に出場。
- 笑いの金メダル(朝日放送)
- 登龍門F(フジテレビ)「お笑い登龍門」
- ザ・プラン9のお〜きなアナ(ABCラジオ、2007年4月 - )
- 爆笑レッドカーペット(フジテレビ)久馬以外全員がピンで出演(各々の詳細とキャッチコピーは本人の項を参照)。
- メッセ弾(テレビ大阪)
- 爆笑レッドシアター(フジテレビ)
DVD
編集単独DVD
編集- 「サークルS」(2004年2月25日)収録日:2003年12月12日
- 「西暦二〇〇X年四月一日、禁洒法ヲ施行スル。」(2004年8月11日)収録日:2004年4月
- 「The Ten-Show」(2005年1月26日)収録日:2004年8月28日
- 表紙イラスト:南勝久
- 「弁斗とジェッ太〜大阪ブレインドレイン〜」(2005年5月18日)収録日:2004年12月
- 客演:竹中絵里(現・幸田恵里)
- 「THE PLANET9 Earth 見晴らしのええマンション〜コントstyle〜」(2005年6月22日)収録日:2003年2月
- 「こわがり」(2005年10月26日)
- 「アオいアオいアオい空」(2006年1月25日)収録日:2005年8月
- 客演:竹中絵里、土平ドンペイ
- 「編集者 竹一平の苦悩」(2006年5月24日)収録日:2005年
- 客演:竹中絵里
- 「7-8X4月」(2006年8月30日)収録日:2006年3月
- 「足痛いのにがんばった〜コントStyle〜」(2006年10月25日)収録日:2006年5月28日
- 「なゐ震る」(2007年3月28日)
- 客演:ヘッドライト和田友徳
- 「銀行ノススメ」(2007年8月8日)収録日:2006年12月
- 客演:平田敦子、武内由紀子、竹中絵里、チェリーキューピット
- 「功夫ジョン 完全版」(2007年12月5日)収録日:2007年5月
- 「THE PLANET9 Earth〜コントStyle〜 鍛えるぞ!鍛えるぞ!」(2008年5月21日)収録日:2007年8月19日
- 「仇男」(2008年9月24日)収録日:2008年2月8日ワッハホール
- 脚本:演出:久馬 歩
- VTR出演:アジアン隅田美保
- 「室内の人々(お誕生日壊/a room)」(2009年1月28日)収録日:2008年4月27日ワッハホール
- お誕生日壊:脚本:ヤナギブソン 演出:覚王山
- a room:脚本:演出:久馬 歩
- 「THE PLAN9 ウルグアイから来た男〜ネタツアー〜」(2009年6月24日)収録日:2008年8月27日なんばグランド花月
- 「SLIDE AWAY,SLIDE DOWN.」(2009年6月24日)収録日:2008年11月ABCホール
- 脚本:演出:覚王山
- 「ウルグアイ〜」「SLIDE AWAY,〜」はユニット初となる初回限定DVDBOXとして2枚組セット発売もされた。
- 「何かが正解です!」(2010年2月10日)収録日:2009年4月 - 5月
- 「ジンジャーエールはない!〜ネタツアー〜」(2010年8月25日) 収録日:2009年8月23日なんばグランド花月
- 客演:Mr.オクレ
その他
編集- 「ダイナマイト関西」(久馬、ヤナギブソン)
- 「バトルオワライヤル」(久馬、鈴木、浅越)
- 「緊急特別DVD 追悼ケンドーコバヤシさん」(浅越、なだぎ)
- 「日常」(浅越、なだぎ)
- 「日常〜恋の声〜」(なだぎ、ヤナギブソン)
- 「うめだ花月2周年記念DVD 永久保存版」
- 「うめだ花月2周年記念DVD A級保存版」
- 「M-1グランプリ2006完全版 史上初!新たなる伝説の誕生〜完全優勝への道〜」
- 「Base SUMMER SMILE02 OSAKA」
- 「Base SUMMER SMILE03 OSAKA」
スペシャルコンテンツ
編集- 三菱・デリカD:5の販売店店頭用コンテンツに登場している。ただしなだぎはディランで登場。
脚注
編集- ^ お笑いタイフーン vol.6(エンターブレイン)より
- ^ “なだぎ武、ザ・プラン9脱退でピン芸人に「前に進むため」”. ORICON (2015年5月17日). 2015年5月18日閲覧。
- ^ 番組紹介&出演者プロフィール | THE PLAN9のお〜きなアナ [リンク切れ]
- ^ その後2018年に毛利大亮(ギャロップ)が20年目で進出、現在の最長は2020年での長谷川雅紀(錦鯉)の26年目。
- ^ “「ザ・プラン9」メンバー増員を発表 友近に熱烈オファー?”. スポニチアネックス (2016年3月11日). 2016年3月11日閲覧。
- ^ “【速報】ザ・プラン9に新メンバー加入! 爆ノ介ら迎え3人改め6人グループへ”. ラフ&ピースニュースマガジン (2020年10月23日). 2020年10月24日閲覧。
- ^ “大会の歴史”. M-1グランプリ 公式サイト. 2024年1月29日閲覧。
- ^ a b 直前に浅越が急性肝炎で入院したため、準決勝を欠場。敗者復活戦前には退院したが、大事をとり敗者復活戦も欠場した。
- ^ 出場資格が「2000年5月以降結成」とされたため。
- ^ a b c d “ザ・プラン9 | コンビ情報”. M-1グランプリ 公式サイト. 2024年1月29日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- ザ・プラン9 プロフィール|吉本興業株式会社
- R and C Ltd. - ザ・プラン9 - - ウェイバックマシン(2014年3月30日アーカイブ分)(レコード会社よしもとRandC公式ウェブサイト)