倶利伽羅剣
不動明王が右手に持つ剣
倶利伽羅剣、倶利迦羅剣(くりからけん)は、不動明王の立像が右手に持つ剣[1]。三昧耶形では不動明王の象徴そのものであり、貪瞋痴の三毒を破る智慧の利剣である。倶利伽羅竜王が燃え盛る炎となって剣に巻き付いた姿で描かれることから、この名がある[1]。
愛知県名古屋市にある熱田神宮は同名の刀剣を所蔵しており、別宮八剣宮の神宝として『張州雑志』にも記載されている[2]。1971年(昭和46年)には、愛知県の指定文化財になっている[2]。
また、縦に裂いた鰻を巻き付けるようにして竹串に刺した蒲焼を、その形から倶利伽羅剣にちなみ「倶利伽羅焼き」(くりから焼き)と呼ぶことがある[3][4]。
フィクション作品
編集脚注
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- ^ a b “倶利伽羅剣(くりからけん)”. コトバンク. 2017年1月17日閲覧。
- ^ a b “倶利迦羅剣(くりからけん)”. 愛知県. 2017年1月17日閲覧。
- ^ 美味い話にゃ肴あり 8巻, p. 39, - Google ブックス、2021年11月13日閲覧。
- ^ 古地図片手に記者が行く 「鬼平犯科帳」から見える東京21世紀, p. 244, - Google ブックス、2021年11月13日閲覧。
参考文献
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