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ビルハルツ住血吸虫(ビルハルツじゅうけつきゅうちゅう、学名Schistosoma haematobium)とは、住血吸虫科住血吸虫属に属する吸虫の1種。1851年ドイツの医師テオドール・ビルハルツ英語版により、発見された。

ビルハルツ住血吸虫
膀胱内のビルハルツ住血吸虫の卵
分類
: 動物界 Animalia
: 扁形動物門 Platyhelminthes
: 吸虫綱 Trematoda
亜綱 : 二生亜綱 Digenea
: 有壁吸虫目 Strigeoidea
上科 : 住血吸虫上科 Schistosomatoidea
: 住血吸虫科 Schistosomatidae
亜科 : 住血吸虫亜科 Schistosomatinae
: 住血吸虫属 Schistosoma
: ビルハルツ住血吸虫 S. haematobium
学名
Schistosoma haematobium (Bilharz, 1852) Weinland, 1858[1]
和名
ビルハルツ住血吸虫

体形は線虫様に細長く、雌雄異体であり、終宿主には雄が抱雌管で雌を抱えた状態で寄生する。中間宿主ヒラマキガイ科 Bulinus 属の淡水巻貝、終宿主はヒトサル膀胱静脈叢に寄生する。

主に中近東インドポルトガルアフリカで発生する。

脚注

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  1. ^ 暫定新寄生虫和名表”. 日本寄生虫学会用語委員会 (2008年5月22日). 2011年4月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年12月24日閲覧。

参考文献

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  • 今井壯一ほか編 『最新家畜寄生虫病学』 朝倉書店 2007年 ISBN 4-25-446027-9

関連項目

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