大館町
日本の秋田県北秋田郡にあった町
大館町(おおだてまち)は、秋田県北秋田郡にあった町。現在の大館市中心部にあたる。現在の大館市は1951年に新設合併で発足したもので、本町とは別の自治体である。
おおだてまち 大館町 | |
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廃止日 | 1951年4月1日 |
廃止理由 |
新設合併 大館町、釈迦内村 → 大館市 |
現在の自治体 | 大館市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 東北地方 |
都道府県 | 秋田県 |
郡 | 北秋田郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
総人口 |
23,444人 (国勢調査、1950年) |
隣接自治体 | 釈迦内村、長木村、上川沿村、下川沿村 |
大館町役場 | |
所在地 | 秋田県北秋田郡大館町 |
座標 | 北緯40度16分17秒 東経140度33分52秒 / 北緯40.27136度 東経140.56436度座標: 北緯40度16分17秒 東経140度33分52秒 / 北緯40.27136度 東経140.56436度 |
町村制施行時の北秋田郡 2.大館町[1](紫:現・大館市) | |
ウィキプロジェクト |
地理
編集歴史
編集- 1868年(慶応4年)8月22日 (旧暦)) - 大館城攻城戦(戊辰戦争)で大館城および町の中心部が焼き尽くされる。
- 1871年(明治4年) - 大館町から餅田村・上代野村・下代野村・芦田子村・東村・柄沢村が分離独立する。
- 1877年(明治10年) - 大館町が内町と外町に分離し、それぞれ東大館町・西大館町となる。
- 1878年(明治11年)12月23日 - 北秋田郡が発足し、東大館町・西大館町ともに北秋田郡に属する。
- 1880年(明治13年) - 池内村が分離独立する。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、東大館町、西大館町の区域をもって大館町として発足する。
- 1933年(昭和8年) - 長木村から旧柄沢村を分割編入する[2]。
- 1951年(昭和26年)4月1日 - 釈迦内村と合併して大館市が発足。同日大館町廃止。
交通
編集道路
編集出身有名人
編集脚注
編集- ^ 柄沢村編入前の位置図
- ^ “平成24年度 大館市政の概要” (PDF). p. 1. 2013年5月1日閲覧。
- ^ 大館駅は現在では駅舎が旧大館町、敷地の大部分が旧釈迦内村に所在
- ^ 小坂鉄道は大館町の廃止後に同和鉱業に吸収され、のちに小坂製錬へ営業譲渡される。
- ^ 羽州街道・国道5号は現在の秋田県道2号大館十和田湖線・市道になっている。
参考文献
編集- 角川日本地名大辞典 5 秋田県