宗谷本線
宗谷本線(そうやほんせん)は、北海道旭川市の旭川駅から名寄市の名寄駅を経て、稚内市の稚内駅を結ぶ北海道旅客鉄道(JR北海道)の鉄道路線(地方交通線)である。
宗谷本線 | |||
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基本情報 | |||
国 | 日本 | ||
所在地 | 北海道 | ||
種類 | 普通鉄道(在来線・地方交通線) | ||
起点 | 旭川駅 | ||
終点 | 稚内駅 | ||
駅数 |
一般駅:2駅 旅客駅:39駅 貨物駅:1駅 信号場:1か所 | ||
電報略号 | ソヤホセ[1] | ||
路線記号 |
○A(旭川駅 - 新旭川駅間) ○W(永山駅 - 稚内駅間) 路線記号については当該記事も参照 | ||
開業 |
1898年8月12日(天塩線→宗谷線) 1922年11月8日(天塩線→天塩南線) 1924年6月25日(天塩北線) | ||
全通 | 1926年9月25日 | ||
民営化 | 1987年4月1日 | ||
所有者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) | ||
運営者 |
北海道旅客鉄道(JR北海道) (全線 第一種鉄道事業者) 日本貨物鉄道(JR貨物) (旭川 - 名寄間 第二種鉄道事業者) | ||
車両基地 | 旭川運転所 | ||
使用車両 | 使用車両の節を参照 | ||
路線諸元 | |||
路線距離 | 259.4 km | ||
軌間 | 1,067 mm(狭軌) | ||
線路数 |
複線(旭川駅 - 北旭川駅間) 単線(北旭川駅 - 稚内駅間) | ||
電化区間 |
旭川駅 - 北旭川駅間 上記以外非電化 | ||
電化方式 | 交流20,000 V・50 Hz 架空電車線方式 | ||
最大勾配 | 20 ‰ | ||
最小曲線半径 | 200 m | ||
閉塞方式 |
自動閉塞式(CTC・PRC付帯) (旭川駅 - 北旭川駅間) 自動閉塞式(特殊)(CTC・PRC付帯) (北旭川駅 - 永山駅間) 特殊自動閉塞式(電子符号照査式) (永山駅 - 南稚内駅間) 特殊自動閉塞式(軌道回路検知式) (南稚内駅 - 稚内駅間) | ||
保安装置 |
ATS-DN(旭川駅 - 名寄駅間) ATS-SN | ||
最高速度 |
120 km/h(旭川駅 - 名寄駅間) 95 km/h(名寄駅 - 稚内駅間[2]) | ||
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停車場・施設・接続路線 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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概要
編集旭川市から上川管内北部・宗谷管内と道北地方を縦断し、北方領土を除く日本最北端の自治体である稚内市に至る全長259.4 km の鉄道であり、地方交通線としては日本最長である。ほぼ全区間で起終点を同じくする国道40号と並行し、士別市から幌延町にかけては、天塩川の右岸を走行する。
かつて、日本領土であった樺太(南樺太)への連絡鉄道として建設が進められ、終点の稚内から対岸の大泊(コルサコフ)への鉄道連絡船(稚泊航路)が第二次世界大戦終戦時の1945年8月まで就航していた。
また、沿線を流れる天塩川の舟運に代わり、各支線と合わせ道北各地で産出される木材や石炭等の鉱物、水産物を輸送する重要な貨物輸送路線としての使命も担った。このため、第二次世界大戦末期にあって、全国的に列車本数の削減が度々行われるなか、北海道内で最後まで急行列車が運行されていた。
ソ連対日参戦による南樺太占領で戦後は樺太連絡の使命を失い、合理化のため早くも1955年(昭和30年)から多くの普通列車が気動車化された。優等列車は1958年(昭和33年)10月1日に復活し[8]、以降一貫して運転されている。
2000年(平成12年)3月11日には旭川駅 - 名寄駅間の高速化改良工事が完成したことから定期特急列車の運転が開始された[報道 4][新聞 1][新聞 2]。一方で、1995年(平成7年)9月4日までに天北線・深名線など接続する支線は全て廃線となった。
2010年代後半から沿線ではヒグマやエゾシカの出没が頻発。線路内に侵入した野生動物の発見、衝突により列車の遅れや運休が増加傾向を示した。特に、シカとの衝突件数は2018年から2023年までの6年間に平均数は464件(/年)に達し、単純計算で1日1件以上の衝突が発生する状況となっている[9]。
歴史
編集1898年(明治31年)8月12日の旭川駅 - 永山駅間が北海道官設鉄道によって開業したのに始まり[10]、1903年(明治36年)9月3日には名寄駅に到達[10]。以降は官設鉄道によって建設が進められ、1922年(大正11年)11月1日に稚内駅(現在の南稚内駅)まで、浜頓別駅経由のルートで到達した[10][新聞 3]。現在の幌延駅経由のルートは1922年(大正11年)11月8日[10][11][12]から1926年(大正15年)9月25日[10][11][12]にかけて天塩線(てしおせん)[注釈 1]として建設されたもので、1930年(昭和5年)4月1日に宗谷本線に編入され[10][11]、浜頓別経由のルートは北見線(後の天北線)として分離された[10][11]。
幌延経由のルートは天塩川があるため難工事の箇所が多かったのに対し、浜頓別経由のルートは原野が広く拓殖計画の上でも有利であったことから、先に浜頓別経由ルート(後の天北線)が着工された[13]。
しかし、実際には幌延経由の沿線に多くの御料小作人、単独移住民が住んでいた一方、浜頓別経由の沿線には移住民が少なく、代議士や大会社の未開の牧場だけだったため、鉄道の必要性は幌延経由ルートにあり、既定線として既に決まっていた[13]。
ところが、憲政会と政友会の争いがあり、佐々友房、安達謙蔵(憲政会代議士)らが浜頓別経由の沿線に広大な土地を持っていて地盤を築いていたため、安達らが鉄道を個人的利益に悪用して(我田引鉄)、急きょ浜頓別経由ルートに変更された[13]。後に幌延経由ルートも全線開業した。
北海道官設鉄道天塩線
編集- 1898年(明治31年)
- 1899年(明治32年)11月15日:蘭留駅 - 和寒駅間が延伸開業[10][14][16]。和寒駅を開設[15][16]。
- 1900年(明治33年)8月5日:和寒駅 - 士別駅間が延伸開業[10][14]。同区間に剣淵(けぬふち)駅、士別駅を開設[15][16][18]。
- 1903年(明治36年)9月3日:士別駅 - 名寄駅間が延伸開業[10][14]。同区間に多寄駅、風連駅、名寄駅を開設[15][16][19][20][21]。
官設鉄道移管から天塩線編入まで
編集旭川駅 - 音威子府駅 - 浜頓別駅 - 稚内港駅間
編集- 1905年(明治38年)4月1日:北海道官設鉄道天塩線が逓信省鉄道作業局(国有鉄道)に移管[17][16]。旭川駅、剣淵駅の読みをそれぞれ、「あさひがわ」、「けんぶち」[18]に変更。
- 1909年(明治42年)
- 1911年(明治44年)11月3日:天塩線の名寄駅 - 恩根内駅間が延伸開業[10][8]。同区間に智恵文駅、美深(ぴうか)駅、紋穂内駅、恩根内駅を開設[15][16][19][20][21][22]。
- 1912年(大正元年)
- 1914年(大正3年)11月7日:国有鉄道宗谷線の音威子府駅 - 小頓別駅間が延伸開業[10][23]。同区間に上音威子府駅と小頓別駅[16][19][20][21][24]を開設。
- 1916年(大正5年)
- 1918年(大正7年)8月25日:中頓別駅 - 浜頓別駅間が延伸開業[10][23]。同区間に下頓別駅、浜頓別駅を開設[24][16][19][20][21]。
- 1919年(大正8年)
- 1920年(大正9年)11月1日:浅茅野駅 - 鬼志別駅間が延伸開業[10][23]。同区間に猿払駅、芦野駅、鬼志別駅を開設[24][16][19][20][21]。
- 1921年(大正10年)10月5日:旭川駅 - 音威子府駅 - 鬼志別駅間が宗谷本線から宗谷線(2代)に再改称[16]。
- 1922年(大正11年)
- 1923年(大正12年)5月1日:稚内駅(初代) - 大泊港駅間に稚泊航路を開設[23][16]。
- 1924年(大正13年)
- 1926年(大正15年)9月25日:天塩線(3代)の全通[10][8]に伴い、それまで浜頓別経由だった急行1・2列車を幌延経由に変更[8]。
- 1927年(昭和2年)9月1日:塩狩駅における貨物の取り扱いが開始。
- 1928年(昭和3年)12月26日:稚内駅(初代) - 稚内港駅間が延伸開業[10][8][19]。同区間に稚内港駅を開設[15][19]。
音威子府駅 - 幌延駅 - 稚内駅(初代)間
編集- 1922年(大正11年)11月8日:国有鉄道天塩線(2代)の音威子府駅 - 誉平駅間が開業[10][8][12][11][16][19][20][21]。同区間に筬島駅、神路駅、佐久駅、誉平駅を開設[11][15][12]。
- 1923年(大正12年)11月10日:天塩線の誉平駅 - 問寒別駅間が延伸開業[10][11][8][12]。同区間に宇戸内駅と問寒別駅を開設[11][15][12]。
- 1924年(大正13年)6月25日:国有鉄道天塩北線の兜沼駅 - 稚内駅(初代)間が開業[10][8][12][16]。同区間に兜沼駅、勇知駅、抜海駅を開設[11][15][12][16]。これに伴い、音威子府駅 - 問寒別駅間を天塩線から天塩南線に線名改称[11][16]。
- 1925年(大正14年)7月20日:天塩南線の問寒別駅 - 幌延駅間が延伸開業[10][11][8][12]。同区間に雄信内駅、安牛駅、上幌延駅、幌延駅を開設[11][15][12][15][16][19][20][21]。
- 1926年(大正15年)9月25日:幌延駅 - 兜沼駅間が延伸開業[10][11][8][12]し、音威子府駅 - 幌延駅 - 稚内駅(初代)間が全通。天塩南線と天塩北線を統合し、天塩線(3代)に改称[11][8][16][19][20][21]。新設区間に下沼駅、豊富駅、徳満駅、芦川駅を開設[11][12][15][16][19][20][21][25]。それまで浜頓別経由だった急行1・2列車を幌延経由に変更[8]。また、夏季は全区間を急行列車として運転[26]。
- 1928年(昭和3年)9月10日:急行1・2列車が通年で全区間急行として運転開始[26]。
天塩線(3代)編入以後
編集以下、一部仮乗降場の名称について、出典では「乗降場」などとなっている場合があるが、表記は「仮乗降場」に統一する。
- 1930年(昭和5年)4月1日:以下のように変更[10][11][14][8][16][19][20][21][23]。なお、同日より距離表示をマイル(M)からメートルに変更。
- 天塩線(3代)を宗谷本線に編入。旭川駅 - 幌延駅 - 稚内港駅間 (258.9 km) が宗谷本線となる。
- 稚内駅(初代) - 稚内港駅間の営業距離を1.5 M(≒2.4 km)から1.2 kmに修正。
- 音威子府駅 - 浜頓別駅 - 稚内駅(初代)間 (149.9 km) を宗谷本線から分離し、北見線(後の天北線)に改称。
- 天塩線(3代)を宗谷本線に編入。旭川駅 - 幌延駅 - 稚内港駅間 (258.9 km) が宗谷本線となる。
- 1938年(昭和13年)10月1日:稚内桟橋駅を開設(稚内港駅構内の仮乗降場扱い)[19]。
- 1939年(昭和14年)2月1日:稚内駅(初代)が南稚内駅[10][27][19]、稚内港駅を稚内駅(2代目 以下特記ない限り2代目駅を指す)[10][27][19]に改称。
- 1945年(昭和20年)8月25日:稚泊航路運航停止。これに伴い、稚内桟橋駅も休止(実質的に廃止)[19][20]。
- 1946年(昭和21年)10月10日:恩根内駅 - 咲来駅間に豊清水仮乗降場を開設[19]。旅客のみ取り扱い。
- 1947年(昭和22年)12月(日不詳):永山駅 - 比布駅間に北永山仮乗降場(局設定)を開設[19]。旅客のみ取り扱い。
- 1948年(昭和23年)6月(日不詳):美深駅 - 紋穂内駅間に初野仮乗降場(局設定)を開設[19]。旅客のみ取り扱い。
- 1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道(国鉄)に移管。
- 1950年(昭和25年)1月15日:豊清水仮乗降場が一般駅に昇格して豊清水駅となり[15]、同駅における貨物・荷物の取り扱いが開始。
- 1951年(昭和26年)
- 1952年(昭和27年)11月6日:南稚内駅、稚内駅が移転。これに伴い、抜海駅 - 南稚内駅 - 稚内駅間を改キロ (+0.5 km)[19]。
- 1955年(昭和30年)
- 1956年(昭和31年)
- 1月:和寒駅 - 剣淵駅間に東六線仮乗降場(局設定)を開設[22]。
- 2月26日:旭川駅 - 名寄駅間の客貨混合列車を廃止し、客貨分離[14]。同区間で気動車が運行開始[14]。
- 5月1日:糠南仮乗降場 - 雄信内駅間に上雄信内仮乗降場を開設[25][29]。
- 7月1日:以下の仮乗降場を開設。いずれも旅客のみ取り扱い。
- 9月1日:多寄駅 - 風連駅間に瑞穂仮乗降場(局設定)を開設[22]。
- 9月20日:風連駅 - 名寄駅間に東風連駅を開設[14][15][16][19][20][21]。
- 11月19日:名寄駅 - 稚内駅間の客貨混合列車を廃止し、客貨分離[8]。同区間で気動車が運行開始[8]。
- 1957年(昭和32年)2月1日:旭川駅 - 新旭川駅間に旭川四条(あさひがわよじょう)仮乗降場、幌延駅 - 下沼駅間に南下沼仮乗降場を開設。いずれも局設定。[12][19]
- 1958年(昭和33年)10月1日:札幌駅 - 稚内駅間に夜行準急「利尻」が新設され、優等列車が復活[8]。
- 1959年(昭和34年)11月1日:以下のように変更。
- 1960年(昭和35年)7月1日:札幌駅 - 稚内駅間に準急「宗谷」が運行開始[32]。
- 1961年(昭和36年)
- 1962年(昭和37年)
- 1963年(昭和38年)9月:上雄信内仮乗降場 - 雄信内駅間に下平陸橋を迂回する新線(下平トンネル)着工[7]。
- 1965年(昭和40年)7月15日:上雄信内仮乗降場 - 雄信内駅間に下平トンネル(全長1,356m)開通、経路変更[20][7][注釈 3][注釈 4]。
- 1967年(昭和42年)
- 1968年(昭和43年)10月1日:新旭川駅 - 永山駅間(西永山駅跡地)に北旭川駅(貨物駅)を開設[34][20]。
- 1971年(昭和46年)6月:旭川駅 - 新旭川駅間複線化・高架化着工[3]。
- 1973年(昭和48年)9月29日:旭川駅 - 新旭川駅間を複線化・高架化[14][35]。旭川四条仮乗降場が旅客駅に昇格し、旭川四条駅となる[14][15]。
- 1975年(昭和50年)
- 1977年(昭和52年)5月25日:神路駅を神路信号場に降格。仮乗降場として旅客の取り扱いは継続[34][12][25][37]。
- 1981年(昭和56年)7月:南咲来仮乗降場を天塩川温泉仮乗降場に改称[20]。
- 1983年(昭和58年)1月10日:旭川駅 - 永山駅間に列車集中制御装置 (CTC) を導入。
- 1984年(昭和59年)2月1日:名寄駅 - 稚内駅間の貨物営業廃止[8][38]。
- 1985年(昭和60年)3月14日:神路信号場を廃止[34][12][20]。
- 1986年(昭和61年)11月1日:この時のダイヤ改正により以下のように変更。
- 永山駅 - 南稚内駅間に列車集中制御装置 (CTC) を導入し、特殊自動閉塞(電子符号照査式)化[新聞 5]。永山駅 - 音威子府駅間の連査閉塞、および音威子府駅 - 南稚内駅間の通票閉塞廃止[新聞 5]。
- 旭川駅 - 永山駅間など旭川周辺の普通列車を増発、同時に「マイタウン列車」として旭川駅 - 名寄駅間の普通列車に「かえで」、旭川駅 - 比布駅間の普通列車に「ほくれい」[注釈 5]、旭川駅 - 永山駅間の普通列車に「ながやま」の列車名が付与される(他線直通列車は宗谷本線内のみ列車名適用)[注釈 6]。また、旭川発最終を21時半に繰り下げ。
- 旭川駅 - 名寄駅間の快速列車4往復[注釈 7]にもそれぞれ沿線の名所に因んだ列車名「ピヤシリ」「えんれい」「すずいし」「てしおがわ」[注釈 8]が付与される。
- 名寄駅 - 稚内駅間で各駅停車が5往復に削減され、夜遅い時間の列車を廃止。
民営化以後
編集- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い以下のように変更。
- 1988年(昭和63年)3月13日:旭川駅・新旭川駅の読みをそれぞれ「あさひかわ」「しんあさひかわ」に変更[42]。
- 1990年(平成2年)
- 1991年(平成3年)
- 1992年(平成4年)10月1日:旭川駅 - 名寄駅間の普通・快速列車をワンマン運転化[21][44]。
- 1993年(平成5年)
- 1996年(平成8年)9月1日:北旭川駅 - 名寄駅間の貨物列車が前日限りで廃止[45]。JR貨物の名寄駅は自動車代行駅となり、同区間にトラック便が運行開始。
- 1997年(平成9年)
- 1998年(平成10年)2月25日:旭川駅 - 永山駅間に自動進路制御装置 (PRC) 導入[新聞 7][47][48]。
- 1999年(平成11年)7月:多寄駅が旭川寄りに約20 m移転(改キロなし)。
- 2000年(平成12年)3月11日:旭川駅 - 名寄駅間の高速化工事が完成し、同区間の運転最高速度を95 km/hから130 km/hに向上。本路線の急行列車を運行終了・再編し、当路線初の定期特急列車「スーパー宗谷」「サロベツ」「利尻」の運行を開始[報道 4][新聞 1][新聞 2]。
- 2001年(平成13年)7月1日:下中川駅、上雄信内駅、芦川駅を廃止[8][25][16][19][20][21]。
- 2002年(平成14年)11月4日:新旭川駅 - 北旭川駅間を複線化[21]。
- 2003年(平成15年)
- 2004年(平成16年)3月13日:南稚内駅の運転部門を宗谷北線営業所に統合。
- 2006年(平成18年)
- 2007年(平成19年)
- 2010年(平成22年)
- 2012年(平成24年)5月28日:本輪西駅 - 北旭川駅間の石油輸送列車が廃止。
- 2014年(平成26年)3月15日:「スーパー宗谷」の減速に伴い、旭川駅 - 名寄駅間の最高速度が120 km/hに変更[報道 9]。
- 2016年(平成28年)
- 3月26日:同日のダイヤ改正で名寄駅 - 稚内駅間の普通列車を各区間で上下各5本から3 - 4本に削減[報道 10][新聞 9][新聞 10]。
- 6月:省令による整備期限である同月末までに旭川駅 - 名寄駅間にATS-DNを整備完了[報道 11]。
- 9月6日:台風13号接近に伴う降雨災害の影響で、抜海駅 - 南稚内駅間の路盤が流失し[新聞 11]、音威子府駅 - 稚内駅間が不通となる[報道 12][新聞 12]。特急「スーパー宗谷」「サロベツ」についても全区間運休[新聞 12][新聞 11]。
- 9月9日:「スーパー宗谷」1往復(1・4号)が札幌駅 - 幌延駅間で運転再開。幌延駅 - 稚内駅間は代行バスで連絡。「スーパー宗谷」1往復(2・3号)と「サロベツ」、普通列車の音威子府駅 - 稚内駅間は引き続き運休[報道 12]。
- 9月13日:全区間復旧し、午後から運転再開[新聞 13][新聞 11]。14日から所定ダイヤでの運転[新聞 14]。
- 11月18日:JR北海道から『当社単独では維持することが困難な線区について』発表[報道 13]。名寄駅 - 稚内駅間が「輸送密度200人以上2000人未満の線区」、旭川駅 - 名寄駅間が「北海道高速鉄道開発株式会社関連線区」とされる。
- 2017年(平成29年)
- 2018年(平成30年)
- 2019年(平成31年・令和元年)
- 4月18日:JR北海道と佐川急便による稚内駅 - 幌延駅間の貨客混載事業が開始[報道 17]。
- 7月28日:観光列車「風っこ そうや号」を運転。9月8日までの土日祝日にJR東日本から借り受けた「びゅうコースター風っこ」にJR北海道「北海道の恵み」シリーズ車両を連結した4両編成で、稚内駅 - 音威子府駅間と旭川駅 - 音威子府駅間で運行[報道 18][注釈 9]。
- 12月3日:JR北海道アクションプラン(宗谷線)[51]に基づきJR北海道から宗谷本線活性化協議会に対して、同社が維持できないとする「過去5年間、乗車人員が1日平均3名以下の無人駅」について廃止か自治体での維持管理を行うかの方針を2020年3月までにJR北海道への報告をする要請が出される[52]。
- 2020年(令和2年)
- 2021年(令和3年)3月13日:同日のダイヤ改正で以下のように変更[報道 20][報道 21][新聞 18]。
- 豊清水駅を前日限りで旅客営業を終了し、豊清水信号場とする。
- 南比布、北比布、東六線、北剣淵、下士別、北星、南美深、紋穂内、安牛、上幌延、徳満の各駅を廃止。
- 2022年(令和4年)3月12日:同日のダイヤ改正で以下のように変更[報道 22][報道 23]。
- 東風連駅を稚内方に1.5 km移設し、名寄高校駅に改称。
- 歌内駅を廃止。
- 2024年(令和6年)3月16日:初野、恩根内の各駅を廃止[報道 24][新聞 19]。
存廃議論
編集2016年(平成28年)11月18日、JR北海道は厳しい経営状況を理由に「自社単独で維持することが困難な路線」として、10路線13区間を発表し、宗谷本線は以下のように分類された[報道 13]。なお、この発表の直前から「JR北海道が単独では維持困難な線区」に挙げられる可能性が高いとされ、沿線自治体による陳情などが行われている[新聞 20]。
2018年(平成30年)4月、JR北海道は一定の利用以下の駅・踏切の存廃について、廃止提案の前に地元自治体と協議する方針を示した。同月27日、宗谷本線の沿線と周辺26市町村などでつくる「宗谷本線活性化推進協議会」の事務担当者らによる幹事会において、廃止する場合もしくは維持する場合の管理のあり方について、JR北海道と協議することで合意した[新聞 21]。
宗谷本線活性化推進協議会は名寄市が事務局で、駅カードの配布など利用促進にも取り組んでいる[新聞 22]。
旭川駅 - 名寄駅間
編集高速化工事により北海道高速鉄道開発が施設を保有するこの区間については、「北海道高速鉄道開発株式会社関連線区」として当面維持する一方で、単独では持続的な維持ができないとして、「北海道高速鉄道開発との関連で検討」とされている[報道 13]。
名寄駅 - 稚内駅間
編集「自社単独では老朽土木構造物の更新を含め「安全な鉄道サービス」を持続的に維持するための費用を確保できない線区」とされた[報道 13]。維持する場合、運営赤字のほか、今後20年間の土木構造物の大規模修繕・更新に23億円(概算)、車両(21両)の更新に58億円(概算)がかかるとされている[報道 3][報道 25]。
この指定を受けた線区については各種施策による経費節減や値上げなどの負担、利用促進、上下分離方式などをポイントに、地域と協議の上で輸送サービスを鉄道として維持するか検討を進めていくとし[報道 26][報道 2][報道 27]、沿線などの市町村で構成する宗谷本線活性化推進協議会は、2017年(平成29年)3月30日の道との意見交換会で、名寄駅 - 稚内駅間の存続に向けて、対象路線では初めてJR北海道との協議の開始を決定し[新聞 15]、同年4月14日から協議に入った[新聞 16]。
なお、北海道による総合交通政策検討会議が2018年(平成30年)2月10日に発表した『北海道の将来を見据えた鉄道網(維持困難線区)のあり方について』では、「交通政策を推進する上での基本的な考え方」として、本区間は「ロシア極東地域と本道との交流拡大の可能性も見据え、国土を形成し、本道の骨格を構成する幹線交通ネットワーク として、負担等に係るこれまでの地域での協議を踏まえ、維持に向けてさらに検討を進めるべきである」としている[報道 15]。
2019年(令和元年)12月12日に『北海道新聞』が、2013年(平成25年) - 2018年(平成30年)の1日当たりの平均乗車人員が3人以下の29駅を対象に、「2020年(令和2年)3月までに維持か廃止するか」の判断を各自治体に求めていることを報道した[新聞 23]。その後、2020年(令和2年)3月27日に宗谷本線活性化推進協議会は、2021年春に13駅(南比布駅、北比布駅、東六線駅、北剣淵駅、下士別駅、北星駅、南美深駅、紋穂内駅、恩根内駅、豊清水駅、安牛駅、上幌延駅、抜海駅)の廃止を容認した。なお、剣淵町に所在する東六線駅と北剣淵駅の2駅は、「廃止の方向で検討しており、町民説明会で決定する」としていた[新聞 17]。
2020年(令和2年)7月22日、廃止の方向で検討していた恩根内駅は、同年6月の恩根内自治会による存続要望を受けて、美深町議会全員協議会が駅存続を了承し、美深町として存続の方針を決めた[新聞 24][新聞 25]。
2020年(令和2年)12月9日、JR北海道が翌2021年(令和3年)春のダイヤ改正に合わせて、利用客が少ない36駅に対し、廃止や地元自治体による維持管理に移行する駅を発表[報道 20]。このうち宗谷本線では、12駅(南比布駅・北比布駅・東六線駅・北剣淵駅・下士別駅・北星駅・南美深駅・紋穂内駅・豊清水駅・安牛駅・上幌延駅・徳満駅)が廃止、17駅(蘭留駅・塩狩駅・日進駅・智北駅・恩根内駅・天塩川温泉駅・咲来駅・筬島駅・佐久駅・歌内駅・問寒別駅・糠南駅・雄信内駅・南幌延駅・下沼駅・兜沼駅・抜海駅)が地元自治体による維持管理に移行となった[報道 20]。同月18日には、前述の12駅を2021年3月13日に廃止する予定であることを発表した[報道 21]。
運行形態
編集新旭川駅で分岐する石北本線に同駅を始終着とする列車はなく、全列車が宗谷本線経由で旭川駅に乗り入れている。
広域輸送
編集特急列車は札幌駅 - 稚内駅間を直通する「宗谷」1往復、旭川駅 - 稚内駅間を運行する「サロベツ」2往復が設定されている[報道 14][53]。「サロベツ」については、札幌駅 - 旭川駅間の特急「ライラック」と対面乗り換えで接続するダイヤを組んでいる[報道 14][注釈 12]。
このほか、石北本線系統の列車として、特急「オホーツク」「大雪」、特別快速「きたみ」が運転されている。
2022年以降、毎年5月 - 6月に臨時急行列車として、旭川駅 - 稚内駅間で「花たび そうや」が運転されている[報道 28][54]。なお、同急行列車は2020年5月 - 6月[報道 29]、2021年5月 - 6月[報道 30]にも運行される予定であったが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、取りやめとなった[報道 31][報道 32]。
地域輸送
編集名寄駅を境に南北に運転系統が分かれている[53]。朝の1往復のみ名寄駅を跨いで直通運転するが、直通列車も名寄駅で列車番号が変わる。
快速・普通列車は全てワンマン運転であり、ドアは基本的に前側のみ(前乗り前降り)開く。有人駅のうち、終日改札を行う旭川駅は最終列車まで全てのドアが開き、終日改札を実施しないその他の有人駅はみどりの窓口の営業時間内のみ全てのドアが開く。
旭川駅 - 名寄駅間
編集特急を補完する列車として主要駅のみに停車する、快速「なよろ」が旭川駅 - 名寄駅間で1日4往復(うち朝の上り2号は名寄駅以北を普通列車として音威子府駅から直通)運転される。
普通列車は石北本線関連の列車を除くと、旭川駅 - 名寄駅間で1日8往復(うち朝の下り1本は稚内駅へ直通)、旭川駅 - 比布駅間3往復、旭川駅 - 永山駅間2往復[注釈 13]が運行されている。北永山駅、瑞穂駅は一部の列車が通過する。なお、2021年3月13日改正時より、旭川駅 - 比布駅間の区間列車上下各1本が減便された[報道 20][報道 21]。
2021年3月のダイヤ改正以後は主にH100形が用いられているが、名寄駅以北との直通列車1往復及び快速「なよろ4号」の計1.5往復は名寄駅以北で運用される車両の送り込みのためキハ54形気動車が用いられ、このうち音威子府駅までの運用はキハ54形の代わりにキハ40形が用いられる場合もある。通常は1-2両編成で運転されるが、名寄駅発旭川駅行きの上り一番列車については3両編成で運転される。
名寄駅 - 稚内駅
編集この区間の普通列車は2016年(平成28年)3月26日改正による減便で、現在の本数となった。なお、音威子府駅や幌延駅での停車中に列車番号が変わる列車が存在するが、本節では1本の列車として扱う。
運転本数は、名寄駅 - 稚内駅間を通しで運転する列車が1日に下り2本・上り3本(うち朝の下り1本は旭川駅から普通列車として直通)、名寄駅 - 音威子府駅間の列車が2往復(うち朝の上り1本は名寄駅から快速「なよろ2号」として旭川駅まで直通)、音威子府駅 - 稚内駅間の列車が早朝に下り1本、稚内駅 - 幌延駅間の列車が夜間に上り1本である。区間別にみると、名寄駅 - 音威子府駅間が下り4本・上り5本、音威子府駅 - 幌延駅間が上下各3本、幌延駅 - 稚内駅間が下り3本、上り4本となっている。 また、夜間の上り音威子府発名寄行き1本は天塩川温泉駅、智北駅を通過する[注釈 14]。
車両は原則全てキハ54形で、終日1両編成で運転される。ただし、音威子府駅までの列車にはキハ40形が使用されることもある。
貨物輸送
編集旭川駅 - 北旭川駅間において函館本線および室蘭本線に直通する形で高速貨物列車および専用貨物列車が運行されている。いずれもDF200形ディーゼル機関車が牽引する。高速貨物列車のうち上り2本は札幌貨物ターミナル駅を経由せず、岩見沢駅 - 苫小牧駅間を室蘭本線経由で運行する本州への直行便で、残りは函館本線札幌貨物ターミナル駅行き。さらに毎年秋から翌年春にかけては石北本線の臨時貨物列車(通称「タマネギ列車」)が北旭川駅(貨物駅) - 北見駅間に3往復[報道 13]運行されている。この列車については、運行経路上、新旭川駅と遠軽駅で方向転換するため、先頭と最後尾に機関車が連結されるプッシュプル運転が行われている。
ラッセル車
編集2017年(平成29年)時点では日本で唯一の定期排雪列車が、旭川運転所のDE15形を用いて12月下旬から翌年3月中旬に1往復運転されている[56]。この際、佐久駅や抜海駅など定期列車が列車交換をしない駅でも列車交換を行うことがある。なお現時点でラッセル車のダイヤはJR北海道などからは公開されていない。ラッセルヘッドは基本的に単線型が使われるが、ごくまれに複線型が使われることもある。
使用車両
編集現在の使用車両
編集旅客列車は全て気動車で運転されている。このほか、旭川運転所関連の回送列車が旭川駅 - 北旭川駅間を走行する。
- 特急列車
- キハ261系(基本番台):特急「宗谷」「サロベツ」
- 普通列車(快速「なよろ」含む)
- 貨物列車
- DF200形:旭川駅 - 北旭川駅間
過去の使用車両
編集データ
編集路線データ
編集- 管轄(事業種別)・区間(営業キロ)
- 駅数:39(起終点駅含む)[注釈 17]
- 軌間:1,067 mm(狭軌)
- 複線区間:
- 旭川駅 - 北旭川駅間 6.6 km
- 電化区間
- 閉塞方式
- 旭川駅 - 北旭川駅間:自動閉塞式(CTC・PRC付帯)
- 北旭川駅 - 永山駅間:自動閉塞式(特殊)(CTC・PRC付帯)
- 永山駅 - 南稚内駅間:特殊自動閉塞式(電子符号照査式)
- 南稚内駅 - 稚内駅間:特殊自動閉塞式(軌道回路検知式)
- 保安装置:
- 運転指令所:
- 旭川駅 - 永山駅間:札幌指令センター
- 永山駅 - 南稚内駅間:名寄運行管理センター(旭川指令センター)
- 南稚内駅 - 稚内駅間:旭川指令センター
- 運転取扱駅(駅が信号を制御、運行を管理):永山駅、名寄駅、南稚内駅[58]
- 列車交換可能な駅は駅一覧を参照。
- 最高速度(2014年3月15日時点):
全区間がJR北海道旭川支社の管轄である。
輸送密度
編集区間ごとの輸送密度は以下の通り。
名寄駅 - 稚内駅間は、国鉄における特定地方交通線指定が行われた1980年(昭和55年)度時点で、区間単体では指定目安となる輸送密度4,000人を大きく下回っていた[注釈 19]。2018年(平成29年)度実績では、JR北海道が設定した区間で下から6番目、道内における特急列車運転区間としては最低の輸送密度であり、定期特急列車の運転がない、根室本線滝川駅 - 富良野駅間、釧路駅 - 根室駅間や釧網本線を下回っている[報道 33]。
年度 | 輸送密度 (人/日) |
備考・年度中の出来事 | 出典 | |
---|---|---|---|---|
旭川駅 - 名寄駅間 |
名寄駅 - 稚内駅間 | |||
1975年(昭和50年)度 | 1,878 | [報道 3] | ||
1980年(昭和55年)度 | 1,384 | |||
1985年(昭和60年)度 | 792 | |||
1987年(昭和62年)度 | 751 | JR北海道発足。 | ||
1988年(昭和63年)度 | 723 | |||
1989年(平成元年)度 | 776 | 5月1日に天北線廃止。急行列車の経由を変更。 | ||
1990年(平成 | 2年)度814 | |||
1991年(平成 | 3年)度807 | 11月13日に宗谷北線運輸営業所が発足。 | ||
1992年(平成 | 4年)度780 | |||
1993年(平成 | 5年)度781 | |||
1994年(平成 | 6年)度802 | |||
1995年(平成 | 7年)度754 | |||
1996年(平成 | 8年)度733 | |||
1997年(平成 | 9年)度702 | |||
1998年(平成10年)度 | 727 | |||
1999年(平成11年)度 | 684 | |||
2000年(平成12年)度 | 764 | 3月11日に名寄駅以南高速化工事竣工・特急列車運転開始。 | ||
2001年(平成13年)度 | 723 | |||
2002年(平成14年)度 | 702 | |||
2003年(平成15年)度 | 653 | |||
2004年(平成16年)度 | 667 | |||
2005年(平成17年)度 | 640 | |||
2006年(平成18年)度 | 556 | |||
2007年(平成19年)度 | 542 | |||
2008年(平成20年)度 | 527 | |||
2009年(平成21年)度 | 506 | |||
2010年(平成22年)度 | 501 | |||
2011年(平成13年)度 | 477 | |||
2012年(平成24年)度 | 483 | |||
2013年(平成25年)度 | 419 | |||
2014年(平成26年)度 | 1,512 | 405 | [報道 3][報道 34] | |
2015年(平成27年)度 | 1,571 | 403 | [報道 3][報道 35] | |
2016年(平成28年)度 | 1,456 | 364 | 台風10号による影響を除くため、9 - 12月を除いた数値。 | [報道 3][報道 36] |
1,477 | 362 | 9 - 12月を含む数値。 | ||
2017年(平成29年)度 | 1,452 | 352 | 同年度分より集計方法見直し[注釈 20] | [報道 37] |
2018年(平成30年)度 | 1,393 | 335 | [報道 33] | |
2019年(令和元年)度 | 1,336 | 316 | [報道 38] | |
2020年(令和 | 2年)度827 | 165 | COVID-19の影響により、前年度比大幅減少 | [報道 39] |
2021年(令和 | 3年)度845 | 174 | [報道 40] | |
2022年(令和 | 4年)度972 | 209 | [報道 41] | |
2023年(令和 | 5年)度1,120 | 252 | [報道 42] |
収支・営業係数
編集区間ごとの収支(営業収益、営業費用、営業損益)と営業係数は以下の通り。JR北海道の発表分はいずれも管理費を含めた金額である。▲はマイナス(赤字)を意味する。
年度 | 収支(百万円) | 営業 係数 (円) |
備考 | 出典 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
営業 収益 |
営業 費用 |
営業 損益 | ||||
1970年(昭和45年)度 | 1,624 | 3,287 | ▲1,663 | 202 | [59] | |
2014年(平成26年)度 | 724 | 2,643 | ▲1,919 | 365 | [報道 34] | |
2015年(平成27年)度 | 742 | 2,851 | ▲2,109 | 384 | [報道 43] | |
2016年(平成28年)度 | 690 | 2,894 | ▲2,204 | 419 | [報道 44] | |
2017年(平成29年)度 | 666 | 2,894 | ▲2,831 | 525 | 同年度分より集計方法見直し[注釈 21] | [報道 37] |
2018年(平成30年)度 | 632 | 3,330 | ▲2,698 | 527 | [報道 33] | |
2019年(令和元年)度 | 634 | 3,267 | ▲2,633 | 515 | 通学の利用者増加による運輸収入増加、外注による踏切や駅構内の除雪、橋梁修繕の減少により、前年度比改善 | [報道 38] |
2020年(令和 | 2年)度382 | 3,508 | ▲3,126 | 918 | 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、前年度比拡大 | [報道 39] |
2021年(令和 | 3年)度401 | 3,649 | ▲3,249 | 911 | 車両の減価償却費増加に伴う営業費用増加により、前年度比拡大 | [報道 40] |
2022年(令和 | 4年)度479 | 3,663 | ▲3,184 | 765 | [報道 41] | |
2023年(令和 | 5年)度558 | 3,922 | ▲3,365 | 703 | [報道 42] |
年度 | 収支(百万円) | 営業 係数 (円) |
備考 | 出典 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
営業 収益 |
営業 費用 |
営業 損益 | ||||
1970年(昭和45年)度 | 1,284 | 3,421 | ▲2,137 | 266 | [59] | |
2014年(平成26年)度 | 487 | 3,031 | ▲2,544 | 622 | [報道 34] | |
2015年(平成27年)度 | 490 | 3,032 | ▲2,541 | 618 | [報道 26][報道 43] | |
2016年(平成28年)度 | 449 | 3,121 | ▲2,612 | 696 | [報道 44] | |
2017年(平成29年)度 | 436 | 3,169 | ▲2,733 | 640 | 同年度分より集計方法見直し[注釈 22] | [報道 37] |
2018年(平成30年)度 | 411 | 3,033 | ▲2,622 | 738 | 除雪費減少等により、前年度比改善 | [報道 33] |
2019年(令和元年)度 | 399 | 2,905 | ▲2,505 | 727 | 橋梁修繕の減少等により、前年度比改善 | [報道 38] |
2020年(令和 | 2年)度219 | 2,860 | ▲2,641 | 1,306 | 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響による運輸収入減少に伴う営業収益減少が発生 | [報道 39] |
2021年(令和 | 3年)度243 | 3,018 | ▲2,775 | 1,242 | 動力費や線路設備修繕の増加に伴う営業費用増加により、前年度比拡大 | [報道 40] |
2022年(令和 | 4年)度304 | 2,981 | ▲2,677 | 980 | [報道 41] | |
2023年(令和 | 5年)度352 | 3,175 | ▲2,823 | 903 | [報道 42] |
駅一覧
編集- 駅名 … (貨):貨物専用駅、◇・■:貨物取扱駅(貨物専用駅を除く。◇は定期貨物列車の発着なし、■はオフレールステーション)
- 停車駅
- 普通列車は基本的に全ての旅客駅に停車するが、一部の列車は▽の駅を通過する。
- 快速=快速「なよろ」… ●:全列車停車、◆・▲:一部の列車が停車(▲:上りの一部のみ)、|:全列車通過
- 音威子府駅始発列車は、音威子府駅 - 名寄駅間普通列車として運転。
- 特急「宗谷」「サロベツ」「オホーツク」「大雪」および特別快速「きたみ」はそれぞれの列車記事を参照。
- 線路 … ||:複線区間、∨:ここより下は単線、◇・|:単線区間(◇は列車交換可能)
- 全駅北海道内に所在。
電化方式 | 駅番号 | 駅名 | 営業キロ | 快速 | 接続路線 | 線路 | 所在地 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
駅間 | 累計 | |||||||||
交流電化 | A28 | 旭川駅 | - | 0.0 | ● | 北海道旅客鉄道:■函館本線・■富良野線 | || | 上川管内 | 旭川市 | |
A29 | 旭川四条駅 | 1.8 | 1.8 | ◆ | || | |||||
A30 | 新旭川駅◇ | 1.9 | 3.7 | | | 北海道旅客鉄道:■石北本線[* 1] | || | ||||
(貨)北旭川駅 | 2.9 | 6.6 | | | ∨ | ||||||
非電化 | W31 | 永山駅 | 2.7 | 9.3 | ● | ◇ | ||||
W32 | 北永山駅▽ | 2.1 | 11.4 | | | | | |||||
W34 | 比布駅 | 5.7 | 17.1 | ● | ◇ | 上川郡[* 2] 比布町 | ||||
W36 | 蘭留駅 | 5.7 | 22.8 | ◆ | ◇ | |||||
W37 | 塩狩駅 | 5.6 | 28.4 | ◆ | ◇ | 上川郡[* 2] | 和寒町 | |||
W38 | 和寒駅 | 7.9 | 36.3 | ● | ◇ | |||||
W40 | 剣淵駅 | 8.9 | 45.2 | ● | ◇ | 剣淵町 | ||||
W42 | 士別駅 | 8.7 | 53.9 | ● | ◇ | 士別市 | ||||
W44 | 多寄駅 | 7.8 | 61.7 | ▲ | | | |||||
W45 | 瑞穂駅▽ | 2.8 | 64.5 | | | | | |||||
W46 | 風連駅 | 3.6 | 68.1 | ● | ◇ | 名寄市 | ||||
W47 | 名寄高校駅 | 6.0 | 74.1 | ● | | | |||||
W48 | 名寄駅■ | 2.1 | 76.2 | ● | ◇ | |||||
W49 | 日進駅 | 4.0 | 80.2 | | | ||||||
W51 | 智恵文駅 | 11.0 | 91.2 | | | ||||||
W52 | 智北駅▽ | 2.1 | 93.3 | | | ||||||
W54 | 美深駅 | 5.0 | 98.3 | ◇ | 中川郡 | 美深町 | ||||
(W58) | 豊清水信号場 | - | 117.9 | ◇ | ||||||
W59 | 天塩川温泉駅▽ | 23.2 | 121.5 | | | 音威子府村 | |||||
W60 | 咲来駅 | 3.2 | 124.7 | | | ||||||
W61 | 音威子府駅 | 4.6 | 129.3 | ◇ | ||||||
W62 | 筬島駅 | 6.3 | 135.6 | | | ||||||
W63 | 佐久駅 | 18.0 | 153.6 | | | 中川町 | |||||
W64 | 天塩中川駅 | 8.3 | 161.9 | ◇ | ||||||
W66 | 問寒別駅 | 13.9 | 175.8 | | | 宗谷管内 | 天塩郡 | 幌延町 | |||
W67 | 糠南駅 | 2.2 | 178.0 | | | ||||||
W68 | 雄信内駅 | 5.7 | 183.7 | ◇ | ||||||
W70 | 南幌延駅 | 7.9 | 191.6 | | | ||||||
W72 | 幌延駅 | 7.8 | 199.4 | ◇ | ||||||
W73 | 下沼駅 | 7.8 | 207.2 | | | ||||||
W74 | 豊富駅 | 8.7 | 215.9 | ◇ | 豊富町 | |||||
W76 | 兜沼駅 | 15.0 | 230.9 | ◇ | ||||||
W77 | 勇知駅 | 5.8 | 236.7 | | | 稚内市 | |||||
W78 | 抜海駅 | 8.3 | 245.0 | | | ||||||
W79 | 南稚内駅 | 11.7 | 256.7 | ◇ | ||||||
W80 | 稚内駅 | 2.7 | 259.4 | | |
- 北永山駅 - 比布駅間で上川郡当麻町を経由するが、同町内に宗谷本線の駅は存在しない。
廃駅・廃止信号場
編集括弧内は旭川駅からの営業キロ。(臨)は臨時駅を表す。
- 西永山駅:1967年(昭和42年)11月1日廃止[25]。北旭川駅 - 永山駅間 (7.2 km) 。
- 南比布駅 (W33):2021年(令和3年)3月13日廃止[報道 20][報道 21]。北永山駅 - 比布駅間 (14.7 km) 。
- 北比布駅 (W35):2021年(令和3年)3月13日廃止[報道 20][報道 21]。比布駅 - 蘭留駅間 (20.2 km) 。
- 東六線駅 (W39):2021年(令和3年)3月13日廃止[報道 20][報道 21]。和寒駅 - 剣淵駅間 (41.4 km) 。
- 北剣淵駅 (W41):2021年(令和3年)3月13日廃止[報道 20][報道 21]。剣淵駅 - 士別駅間 (50.2 km) 。
- 下士別駅 (W43):2021年(令和3年)3月13日廃止[報道 20][報道 21]。士別駅 - 多寄駅間 (58.3 km) 。
- (臨)智東駅:1987年(昭和62年)4月1日臨時駅化[8]、2006年(平成18年)3月18日廃止[報道 6]。日進駅 - 北星駅(廃)間 (84.9 km) 。
- 北星駅 (W50):2021年(令和3年)3月13日廃止[報道 20][報道 21]。日進駅 - 智恵文駅間 (89.3 km) 。
- 南美深駅 (W53):2021年(令和3年)3月13日廃止[報道 20][報道 21]。智北駅 - 美深駅間 (95.6 km) 。
- 初野駅 (W55):2024年(令和6年)3月16日廃止。美深駅 - 恩根内駅間 (101.9 km) 。
- 紋穂内駅 (W56):2021年(令和3年)3月13日廃止[報道 20][報道 21]。初野駅 - 恩根内駅間 (105.0 km) 。
- 恩根内駅 (W57):2024年(令和6年)3月16日廃止。初野駅 - 天塩川温泉駅間 (112.1 km)[報道 45]。
- 神路信号場(旧・神路駅):1977年(昭和52年)5月25日信号場・仮乗降場化[25]、1985年(昭和60年)3月14日廃止。筬島駅 - 佐久駅間 (143.1 km) 。
- 琴平駅:1990年(平成2年)9月1日廃止[8][25]。佐久駅 - 天塩中川駅間 (158.2 km) 。
- 下中川駅:2001年(平成13年)7月1日廃止[8][25]。天塩中川駅 - 歌内駅間 (165.8 km) 。
- 歌内駅 (W65):2022年(令和4年)3月12日廃止[報道 23]。天塩中川駅 - 問寒別駅間 (170.3 km)。
- 上雄信内駅:2001年(平成13年)7月1日廃止[8][25]。糠南駅 - 雄信内駅間 (181.5 km) 。
- 安牛駅 (W69):2021年(令和3年)3月13日廃止[報道 20][報道 21]。雄信内駅 - 南幌延駅間 (189.7 km) 。
- 上幌延駅 (W71):2021年(令和3年)3月13日廃止[報道 20][報道 21]。南幌延駅 - 幌延駅間 (194.6 km) 。
- 南下沼駅:2006年(平成18年)3月18日廃止[報道 6]。幌延駅 - 下沼駅間 (205.6 km) 。
- 徳満駅 (W75):2021年(令和3年)3月13日廃止[報道 20][報道 21]。豊富駅 - 兜沼駅間 (220.9 km) 。
- 芦川駅:2001年(平成13年)7月1日廃止[8][25]。徳満(廃)駅 - 兜沼駅間 (226.6 km) 。
かつて旅客駅だった信号場
編集過去の接続路線
編集宗谷トンネル計画
編集稚内市から先の宗谷海峡に海底トンネルを掘り、サハリンの鉄道と連絡させる構想があるが、推進しているのはほとんどロシア側のみであり、日本政府やJR北海道がこの計画をまともに取り上げたことはない。 また、当路線は「自社単独で維持することが困難な路線」とされているため、実現する見通しは全く立っていない。
脚注
編集注釈
編集- ^ なお、天塩線の名称は数度にわたり用いられている。詳細は年表および天塩線を参照。 また、のちに羽幌線の一部となる幌延駅 - 遠別駅間の旧称(1935年 - 1958年)でもあるが、これとは無関係である。
- ^ なお、福山(1961)では応急復旧を2月23日16時30分としている。
- ^ 現存する日本の鉄道トンネルとしては最北に位置する。トンネルの延長は出典により若干の違いがあるが、太田(2011)記載のものとした。
- ^ 下平トンネルの更に北、南下沼の手前側に切通しがあり、そこにもかつてトンネルがあったが、相次ぐ心霊現象により撤去された。詳細は南下沼駅を参照。
- ^ 比布町と愛別町に跨る「北嶺山」に因んでいる。
- ^ 『JTB時刻表』1988年3月号では旭川駅 - 永山駅間運行の列車に「ながやま」、旭川駅 - 比布駅間運行の列車に「ほくれい」、旭川駅 - 名寄駅間運行の列車に「かえで」の名称が確認できる[39]。しかし翌1989年3月号では列車名が消去されている。
- ^ 4往復のうち、名寄駅以遠を普通列車扱いとして音威子府駅及び、名寄本線直通遠軽駅へ直通運転される列車(同日に廃止された急行「紋別」の格下げ扱い)がそれぞれ1往復あった。
- ^ 「ピヤシリ」は北海道名寄市にあるピヤシリ山、「えんれい」は名寄市沿線に自生するエンレイソウ、「すずいし」は北海道名寄市の国指定文化財「名寄鈴石」、「てしおがわ」は天塩川にそれぞれ因んでいる。
- ^ 7月27日からの予定だったが、大雨のため運休となり、28日が初日となる[50]。
- ^ 各修繕工事実施期間において、日中時間帯の普通列車上下各1本および特急列車上下各1本がそれぞれ部分運休した。
- ^ 各修繕工事実施期間において、日中時間帯の普通列車上下各1本および特急列車上下各1本がそれぞれ運休または部分運休した。
- ^ このため、2017年(平成29年)3月4日より、旭川駅で改札口を出ずに特急列車同士を乗り継ぐ場合に限り、札幌 - 旭川 - 稚内間各停車駅相互間の各種料金を通しで計算する特例が設けられている。
- ^ うち下り1本は休日運休。
- ^ 2021年3月12日までこの列車は他に紋穂内駅、南美深駅、北星駅を通過していた。また、同日までは朝の上り1本も南美深駅を通過していた(各駅とも翌日付廃止)。 このほか、2016年(平成28年)の減便直前の時点では、筬島駅、歌内駅、糠南駅、安牛駅、南幌延駅、上幌延駅、下沼駅、徳満駅に1日1本 - 3往復(6本)の通過列車があり、そのため2016年の減便前までは、幌延駅 - 音威子府駅間の特急が停車しない駅において一日の停車本数が現在の3往復よりも少ない2.5往復のみとなる駅が存在した。なお、音威子府駅以北における普通列車の各駅停車化は、2016年の減便による利便性低下を軽減するための措置である[55]。
- ^ 当線の音威子府駅は、キハ40系気動車系列のキハ400・480形気動車で運転されていた急行「宗谷」「サロベツ」「利尻」の特急格上げによる使用車両変更に伴い、現在定期列車でキハ40系気動車が運転される北限の駅となっている。
- ^ 貨物列車の運行は旭川駅 - 北旭川駅間のみで、北旭川駅 - 名寄駅間は全てトラックによる代行輸送となっている。
- ^ 宗谷本線所属の駅・信号場に限定した場合、起点の旭川駅(函館本線所属[57])が除外され、一般駅が2駅、旅客駅が35駅、貨物駅が1駅、信号場が1か所の合計38駅となる。
- ^ 本線上での電化架線・複線区間は北旭川駅・旭川運転所の分岐点までだが、実際には旭川運転所構内まで架線が続いている(向かい側の北旭川駅構内は非電化)。この区間はJR最北端かつ最東端の電化区間である。2003年(平成15年)9月1日、旭川駅周辺の高架化事業により、旭川運転所が北旭川駅隣接地に移転したのに伴う出入庫列車の運転のためのもので、通常、営業運転には使用されない。ただし、2009年(平成21年)10月3日には、711系電車を使用した団体臨時列車が旭川駅 - 北旭川駅間に乗り入れており、電車としては初めて旭川四条駅に停車した。
同様に入出庫用に電化された路線や区間はほかにJR西日本の境線米子駅 - 後藤駅間とJR九州の豊肥本線大分駅 - 下郡信号場間がある。 - ^ 宗谷本線全体でも、第3次廃止対象路線に当たる輸送密度ではあったが、ピーク時の乗客が一方向1時間あたり1,000人を超すことから除外された経緯がある。
- ^ 北海道レールパス、大人の休日俱楽部パス(東日本・北海道)の利用について、計上方法見直し。
- ^ 北海道レールパス、大人の休日俱楽部パス(東日本・北海道)の利用について、収入・計上方法見直し。車両の減価償却費について、特急型気動車、一般型気動車、のような大まかな区分から、系列ごとの区分に変更して反映。
- ^ 北海道レールパス、大人の休日俱楽部パス(東日本・北海道)の利用について、収入・計上方法見直し。車両の減価償却費について、特急型気動車、一般型気動車、のような大まかな区分から、系列ごとの区分に変更して反映。
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新聞記事
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参考文献
編集書籍
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- 宮脇俊三 編『北海道630駅』1号、原田勝正(編)、小学館〈JR・私鉄全線各駅停車〉、1993年6月、179-180頁。ISBN 978-4-09-395401-3。
- 石野哲(編集長)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 Ⅰ、JTBパブリッシング、1998年9月19日。ISBN 978-4-533-02980-6。
- 石野哲(編集長)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 Ⅱ、JTBパブリッシング、1998年9月19日。ISBN 978-4-533-02980-6。
- 田中和夫(監修)『写真で見る北海道の鉄道』 上巻 国鉄・JR線、北海道新聞社(編集)、2002年7月15日、84-93,262-267,311-319頁。ISBN 978-4-89453-220-5。
- 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳―全線・全駅・全廃線―』 1号・北海道、新潮社〈新潮「旅」ムック〉、2008年5月17日、46頁。ISBN 978-4-10-790019-7。
- 本久公洋(著)『北海道鉄道駅大図鑑』北海道新聞社、2008年8月、218頁。ISBN 978-4-89453-464-3。
- 今尾恵介、原武史(監修) 著、日本鉄道旅行地図帳編集部 編『日本鉄道旅行歴史地図帳―全線・全駅・全優等列車―』 1号・北海道、新潮社〈新潮「旅」ムック〉、2010年5月18日、51頁。ISBN 978-4-10-790035-7。
- 西崎さいき(監修) 編『無人駅探訪』全国停留場を歩く会(編著)、文芸社、2011年6月、148-149頁。ISBN 978-4-286-10447-8。
- 太田幸夫『北の保線 線路を守れ、氷点下40度のしばれに挑む』交通新聞社、2011年8月15日。ISBN 978-4-330-23211-9。
雑誌
編集- 「質問に答える(45年度国鉄線区別収支係数)」『鉄道ピクトリアル』第22巻第2号(通巻261号)、電気車研究会、1972年2月、pp.86-87、ISSN 0040-4047。
- 『鉄道ピクトリアル』第23巻第12号(通巻287号)、電気車研究会、1973年12月、87頁、ISSN 0040-4047。
- 『北海道鉄道百年史』 下巻、日本国有鉄道北海道総局(編集・発行)、1981年3月、67-68頁。
- 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 20号・宗谷本線/留萌本線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年11月2日、5-17頁。
- 伊藤久巳「宗谷本線DE15定期排雪列車 いよいよ今冬も始動」『鉄道ファン』第58巻第2号(通巻682号)、交友社、2018年2月1日、pp.80-83。
- 福山 幹基「下平陸橋の雪崩事故について」『雪氷』Vol. 23No.2、日本雪氷学会、1961年、pp.30-31、doi:10.5331/seppyo.23.70。
- 橋本 守・斎藤教蔵「宗谷本線旭川-新旭川間線増高架化」『交通技術』第28巻第2号(通巻337号)、交通協力会、1973年、pp.42-44。
- RJ取材班「列車追跡シリーズ 高性能気動車が光る 最北端への使者 スーパー宗谷1号 札幌-稚内」『鉄道ジャーナル』通巻522号(2010年4月号)、成美堂出版、2010年4月、pp.48-61、ISSN 0288-2337。