高浜寛
日本の漫画家 (1977-)
高浜 寛(たかはま かん、1977年4月6日 - )は、日本の女性漫画家。熊本県天草市出身[1]。筑波大学芸術専門学群総合造形コース卒業[2]。熊本市、のち2019年から天草市在住。
たかはま かん 高浜 寛 | |
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生誕 |
1977年4月6日(47歳) 熊本県天草市 |
職業 | 漫画家 |
ジャンル | 青年漫画 |
受賞 |
『ガロ大賞』佳作 『モーニング』MANGA OPEN佳作 『The Comics Journal』「2004年ベスト・オブ・ショート・ストーリー」 第21回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞 第24回手塚治虫文化賞マンガ大賞 |
デビュー以来、欧米でいち早く評価を受け、著作の多くがフランス語に翻訳されている[2]。
略歴
編集作品リスト
編集単行本
編集- 『イエローバックス』高浜寛短編集(青林堂 2002年2月、全1巻、B6判)ISBN 4-7926-0365-X
- (新装版 有学書林 2007年10月1日、全1巻、A5判)ISBN 978-4-901757-06-5
- 『泡日』(有学書林 2004年、全1巻、A5判)ISBN 4-901757-02-4
- 『凪渡り―及びその他の短篇』(河出書房新社(九竜コミックス)2006年3月16日、全1巻、A5判)ISBN 4-309-72847-2
- 『トゥー・エスプレッソ』(太田出版 2010年4月21日、全1巻、A5判)ISBN 978-4-7783-2112-3
- (仏語版)♪『2 Expressos』(カステルマン 2010年、全1巻)
- 『四谷区花園町』(竹書房 2013年11月28日[4]、全1巻、A5判)ISBN 978-4-8124-9749-4
- 『蝶のみちゆき』(リイド社 2015年1月30日[5]、全1巻、A5判)ISBN 978-4-8458-4150-9
- 『ニュクスの角灯』(リイド社 2016年 - 2019年、全6巻、A5判)
- 『SAD GiRL』(短編集、リイド社 2016年1月29日[6]、全1巻、A5判)ISBN 978-4-8458-4422-7
- 『エマは星の夢を見る』(講談社 2017年6月23日[7]、全1巻) ISBN 978-4-06-388741-9
- 『愛人 ラマン』(原作:マルグリット・デュラス、リイド社 2020年2月4日[8][9]、全1巻)ISBN 978-4-8458-6039-5
- 『扇島歳時記』(リイド社 2020年 - 2022年、全32話、全4巻)
共著
編集- まり子パラード - フレデリック・ボワレとの共著(2003年1月、太田出版)ISBN 4-87233-728-X
連載漫画
編集- 四谷区花園町(『ナマイキッ!』竹書房 2012年4月号 - 2013年10月号)
- 蝶のみちゆき(『コミック乱』リイド社 2014年6月号 - 2015年1月号)
- ニュクスの角灯(ランタン)(『コミック乱』、『トーチweb』 リイド社 2015年5月号 - 2019年8月号)
- エマは星の夢を見る(原作:エマニュエル・メゾンヌーヴ/ジュリア・パヴローヴィッチ(協力:㈱フランス著作権事務所)、『モーニング』講談社 2017年18号 - 27号)
- 愛人 ラマン(原作:マルグリット・デュラス、『トーチweb』リイド社)
- 扇島歳時記(『コミック乱』2020年1月号 - 2022年8月号)
- 薔薇が咲くとき(原作:ミュリエル・バルベリ、『トーチweb』2023年6月23日[10] - )
出演
編集脚注
編集出典
編集- ^ “NHK熊本放送局-わがまち自慢ブログ「天草市 漫画家 高浜寛さん展示会」”. NHK熊本放送局 (2018年6月18日). 2021年9月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年9月13日閲覧。
- ^ a b “筑波大卒の世界的漫画家はどう生まれたか | プロフェッショナル対談”. 東洋経済オンライン (2015年4月1日). 2020年4月27日閲覧。
- ^ “高浜寛「ニュクスの角灯」がマンガ大賞 手塚治虫文化賞:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2020年4月27日閲覧。
- ^ “四谷区花園町”. 竹書房. 2021年4月27日閲覧。
- ^ “蝶のみちゆき”. リイド社. 2021年4月27日閲覧。
- ^ “SAD GiRL”. リイド社. 2021年4月27日閲覧。
- ^ “エマは星の夢を見る”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2021年4月27日閲覧。
- ^ “「愛人 ラマン」フランス文学の名著を高浜寛がコミカライズ、フルカラーで単行本化”. コミックナタリー (ナターシャ). (2020年2月4日) 2021年4月27日閲覧。
- ^ “愛人 ラマン”. リイド社. 2021年4月27日閲覧。
- ^ “静寂の京都で展開するフランス人女性の孤独と再生の物語、高浜寛の新連載がトーチで”. コミックナタリー (ナターシャ). (2023年6月23日) 2023年6月23日閲覧。
- ^ “「ニュクスの角灯」高浜寛の“光”とは、NHK Eテレ「こころの時代」に出演”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年9月4日) 2021年9月5日閲覧。
- ^ “光に向かって”. NHK (2021年9月5日). 2021年9月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年9月18日閲覧。
外部リンク
編集- KAN TAKAHAMA Official Homepage - 公式サイト
- 高浜寛☆ニュクスの角灯 (@kan_takahama) - X(旧Twitter)
- 高浜寛 - メディア芸術データベース