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明暦

日本の元号 (1655–1658)

明暦めいれき旧字体明󠄁曆)は、日本元号の一つ。承応の後、万治の前。1655年から1658年までの期間を指す。この時代の天皇後西天皇江戸幕府将軍は徳川家綱

改元

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出典

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漢書』律暦志の「大法九章、而五紀明歴法」と『後漢書』の「黄帝造歴、歴与暦同作」から。

明暦年間の出来事

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  • 元年
    • 土佐国にて京都の茶屋から広まった前帯の流行が到来し、以降の女性の着物は、城下町は前帯、山間僻地は後帯に分かれる[2]
    • 野中兼山によって、土佐国に生息していなかった鯉が1万匹放流されるが、鯰との共生関係を把握できておらず、失敗する[3]
  • 2年7月 稲葉伊勢守殺害事件
  • 3年 野中兼山によって、それまで土佐国に生息していなかった鯰1万匹が鯉1万匹と共に放流され、定着する[4]
  • 3年1月 明暦の大火

誕生

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死去

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西暦との対照表

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※は小の月を示す。

明暦元年(乙未 一月※ 二月 三月※ 四月 五月※ 六月※ 七月※ 八月 九月※ 十月 十一月 十二月
グレゴリオ暦 1655/2/7 3/8 4/7 5/6 6/5 7/4 8/2 8/31 9/30 10/29 11/28 12/28
ユリウス暦 1655/1/28 2/26 3/28 4/26 5/26 6/24 7/23 8/21 9/20 10/19 11/18 12/18
明暦二年(丙申 一月※ 二月 三月 四月※ 閏四月 五月※ 六月※ 七月※ 八月 九月※ 十月 十一月 十二月※
グレゴリオ暦 1656/1/27 2/25 3/26 4/25 5/24 6/23 7/22 8/20 9/18 10/18 11/16 12/16 1657/1/15
ユリウス暦 1656/1/17 2/15 3/16 4/15 5/14 6/13 7/12 8/10 9/8 10/8 11/6 12/6 1657/1/5
明暦三年(丁酉 一月 二月 三月 四月※ 五月※ 六月 七月※ 八月 九月※ 十月※ 十一月 十二月
グレゴリオ暦 1657/2/13 3/15 4/14 5/14 6/12 7/11 8/10 9/8 10/8 11/6 12/5 1658/1/4
ユリウス暦 1657/2/3 3/5 4/4 5/4 6/2 7/1 7/31 8/29 9/28 10/27 11/25 12/25
明暦四年(戊戌 一月※ 二月 三月 四月※ 五月 六月※ 七月 八月※ 九月 十月※ 十一月※ 十二月 閏十二月
グレゴリオ暦 1658/2/3 3/4 4/3 5/3 6/1 7/1 7/30 8/29 9/27 10/27 11/25 12/24 1659/1/23
ユリウス暦 1658/1/24 2/22 3/24 4/23 5/22 6/21 7/20 8/19 9/17 10/17 11/15 12/14 1659/1/13

脚注

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  1. ^ 久保 1998, p. 66.
  2. ^ 『武市佐市郎集第五巻 風俗事物編』、平成7年3月15日発行、武市佐市郎、高知市民図書館、P16、23。
  3. ^ 『武市佐市郎集第五巻 風俗事物編』、平成7年3月15日発行、武市佐市郎、高知市民図書館、P229。
  4. ^ 『武市佐市郎集第五巻 風俗事物編』、平成7年3月15日発行、武市佐市郎、高知市民図書館、P229。

参考文献

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  • 久保貴子「江戸時代の改元-元和改元から享保改元まで」『民衆史研究』38号、1989年。/改題所収:久保貴子「朝廷の再生と朝幕関係」『近世の朝廷運営』岩田書院、1998年、57-70頁。ISBN 4-87294-115-2