泊村
北海道古宇郡の村
泊村(とまりむら)は、北海道後志総合振興局管内の古宇郡に属する村。北海道で唯一の原子力発電所があるため、村の財政は豊かである。
とまりむら 泊村 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 北海道地方 | ||||
都道府県 | 北海道(後志総合振興局) | ||||
郡 | 古宇郡 | ||||
市町村コード | 01403-6 | ||||
法人番号 | 2000020014036 | ||||
面積 |
82.27km2 | ||||
総人口 |
1,429人 [編集] (住民基本台帳人口、2024年10月31日) | ||||
人口密度 | 17.4人/km2 | ||||
隣接自治体 | 古平郡古平町、古宇郡神恵内村、岩内郡共和町 | ||||
村の木 | サクラ | ||||
村の花 | エゾスカシユリ | ||||
泊村役場 | |||||
村長 | 高橋鉄徳 | ||||
所在地 |
〒045-0202 北海道古宇郡泊村大字茅沼村字臼別191-7 北緯43度03分47秒 東経140度29分55秒 / 北緯43.06317度 東経140.49872度座標: 北緯43度03分47秒 東経140度29分55秒 / 北緯43.06317度 東経140.49872度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
地理
編集平地は少なく、大半は山林である。
- 山: 熊追山(805.4m)、滝ノ沢山 (714.0m)、天狗山(688.7m)、丸山(208.7m)、兜山
- 川: 茶津川、玉川、モヘル川、盃川、茂岩川
- その他: 大川ノ滝、兜岬、弁天島
隣接している自治体
編集歴史
編集沿革
編集- 1594年(文禄3年) ニシン漁がなされている。鰊御殿とまりがある。
- 1856年(安政2年) 茅沼炭鉱が発見される。
- 1864年(元治元年) 箱館奉行所はアメリカ人技師を招き、茅沼炭鉱の採掘を開始した。
- 1909年(明治42年) 泊村・盃村・興志内村・茅沼村・堀株村が合併して、二級町村泊村となる。
- 1923年(大正12年) 一級町村制施行。一部を発足村(現・共和町)に分割。
- 1989年(平成元年)6月22日 北海道電力泊原子力発電所1号機運転開始。
- 1991年(平成3年)4月12日 北海道電力泊原子力発電所2号機運転開始。
- 2009年(平成21年)12月22日 北海道電力泊原子力発電所3号機運転開始。
行政
編集- 村長: 高橋鉄徳
経済
編集産業
編集- 北海道電力泊発電所(原子力発電所)があり、北海道の電力消費量の約4割を供給している。発電所の固定資産税や国の電源開発交付金により、同村は北海道内の市町村で唯一、地方交付税を受け取っていない不交付団体である。
- 北海道では最も古い、1856年に発見された茅沼炭鉱[2]があった。そして、この炭鉱の施設として「日本で最初の鉄道」といわれている茅沼炭鉱軌道があった。1964年閉山。
- 漁業と観光が基幹産業である。
漁協
編集- 古宇郡漁業協同組合:泊村本所(大字泊村)・盃支所(大字盃村)
郵便局
編集- 後志泊郵便局(集配局、大字泊村)
- 盃郵便局(大字盃村)
- 茅沼郵便局(大字茅沼村)
宅配便
編集公共機関
編集警察
編集- 岩内警察署泊駐在所(大字茅沼村)
姉妹都市・提携都市
編集国内
編集地域
編集人口
編集泊村と全国の年齢別人口分布(2005年) | 泊村の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 泊村
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
泊村(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
教育
編集- 中学校
- 泊村立泊中学校(大字泊村)
- 小学校
- 泊村立泊小学校(大字盃村。閉校した旧盃小中学校を改装して移転。なお大字泊村にあった旧小学校の建物は総合施設「とまリンク」として利用)
交通
編集鉄道
編集村内を鉄道路線は通っていない。最寄りは、JR北海道函館本線小沢駅。
バス路線
編集- 共立ソリューションズ - 岩内町と神恵内村を泊村経由で結ぶ岩宇地域海岸線「しおかぜライン」を運行する。
- 岩内ターミナル - 茅沼 - 泊 - 茂岩 - 神恵内役場前 - 川白
- 国道
- 都道府県道
通信
編集市外局番は0135(岩内MA地域)。なお、同じ0135であるが余市MA地域へは市外局番からかける必要がある。
市内局番は村内全域で65、75。
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
編集出身者
編集脚注
編集- ^ アイヌ語地名リスト(北海道)
- ^ 「1867年(慶応3年)に行われた箱館奉行と英国公使との会談で茅沼炭鉱(ここでは岩内の炭鉱と称している)のことが話題となった」とのエピソードがある。アーネスト・サトウ『一外交官の見た明治維新(下)、A Dipromat in Japan』坂田精一訳、岩波書店(岩波文庫)1990年、10頁より。