ナタリー (ニュースサイト)
株式会社ナターシャが運営するニュースサイト
ナタリー(英: Natalie)は、株式会社ナターシャが運営するニュースサイト[2]。本項目では運営会社である株式会社ナターシャ(英: Natasha, Inc.)についても記述する。
URL |
natalie |
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言語 | 日本語 |
タイプ | ニュースサイト |
運営者 | 株式会社ナターシャ |
設立者 | 株式会社ナターシャ |
登録 | 任意 |
開始 | 2007年2月 |
現在の状態 | 運営中 |
本社所在地 |
日本 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前1-2-4 |
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設立 | 2005年12月28日 |
業種 | 情報・通信業 |
事業内容 | 次世代型ニュースメディア「ナタリー」運営、コンテンツ制作・運営、ウェブサイト制作 |
代表者 | 代表取締役社長 藤田哲史 |
資本金 | 1億6,550万円(2017年6月現在) |
純利益 |
1億8993万4000円 (2023年03月31日時点)[1] |
総資産 |
14億6840万1000円 (2023年03月31日時点)[1] |
従業員数 | 98名(2019年4月現在) |
決算期 | 3月 |
主要株主 | KDDI株式会社 90%(2014年8月21日現在) |
関係する人物 |
大山卓也(創業者、2017年現在取締役会長) 津田大介 |
外部リンク | 株式会社ナターシャ |
概要
編集音楽ニュースメディアである音楽ナタリー、最新の漫画情報を扱うコミックナタリー、お笑い専門のニュースメディアお笑いナタリー、映画情報を扱う映画ナタリー、舞台・演劇を扱うステージナタリーに分類されており[3]、それぞれのポップカルチャーに特化したエンターテインメント情報を配信する[4]。
2013年7月時点で月間約2000本の記事を配信し、月間ページビューは3200万[5]。Twitterとの連動やPerfume、ももいろクローバーZなどをいち早く特集紹介するなどの編集方針の先見性が評価されたため、支持を拡大した[5]。
特徴として物故記事の場合でも、基本的に故人の敬称を付けずに報道するスタンスを取っている[注釈 1]。
歴史
編集- 2005年12月、ナターシャ設立(2006年2月に有限会社化、2007年1月株式会社化)[7]。設立当初のメンバーは、代表取締役社長の大山卓也[8]、非常勤取締役の津田大介[9]のほか2名[10]。
- 2007年2月、音楽ニュースサイト、ナタリーを開設[2][4]。サイト名はフリオ・イグレシアスの曲「Nathalie」(邦題:黒い瞳のナタリー)が由来である[10]が、英表記は「Natalie」である。
- 2008年12月、日本国内のコミック情報を配信するニュースサイト、コミックナタリーを開設[11]。
- 2009年8月、お笑い芸人の情報を配信するニュースサイト、お笑いナタリーを開設[12]。
- 2011年5月、日本国内のおやつ情報を配信するニュースサイト、おやつナタリーを開設[13]、同年8月31日配信終了[14]。
- 2014年8月21日付にて、ナターシャの発行済み株式のうち90%をKDDIが取得し、同社の連結子会社となった[15]。大山は代表取締役社長を継続した[16]。
- 2016年2月2日に、舞台・演劇の情報を配信するニュースサイト、ステージナタリーを開設[17]。
- 2016年6月、本社を東京都渋谷区神宮前1-2-4に移転
- 2017年2月、ナタリー10周年。大山が代表取締役社長を退任、取締役会長に就任した[18]。後継の社長に藤田哲史が就任した。
関連作品
編集関連書籍
編集- 大山卓也『ナタリーってこうなってたのか』双葉社〈YOUR BOOKS 02〉2014年8月20日発売、ISBN 978-4-575-30700-9
- 唐木元『新しい文章力の教室』インプレス 2015年8月7日発売、ISBN 978-4-8443-3872-7
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b 株式会社ナターシャ 第18期決算公告
- ^ a b “ポップカルチャーの通信社を目指す ナターシャ 大山卓也社長(前編)”. Impress Watch. 2011年11月2日閲覧。
- ^ “ナタリーの紹介”. 株式会社ナターシャ. 2015年11月6日閲覧。
- ^ a b “情報が早すぎてキモイ!」 “エンタメ系”ニュースサイト「ナタリー」編集部を直撃!”. nifty. 2012年3月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年11月2日閲覧。
- ^ a b 「ニュースサイト ナタリー 異彩放つ」産経新聞2013年7月29日朝刊文化面
- ^ “今井絵理子氏と生稲晃子氏への支持表明について、音楽業界4団体が音楽ナタリーの取材に回答”. 音楽ナタリー. (2022年7月7日)
- ^ “ナターシャ、音楽情報を軸にしたコミュニティポータル「ナタリー」開設”. ベンチャーナウ. 2007年3月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年12月15日閲覧。
- ^ “Webマガジン幻冬舎: お前の目玉は節穴か season 2 第1回 「ナタリー」編集長、大山卓也インタビュー 前編”. 幻冬舎. 2011年11月2日閲覧。
- ^ “津田大介さんDeNAオフィシャルリクルーター就任の真意”. リクナビ. 2012年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年11月2日閲覧。
- ^ a b “ポップカルチャーの通信社を目指す ナターシャ 大山卓也社長(後編)”. Impress Watch. 2011年11月2日閲覧。
- ^ “ナタリーがサイトリニューアル。新たに「コミックナタリー」開始”. Impress Watch. 2011年12月17日閲覧。
- ^ “芸人の新着情報やライブレポートを配信する「お笑いナタリー」をオープン。”. Impress Watch. 2011年12月17日閲覧。
- ^ “おやつ専門ニュースサイト「おやつナタリー」オープン”. Impress Watch. 2011年11月2日閲覧。
- ^ “おやつナタリー終了のお知らせ”. ナタリー. 2011年12月17日閲覧。
- ^ “KDDIが「ナタリー」運営元企業の株式90%を取得、連結子会社に”. Internet watch. インプレス (2014年8月22日). 2014年8月22日閲覧。
- ^ “KDDI、「ナタリー」買収 運営会社を子会社化”. ITmedia (2014年8月22日). 2014年8月22日閲覧。
- ^ “舞台・演劇のニュースを毎日発信!「ステージナタリー」オープン”. ナタリー. 2016年5月11日閲覧。
- ^ “大山卓也が語る、ナタリー創業から社長退任までの10年間”. CINRA.NET. p. 4 (2017年2月3日). 2018年1月30日閲覧。
- ^ “なぜ幸世はナタリーに就職したのか”. RO69. 2011年12月19日閲覧。
- ^ “Webマガジン幻冬舎: お前の目玉は節穴か season 2 第17回 「コミックナタリー」編集長 唐木元インタビュー 前編 自分にとって切実なものしか取り扱わないって決めたんだよ”. 幻冬舎. 2012年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年12月19日閲覧。
- ^ “ナタリー編集部が映画「モテキ」の舞台に-社長役はリリー・フランキーさん”. 下北沢経済新聞. プレスラボ. 2011年12月19日閲覧。
- ^ “後藤まりこ・在日ファンクなどが追加。モテキコンピ『Covers for MTK Lovers盤』の全収録曲発表&試聴スタート”. RO69. 2011年12月19日閲覧。
外部リンク
編集- ナタリー - ポップカルチャーのニュースサイト
- 株式会社ナターシャ
- 音楽ナタリー (@natalie_mu) - X(旧Twitter)
- コミックナタリー (@comic_natalie) - X(旧Twitter)
- お笑いナタリー (@owarai_natalie) - X(旧Twitter)
- 映画ナタリー (@eiga_natalie) - X(旧Twitter)
- ステージナタリー (@stage_natalie) - X(旧Twitter)
- ナタリーストア (@natalie_store) - X(旧Twitter)