上野コミュニティバス
上野コミュニティバス(うえのコミュニティバス)は、三重県伊賀市の旧上野市を運行するコミュニティバスであり、「にんまる」という愛称が付いている。なお、運行は三重交通に委託されている。
概要
編集旧上野市街を循環するコミュニティバス。運行開始時は「しらさぎ」という愛称で運行していたが、2020年4月から「にんまる」に改称した。なお、現在のラッピングバスのデザインと愛称はともに一般公募を経て決定したものである[1][2]。
歴史
編集運賃制度
編集- 運賃
- 大人200円、小人(小学生)100円。
- ※全区間共通。乳児(1歳未満)は無料、障がい者は半額[4]。
- 交通系ICカード全国相互利用サービスを導入している。
- 回数券
- 2,000円(200円券 11枚綴り)
- 1,000円(100円券 11枚綴り)
- 500円(50円券 11枚綴り)
- ※いずれも、バス車内(上野コミュニティバス、青山行政バス、伊賀市行政サービス巡回車(いがまち、島ヶ原、阿山、大山田))で販売。
- 定期券
上野コミュニティバスの全路線で有効となる。なお、定期券は下記の3種を販売している。
- 1か月定期券
- 3か月定期券
- 6か月定期券
- ※三重交通上野旅行センター、市役所交通政策課・各支所振興課(上野支所を除く)で販売。
路線
編集各コースとも曜日や祝日の有無を問わず運行するが、片方向しか運行されない。
内回り
編集内回り循環 西コース
編集- 上野市駅 → 崇広堂前 → 中町 → 愛宕町 → 勧進辻 → 名阪東インター前 → 市民病院 → イオンタウン伊賀上野 → 四十九 → 四十九駅東 → 国道並松 → 桑町駅南 → 伊賀市役所 → 白鳳高校前 → 労働基準監督署前 → 税務署前 →茅町駅前 → 恵美須町 → 上野市駅
内回り循環 東コース
編集- 上野市駅 → 崇広堂前 → 中町 → ふれあいプラザ前 → 恵美須町 → 茅町駅前 → 税務署前 → 労働基準監督署前 → 白鳳高校前 → 伊賀市役所 → 四十九 → 四十九駅東 → 四十九駅 → 病院下(イオンタウン伊賀上野前) → 市民病院 → 病院下(イオンタウン伊賀上野前) → 国道並松 → 名阪東インター前 → 桑町 → 恵美須町 → 上野市駅
外回り
編集外回り循環 西コース
編集- 上野市駅 → 白鳳通り → アピタ伊賀上野店 → 西大手 → 鍵屋辻 → 八幡町 → 市民病院 → イオンタウン伊賀上野 → 四十九 → 四十九駅東 → 国道並松 → 桑町駅南 → 伊賀市役所 → 上野病院 → 文化会館 → 緑ヶ丘 → 車坂 → 農人町 → 赤坂 → 上野市駅
外回り循環 東コース
編集- 上野市駅 → 片原町 → 広小路駅前 → 農人町 → 車坂 → 緑ヶ丘 → 文化会館 → 上野病院 → 伊賀市役所 → 四十九 → 四十九駅東 → 四十九駅 → 病院下(イオンタウン伊賀上野前) → 市民病院 → 病院下(イオンタウン伊賀上野前) → 国道並松 → 八幡町 → 鍵屋辻 → 西大手 → アピタ伊賀上野店 → 白鳳通り → 上野市駅
車両
編集現在
編集-
にんまる 車両(2019年4月投入車)
(※現在の愛称。デザインは公募により決定)
過去
編集- 2台が在籍した。老朽化のため、2019年と2020年に1台ずつ離脱した。なお、同車は「しらさぎ」という愛称だった時に運行を担当した。
-
しらさぎ 車両
(※愛称変更・車両置換えのため、この車両は現存しない)
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b “「忍者市」を疾走するバス車両ラッピングデザインが決まりました!”. 伊賀市 (2019年2月4日). 2022年4月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月9日閲覧。
- ^ a b “「忍者市」を走るコミュニティバスの愛称が決まりました!”. 伊賀市 (2020年2月3日). 2022年12月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月9日閲覧。
- ^ “コミュニティバス「にんまる」にバスロケーションシステムが導入されています”. 伊賀市 (2019年3月27日). 2022年4月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月9日閲覧。
- ^ “にんまる 時刻表・運賃” (PDF). 伊賀市 (2019年1月1日). 2022年3月29日閲覧。
- ^ 「「にんまる」街を走る コミュニティバス、運行開始 伊賀 / 三重」『毎日新聞』2020年4月3日。オリジナルの2020年4月9日時点におけるアーカイブ。2023年5月9日閲覧。
関連項目
編集- 日本のコミュニティバス一覧
- 伊賀市 行政バス・廃止代替バス
外部リンク
編集- コミュニティバス「にんまる」 - 伊賀市