デイヴ・マーレイ
デイヴ・マーレイ(Dave Murray、本名: David Michael Murray、1956年12月23日 - )は、イギリス、ロンドンのエドモントン出身のミュージシャン、ギタリスト。アイアン・メイデンの3人のギタリストのうちの1人で古参メンバーある。
デイヴ・マーレイ | |
---|---|
基本情報 | |
出生名 | David Michael Murray |
生誕 | 1956年12月23日(67歳) |
出身地 | イングランド ロンドン・エドモントン |
ジャンル | ヘヴィメタル |
職業 | ギタリスト、ソングライター |
担当楽器 | ギター |
活動期間 | 1975年〜現在 |
レーベル | EMI |
共同作業者 | アイアン・メイデン |
著名使用楽器 | |
フェンダー・ストラトキャスター |
略歴
編集15歳の時に、ジミ・ヘンドリックスの「ヴードゥー・チャイル」を聴き、ロックへの興味を覚える。彼が最初に結成したのは、ストーン・フリーという、トリオバンドだった。このバンドには、アイアン・メイデンのメンバーであるエイドリアン・スミスも参加していた。その後、スティーヴ・ハリスと出会い、1976年に初めてアイアン・メイデンに参加するまで、多くの異なるバンドでプレイした。1977年に一時脱退したが、翌年にはバンドに復帰している。彼と、スティーヴ・ハリスは、メジャーデビュー以来のオリジナルメンバーである。
彼のアイドルはポール・コゾフ(FREEのギタリスト)とケイト・ブッシュ。
2018年現在はハワイに在住。
(その後のバンド活動はアイアン・メイデンを参照)
サウンド
編集ピックアップ・トーンの切り替えによる音色の変化を多用し、チョーキングやトリルを多用した流麗なフレージングが持ち味である。その独特のサウンドは、彼のスマイルとともにファンに愛されている。
機器
編集アイアン・メイデン初期はフェンダーの黒い改造ストラトキャスター[1](フロントとリアのピックアップがディマジオ社製のハムバッカー、ブリッジはマイティマイト社製に交換されており、エスカッションは後に金属製の物を取り付けている)をメインで使用していた。このギターはポール・コゾフが所有していたストラトキャスター('63年製のボディと'57年製のネックを組み合わせたもの)で、もともとはホワイトカラーだった。
1990年代に入るとフェンダー以外のジャクソンやESP等のギターも使用するようになるが、形状はストラトタイプが多かった。
エフェクターは当初、イギリスのエフェクト・ビルダー、ピート・コーニッシュが製作したエフェクトボードを愛用していた。
脚注
編集- ^ 2009年にフェンダーからデイヴ・マーレイモデルのストラトキャスターが発売された。デビュー当時に使用していたハムバッキング・ピックアップを搭載した黒いストラトキャスターを再現した物となっている。またフェンダー・ジャパンからは限定で「アイアン・メイデンモデル」としてストラトキャスターが発売されたことがある。