日本音楽集団
邦楽器演奏グループ
日本音楽集団 (にほんおんがくしゅうだん、欧名:Pro Musica Nipponia) は、1964年創立の邦楽器演奏グループである。三木稔、長澤勝俊らの作品を初めとした現代邦楽をレパートリーとしている。
編成
編集各流派から正会員として邦楽器演奏家、作曲家が参加している。編成は曲によって変わるが、もっとも大きな規模になると、笛、笙、篳篥、尺八、胡弓、三味線、琵琶、箏、太鼓等の打楽器および指揮者からなる。
沿革
編集1964年4月に14名の同人をもって設立、11月に第1回定期演奏会を開いた。定期演奏会は現在年に4回開かれている。1976年から機関誌「邦楽現代」を発刊。1977年 - 1978年のNHK連続テレビドラマ「鳴門秘帖」の音楽(三木稔作曲)で広く一般に知られるようになった。三代目市川猿之助のスーパー歌舞伎では、1986年の「ヤマトタケル」と1991年の「オグリ」の音楽を担当した(いずれも長沢勝俊作曲)。1997年からは伝統文化放送(現・歌舞伎チャンネル)へ出演(一時期、定期演奏会が放送されていた)。
日本以外の団体・演奏家との共演も行っている。三木稔の「急の曲」(「鳳凰三連」より)をライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団(1981年〔世界初演〕と1983年)、ニューヨーク・フィルハーモニック(1994年)と演奏した。他にも共演した団体・演奏家としては、北京中央民族楽団、韓国中央国楽管絃楽団、アイザック・スターン、ヨーヨー・マらがいる。
受賞歴
編集関連項目
編集外部リンク
編集- 公式サイト
- 日本音楽集団(Pro Musica Nipponia) - ウェイバックマシン(2003年5月13日アーカイブ分) - 三木稔 Home Pageの一部。