大都魚類
豊洲市場の水産卸売会社
大都魚類株式会社(だいとぎょるい)は、日本の東京都江東区に本社を構え、水産物卸売業を手掛ける企業である。マルハニチロの100%子会社で、同グループ荷受ユニットの中核企業。
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | |
本社所在地 |
日本 〒135-8109[1] 東京都江東区豊洲6-6-2 豊洲市場水産卸売場棟 |
設立 | 1947年10月1日 |
業種 | 卸売業 |
法人番号 | 4010001034851 |
事業内容 |
水産物および加工食品の卸売業 水産物の輸出入 不動産の所有、賃貸管理 前記に付帯する関連する事業 |
代表者 | 代表取締役社長 橋本宏行 |
資本金 | 26億2800万円 |
発行済株式総数 |
3,162,274 株 (2019年第3四半期時点[2]) |
売上高 |
1063億4300万円(単社) 1131億8700万円(連結) (2018年度[2]) |
決算期 | 毎年3月31日 |
主要株主 |
マルハニチロ株式会社 100% (2020年6月22日現在) |
主要子会社 |
株式会社築地フレッシュ丸都 大都サービス株式会社 丸都冷蔵株式会社 |
外部リンク | https://www.daitogyorui.co.jp/ |
概要
編集本社は東京都江東区豊洲六丁目(豊洲市場)。本社のほか千住(足立区千住橋戸町・足立市場)に、大田(大田区東海・大田市場)、成田(成田市天神峰・成田市場)の各支社がある。
水産物の卸売り・輸出入、加工食品の卸売り、不動産業を主な事業としている。
業界他社に先駆けて豊洲・大田・千住の各拠点でISO 22000を取得。HACCPの食品衛生管理手法を基に食品安全のリスクを軽減し、食の安全・安心に取り組んでいる。また、資源と生態系保護に取り組むマリン・エコラベル・ジャパンの認証を取得、持続可能な漁業流通への取り組みを推進している[3]。
沿革
編集- 1947年(昭和22年)10月 - 水産物売買および販売の受託を目的とし、東京都公認の複数制卸売機関の一会社として築地本場で設立。
- 1948年(昭和23年)4月 - 足立分場(現在の足立市場)に千住支所(現在の千住支社)を設立。
- 1950年(昭和25年)5月 - 中央卸売市場法(当時)に基づき、東京都指定水産物卸売人として許可を受ける。
- 1962年(昭和37年)12月 - 東京証券取引所市場第二部に株式を公開上場。
- 1971年(昭和46年)7月 - 卸売市場法の施行に伴い、農林大臣許可の水産物卸売業者となる。
- 1996年(平成8年)8月 - 大田支社開設。これにより東京都中央卸売市場のうち水産物を取り扱う全3場で卸売業務を担う。
- 2004年(平成16年)3月 - 千葉県成田市の成田魚市場株式会社を合併し、成田支社を開設。
- 2018年(平成30年)10月 - 築地市場の豊洲移転に伴い本社移転。大田支社がISO 22000を取得。同認証の取得は水産物の市場卸売会社として全国で初めて[4]。
- 2020年(令和2年)
- 2022年(令和4年)1月 - 成田支社が所在する成田市場が同市天神峰に移転・新開場。
脚注
編集- ^ 大口事業所個別番号
- ^ a b 決算短信(2019年3月期連結 第3四半期) (PDF, 147.4KB)
- ^ 私たちについて | 大都魚類株式会社
- ^ 「水産卸で初のISO22000取得、大都魚類大田市場」『水産経済新聞』2018年10月5日。2023年7月2日閲覧。
- ^ 大都魚類株式会社 豊洲本社(1階卸売場、2階卸売場、3階卸売場)|認証施設一覧|東京都食品衛生自主管理認証制度|「食品衛生の窓」東京都保健医療局
- ^ 大都魚類株式会社千住支社|認証施設一覧|東京都食品衛生自主管理認証制度|「食品衛生の窓」東京都保健医療局
- ^ 支配株主であるマルハニチロ株式会社による当社株式に対する公開買付けの結果に関するお知らせ 大都魚類 2020年5月22日
- ^ 支配株主であるマルハニチロ株式会社による当社株式に係る株式売渡請求を行うことの決定、当該株式売渡請求に係る承認及び当社株式の上場廃止に関するお知らせ大都魚類 2020年5月28日