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熊本県道339号北外輪山大津線

日本の熊本県の道路

熊本県道339号北外輪山大津線(くまもとけんどう339ごう きたがいりんざんおおづせん)は、熊本県阿蘇市から菊池郡大津町に至る一般県道である。通称ミルクロード」。

一般県道
熊本県道339号標識
熊本県道339号 北外輪山大津線
一般県道 北外輪山大津線
ミルクロード
総延長 22.0 km
起点 熊本県阿蘇市西湯浦【北緯32度59分50.5秒 東経131度0分47.6秒 / 北緯32.997361度 東経131.013222度 / 32.997361; 131.013222 (県道339号起点)
終点 熊本県菊池郡大津町大字引水【北緯32度52分49.5秒 東経130度53分38.1秒 / 北緯32.880417度 東経130.893917度 / 32.880417; 130.893917 (県道339号終点)
接続する
主な道路
記法
都道府県道12号標識
大分県道・熊本県道12号天瀬阿蘇線
都道府県道23号標識
熊本県道23号菊池赤水線
国道57号北側復旧ルート
国道57号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

概要

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阿蘇市西湯浦から菊池郡大津町大字引水に至る。

阿蘇の北西にある外輪山の尾根を巡る路線。起点は大分県道・熊本県道12号天瀬阿蘇線(阿蘇スカイライン)に接続し、終点は道の駅大津の近くにある「ミルクロード入口交差点」で国道57号に接続する。冬季は積雪および路面凍結が起こりやすく、タイヤチェーンなどの滑り止めが必要となる他、通行止めになる場合がある[注釈 1]。道路は小さなアップダウンを繰り返し、緩やかな高速コーナーが連続する[1]。沿線に観光施設は少ないが、緩やかな起伏の牧草地がどこまでも続く日本離れした風景が広がる[1]

路線データ

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全ての座標を示した地図 - OSM
全座標を出力 - KML

歴史

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路線状況

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通称

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  • ミルクロード
阿蘇の西麓に位置する菊池郡大津町から北側の外輪山に登り、稜線上を伝ってやまなみハイウェイ方面に至る全長約45 kmの道路の通称[2]。もともと、沿線に点在する牧場の牛乳搬出用の農道として整備された経緯から名付けられたものである[2]。本県道路線は、国道57号・豊後街道交点から大分県道・熊本県道12号天瀬阿蘇線までの単独区間がミルクロードの西側一部区間を構成する。

地理

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かぶと岩展望所付近(阿蘇市、大津方面)

阿蘇外輪山の稜線上は、さえぎるものが無い見晴らしのよい草原地帯が広がり、ゆったりとしたカーブとアップダウンが繰り返すワインディングである[2]。沿線には、二重峠、兜岩(かぶと岩展望台)、北山展望所(正式名:西湯浦園地展望所)、麓の集落と牧場を結ぶ生活道路である通称「ラピュタの道」といった絶景の人気観光名所も点在する[2]。外輪山の途中にあるかぶと岩展望所から、ふもと阿蘇谷の水田地帯と阿蘇内牧温泉を見下ろし、阿蘇山からくじゅう連山が展望でき、秋にはカルデラの雲海も見ることができる[1]

通過する自治体

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交差する道路

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交差する道路 市町村名 交差する場所
大分県道・熊本県道12号天瀬阿蘇線
熊本県道45号阿蘇公園菊池線 重複
阿蘇・南小国両地区農免道路 / マゼノミステリーロード
阿蘇市 西湯浦 起点
阿蘇市道狩尾幹線 / 天空の道(ラピュタの道) 狩尾
熊本県道23号菊池赤水線 車帰
国道57号 / 北側復旧ルート 菊池郡 大津町 大字古城 大津東IC
国道57号 / 北側復旧ルート 大字引水 大津IC入口交差点
大津IC
国道57号
熊本県道225号山西大津線
大字引水 ミルクロード入口交差点 / 終点

沿線

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脚注

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注釈

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  1. ^ 菊池郡大津町大字古城(二重峠)と阿蘇市車帰(熊本県道23号菊池赤水線交点)に閉鎖用のゲートがあり、積雪がある場合は当地区から阿蘇(大観峰)方面が通行止めとなる。

出典

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参考文献

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  • 質問箱 - 阿蘇たにびと博物館公式サイト(インターネットアーカイブ) - 7番目の質問への回答に、前身となった農道に関する内容が記載されている。
  • 佐々木節、石野哲也、伊藤もずく 著、松井謙介編 編『絶景ドライブ100選[新装版]』学研パブリッシング〈GAKKEN MOOK〉、2015年9月30日。ISBN 978-4-05-610907-8 
  • 須藤英一『新・日本百名道』大泉書店、2013年、164-167頁。ISBN 978-4-278-04113-2 

関連項目

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