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十条駅 (東京都)

東京都北区上十条にある東日本旅客鉄道の駅

十条駅(じゅうじょうえき)は、東京都北区上十条一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅である。駅番号JA 14

十条駅
北口(2010年5月)
じゅうじょう
Jūjō
JA 13 板橋 (1.7 km)
(2.0 km) 赤羽 JA 15
地図
所在地 東京都北区上十条一丁目12-10
北緯35度45分37秒 東経139度43分20秒 / 北緯35.76028度 東経139.72222度 / 35.76028; 139.72222座標: 北緯35度45分37秒 東経139度43分20秒 / 北緯35.76028度 東経139.72222度 / 35.76028; 139.72222
駅番号 JA14
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 埼京線
(線路名称上は赤羽線[* 1]
キロ程 3.5 km(池袋起点)
大崎から16.9 km
電報略号 シウ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
33,362人/日(降車客含まず)
-2023年-
開業年月日 1910年明治43年)11月1日
備考
  1. ^ 1972年7月までは、線路名称上は山手線。
  2. ^ 南改札に導入[1]
テンプレートを表示
南口(2015年11月)

当駅を通る路線は、線路名称上は赤羽線であるが、運転系統上は埼京線として案内される。特定都区市内制度における「東京都区内」に属する。

歴史

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駅構造

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相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、それぞれのホームに改札口(北改札・南改札)がある。南改札にはお客さまサポートコールシステムが導入されており、終日インターホンによる案内となる[1]。また、それぞれのホームを連絡する跨線橋がある。ホームは両端の踏切(いずれも公道)に挟まれている。

自動券売機、多機能券売機[1]指定席券売機[1]、自動改札機が設置されている。下りホームには待合室、トイレがある。多機能トイレを併設している。

のりば

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番線 路線 方向 行先
1   埼京線 北行 赤羽武蔵浦和大宮川越方面
下り
2 南行 池袋新宿大崎りんかい線相鉄線方面
上り

(出典:JR東日本:駅構内図

発車メロディ

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上下線で日本電音製の発車メロディを使用している。

1   せせらぎ
2   高原

特記事項

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  • あずみ跡地には、これまで改札脇にあったNewDaysが移転し、2014年8月29日に開店した。

利用状況

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2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員33,362人である。他路線との接続が無い駅としては、埼京線内最多である。

1990年度(平成2年度)以降の1日平均乗車人員の推移は下表の通り。

年度別1日平均乗車人員[統計 1]
年度 1日平均
乗車人員
出典
1990年(平成02年) 32,458 [* 1]
1991年(平成03年) 32,508 [* 2]
1992年(平成04年) 32,827 [* 3]
1993年(平成05年) 32,800 [* 4]
1994年(平成06年) 32,258 [* 5]
1995年(平成07年) 32,104 [* 6]
1996年(平成08年) 32,337 [* 7]
1997年(平成09年) 31,847 [* 8]
1998年(平成10年) 31,956 [* 9]
1999年(平成11年) 31,284 [* 10]
2000年(平成12年) [JR 1]30,764 [* 11]
2001年(平成13年) [JR 2]30,456 [* 12]
2002年(平成14年) [JR 3]30,454 [* 13]
2003年(平成15年) [JR 4]30,559 [* 14]
2004年(平成16年) [JR 5]30,561 [* 15]
2005年(平成17年) [JR 6]30,517 [* 16]
2006年(平成18年) [JR 7]31,379 [* 17]
2007年(平成19年) [JR 8]32,643 [* 18]
2008年(平成20年) [JR 9]33,446 [* 19]
2009年(平成21年) [JR 10]33,882 [* 20]
2010年(平成22年) [JR 11]34,134 [* 21]
2011年(平成23年) [JR 12]34,044 [* 22]
2012年(平成24年) [JR 13]35,285 [* 23]
2013年(平成25年) [JR 14]35,943 [* 24]
2014年(平成26年) [JR 15]35,162 [* 25]
2015年(平成27年) [JR 16]35,901 [* 26]
2016年(平成28年) [JR 17]36,594 [* 27]
2017年(平成29年) [JR 18]36,991 [* 28]
2018年(平成30年) [JR 19]37,110 [* 29]
2019年(令和元年) [JR 20]36,429 [* 30]
2020年(令和02年) [JR 21]23,855
2021年(令和03年) [JR 22]28,714
2022年(令和04年) [JR 23]32,107
2023年(令和05年) [JR 24]33,362

駅周辺

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駅側より十条銀座のアーケード入口を望む

西口駅前では十条駅西口地区第一種市街地再開発事業が都市計画決定されており、2024年完成予定の37階建超高層マンションが2021年3月に着工した[4][5]

西口駅前から北に伸びる商店街の十条銀座は約200軒の商店で構成されていて、東京都北区で最大規模の商店街である[6]

駅西方には帝京大学板橋キャンパスおよび帝京大学医学部附属病院帝京中学校・高等学校など帝京大学グループの施設建物がある。駅南口から線路沿いに板橋方面に向かうと東京家政大学がある。

駅北東に東京都内では2館だけとなった、大衆演劇専用小劇場といわれる篠原演芸場がある。(当駅と東十条駅のほぼ中間。もう1館は浅草木馬館

前述のとおり、駅のホームは踏切に挟まれる形で設置されており、慢性的に混雑している埼京線の車両数を増やせない一つの原因ともなっている。踏切は一方が線路を挟んで立地する別の商店街同士(十条銀座と十条中央商店街(演芸場通り))を結ぶ道路、もう一方が都道455号本郷赤羽線のものである。

バス路線

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国際興業バスが運行。

連続立体交差事業

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十条駅周辺にて、連続立体交差事業(鉄道高架化)の事業化を進める計画がある。そもそもこれは1976年(昭和51年)に東北新幹線開業に伴い通勤新線を建設するのに伴い赤羽線の輸送力増強が必要となったことから、北区が計画に同意するに当たり1983年(昭和58年)9月28日に十条駅を地下化、赤羽駅を高架化することで合意していた[7]

その後赤羽駅は全線で高架化されたが、一方で十条駅に関しては計画が変更され、赤羽駅と同じく高架化を行う事となった[8][9]2016年9月23日には高架建設を前提に「環境影響評価書案」を[10]2017年2月21日には「環境影響評価書案に係る見解書」を[11]、同年10月31日には「環境影響評価書」を東京都知事に提出するなど手続きを進め[12]、東京都は、2020年3月3日に国土交通省から都市計画事業の認可を取得した[3]。2030年度完成予定[3]

工事施行方式は、まず東側に用地を確保し、そこに上り線を仮線として移設し、ついで上り線跡地に下り線を移設し、下り線跡地に単線の高架(下り線)を設置する。更に下り仮線跡地(旧上り線)に上り線の高架を設置する方式がとられることになっている[13]

隣の駅

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東日本旅客鉄道(JR東日本)
  埼京線
通勤快速・快速・各駅停車
板橋駅 (JA 13) - 十条駅 (JA 14)赤羽駅 (JA 15)

脚注

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記事本文

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注釈

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出典

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  1. ^ a b c d e 駅の情報(十条駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2023年9月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月11日閲覧。
  2. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '93年版』ジェー・アール・アール、1993年7月1日、183頁。ISBN 4-88283-114-7 
  3. ^ a b c JR埼京線の連続立体交差事業に着手します 十条駅付近の6箇所の踏切を除却します』(プレスリリース)東京都建設局、2020年3月3日。オリジナルの2020年3月3日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200303152203/https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2020/03/03/06.html2020年3月3日閲覧 
  4. ^ 東京・十条駅のタワマン・商業一体再開発、名称が「J&TERRACE」「J&MALL」に」『財経新聞』(2021年11月22日)。2022年3月11日閲覧。
  5. ^ 北区初30階超の駅前複合施設、名称が「J& TERRACE」と「J& MALL」に決定」2021年11月22日、FASHIONSNAP.COM, RECO ORLANDO inc. 2022年3月11日閲覧。
  6. ^ 十条銀座商店街・十条富士見商店街 北区地域振興部観光振興担当。2022年3月11日閲覧。
  7. ^ 赤羽駅付近連続立体交差化及び十条駅付近地下化促進に関する決議 北区議会 1983年9月28日決議。
  8. ^ JR埼京線十条駅付近を高架化へ - 国鉄時代には地下化構想も”. マイナビニュース. マイナビ (2020年3月15日). 2020年12月3日閲覧。
  9. ^ 東日本旅客鉃道赤羽線(埼京線)十条駅付近の連続立体交差化計画および関連する道路計画について” (PDF). 東京都/北区/東日本旅客鉄道. 2020年11月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月19日閲覧。
  10. ^ 東日本旅客鉃道赤羽線(十条駅付近)連続立体交差事業の環境影響評価書案を提出しました』(プレスリリース)東京都都市整備局、2016年9月23日。オリジナルの2020年4月4日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200404203223/https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2016/09/23/05.html2021年3月6日閲覧 
  11. ^ 東日本旅客鉄道赤羽線(十条駅付近)連続立体交差事業の環境影響評価書案に係る見解書を提出しました』(プレスリリース)東京都都市整備局/建設局、2017年2月21日。オリジナルの2020年4月5日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200405092312/https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2017/02/21/06.html2021年3月6日閲覧 
  12. ^ 東日本旅客鉄道赤羽線(十条駅付近)連続立体交差事業の環境影響評価書を提出しました』(プレスリリース)東京都都市整備局/建設局、2017年10月31日。オリジナルの2020年4月5日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200405121429/https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2017/10/31/02.html2021年3月6日閲覧 
  13. ^ 都市高速鉄道東日本旅客鉄道赤羽線(埼京線)十条駅付近 連続立体交差化計画の都市計画案および環境影響評価書案のあらまし 関連する道路の都市計画案等” (PDF). 東京都/北区/東日本旅客鉄道. 2020年11月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月19日閲覧。
広報資料・プレスリリースなど一次資料
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  1. ^ Suicaご利用可能エリアマップ(2001年11月18日当初)” (PDF). 東日本旅客鉄道. 2019年7月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月23日閲覧。

利用状況

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  1. ^ 東京都統計年鑑 - 東京都
JR東日本の2000年度以降の乗車人員
東京都統計年鑑

関連項目

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外部リンク

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