ベーリング海
太平洋最北部の海
ベーリング海(ベーリングかい、Bering Sea)は、カムチャツカ半島とチュクチ半島、スワード半島、アラスカ本土、アラスカ半島、アリューシャン列島に囲まれた太平洋最北部の海。
セントローレンス島、ヌニヴァク島、プリビロフ諸島などの島があり、ベーリング海峡で北極海に繋がる。面積は231万km2。
都市は、アメリカ側のアラスカ州にはノームなどが、ロシア側のチュクチ自治管区にはアナディリがある。ベーリング海内の湾には、ロシア側のアナディリ湾、アメリカ側のブリストル湾、ノートン湾などがある。
サケやカニなどの好漁場として知られているが、暴風や巨大波が多く、日本近海と同じく海難事故が多い、危険な海である。
名称は、ヨーロッパ人として初めてユーラシア大陸とアメリカ大陸が海により分断されていることを発見した、ヴィトゥス・ベーリングに因む。
海底地形
編集ベーリング海北部には水深の浅い大陸棚が発達している。
主な出来事
編集脚注
編集- ^ 「また漁船が沈没 アリューシャン沖 大シケで18人絶望」『朝日新聞』昭和45年(1970年)4月24日朝刊、12版、15面