AFC U-23選手権2020
AFC U-23選手権2020(AFCアンダー23せんしゅけん2020、英: AFC U-23 Championship 2020)は、2020年1月8日から1月26日にかけて、タイで開催された第4回目のAFC U-23選手権である。
AFC U-23選手権2020 AFC U-23 CHAMPIONSHIP THAILAND 2020 | |
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大会概要 | |
開催国 | タイ |
日程 | 2020年1月8日 - 1月26日 |
チーム数 | 16 (1連盟) |
開催地数 | 4 (4都市) |
大会結果 | |
優勝 | 韓国 (1回目) |
準優勝 | サウジアラビア |
3位 | オーストラリア |
4位 | ウズベキスタン |
大会統計 | |
試合数 | 32試合 |
ゴール数 |
69点 (1試合平均 2.16点) |
総入場者数 |
93,872人 (1試合平均 2,934人) |
得点王 | ジャルーンサック・ウォンゴーン(3点) |
最優秀選手 | 元斗才 |
< 20182022 > |
概要
編集開催地にはオーストラリア、マレーシア、タイ、ベトナムなどが開催地候補に意欲していたが、2018年8月にタイに決定した[1]。
2020年東京五輪・男子サッカー競技のアジア予選を兼ねており、五輪開催国として自動的に出場できる日本を除いた上位3チームが五輪出場権を得る。
なおAFC U-23選手権としては初めてビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が導入され、全32試合で利用される[2]。
会場
編集大会は4つの都市・県の4つの会場で行われる。
バンコク | ブリーラム | |
---|---|---|
ラジャマンガラ競技場 | ブリーラム・スタジアム | |
Capacity: 51,522 | Capacity: 32,600 | |
ソンクラー | パトゥムターニー | |
ティンスラーノン・スタジアム | タンマサート・スタジアム | |
Capacity: 45,000 | Capacity: 25,000 | |
予選
編集出場国を11のグループ(西地区6、東地区5)に分け、各組1位と2位の成績上位4チームに開催国のタイを加えた16チームが本大会の出場権を得る[3]。
→詳細は「AFC U-23選手権2020 (予選)」を参照
出場国
編集出場国・地域 | 予選 | 出場回数 |
---|---|---|
タイ | 開催国 | 2大会連続3回目 |
カタール | 予選A組1位 | 3大会連続3回目 |
バーレーン | 予選B組1位 | 初出場 |
イラク | 予選C組1位 | 4大会連続4回目 |
アラブ首長国連邦 | 予選D組1位 | 2大会ぶり3回目 |
ヨルダン | 予選E組1位 | 4大会連続4回目 |
ウズベキスタン | 予選F組1位 | 4大会連続4回目 |
北朝鮮 | 予選G組1位 | 4大会連続4回目 |
韓国 | 予選H組1位 | 4大会連続4回目 |
日本 | 予選I組1位 | 4大会連続4回目 |
中華人民共和国 | 予選J組1位 | 4大会連続4回目 |
ベトナム | 予選K組1位 | 3大会連続3回目 |
オーストラリア | 各2位チーム1位 | 4大会連続4回目 |
イラン | 各2位チーム2位 | 2大会ぶり3回目 |
シリア | 各2位チーム3位 | 4大会連続4回目 |
サウジアラビア | 各2位チーム4位 | 4大会連続4回目 |
結果
編集グループリーグ
編集グループA
編集順 | チーム | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 差 | 点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | オーストラリア | 3 | 1 | 2 | 0 | 4 | 3 | +1 | 5 |
2 | タイ | 3 | 1 | 1 | 1 | 7 | 3 | +4 | 4 |
3 | イラク | 3 | 0 | 3 | 0 | 4 | 4 | 0 | 3 |
4 | バーレーン | 3 | 0 | 2 | 1 | 3 | 8 | −5 | 2 |
出典=AFC
グループB
編集順 | チーム | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 差 | 点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | サウジアラビア | 3 | 2 | 1 | 0 | 3 | 1 | +2 | 7 |
2 | シリア | 3 | 1 | 1 | 1 | 4 | 4 | 0 | 4 |
3 | カタール | 3 | 0 | 3 | 0 | 3 | 3 | 0 | 3 |
4 | 日本 | 3 | 0 | 1 | 2 | 3 | 5 | −2 | 1 |
出典=AFC
グループC
編集順 | チーム | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 差 | 点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 韓国 | 3 | 3 | 0 | 0 | 5 | 2 | +3 | 9 |
2 | ウズベキスタン | 3 | 1 | 1 | 1 | 4 | 3 | +1 | 4 |
3 | イラン | 3 | 1 | 1 | 1 | 3 | 3 | 0 | 4 |
4 | 中華人民共和国 | 3 | 0 | 0 | 3 | 0 | 4 | −4 | 0 |
出典=AFC
グループD
編集順 | チーム | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 差 | 点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | アラブ首長国連邦 | 3 | 1 | 2 | 0 | 3 | 1 | +2 | 5 |
2 | ヨルダン | 3 | 1 | 2 | 0 | 3 | 2 | +1 | 5 |
3 | 北朝鮮 | 3 | 1 | 0 | 2 | 3 | 5 | −2 | 3 |
4 | ベトナム | 3 | 0 | 2 | 1 | 1 | 2 | −1 | 2 |
アラブ首長国連邦 | 2 - 0 | 北朝鮮 |
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アル=ハンマーディー 17分 アル=アームリー 30分 |
レポート |
ベトナム | 1 - 2 | 北朝鮮 |
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グエン・ティエン・リン 16分 | レポート | グエン・ティエン・リン 27分 (o.g.) リ・チョンギュ 90分 (pen.) |
決勝トーナメント
編集準々決勝 | 準決勝 | 決勝 | ||||||||
1月18日 - バンコク | ||||||||||
オーストラリア (aet) | 1 | |||||||||
1月22日 - ランシット | ||||||||||
シリア | 0 | |||||||||
オーストラリア | 0 | |||||||||
1月19日 - ランシット | ||||||||||
韓国 | 2 | |||||||||
韓国 | 2 | |||||||||
1月26日 - バンコク | ||||||||||
ヨルダン | 1 | |||||||||
韓国 (aet) | 1 | |||||||||
1月18日 - ランシット | ||||||||||
サウジアラビア | 0 | |||||||||
サウジアラビア | 1 | |||||||||
1月22日 - バンコク | ||||||||||
タイ | 0 | |||||||||
サウジアラビア | 1 | |||||||||
1月19日 - バンコク | ||||||||||
ウズベキスタン | 0 | 3位決定戦 | ||||||||
アラブ首長国連邦 | 1 | |||||||||
1月25日 - バンコク | ||||||||||
ウズベキスタン | 5 | |||||||||
オーストラリア | 1 | |||||||||
ウズベキスタン | 0 | |||||||||
準々決勝
編集準決勝
編集3位決定戦
編集決勝
編集優勝国
編集AFC U-23選手権2020優勝国 |
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韓国 初優勝 |
表彰
編集以下の通りに表彰された[4]。
大会最優秀選手 | 得点王 | ベストゴールキーパー | フェアプレー賞 |
---|---|---|---|
元斗才 | ジャルンサック・ウォンコーン(3得点) | 宋範根 | サウジアラビア |
2020年東京オリンピック出場国
編集脚注
編集- ^ “FA Thailand proposed as 2020 AFC U-23 Championship host”. AFC. 30 August 2018閲覧。
- ^ “VAR set for historic full debut at Thailand 2020”. アジアサッカー連盟 (2019年12月23日). 2019年12月26日閲覧。
- ^ “日程・結果 AFC U-23選手権タイ2020予選”. 日本サッカー協会. 2019年9月11日閲覧。
- ^ “Korea Republic's Song named Best Goalkeeper, Thailand's Wonggorn wins Top Scorer Award”. AFC (2020年1月26日). 2021年10月30日閲覧。
外部リンク
編集- AFC U-23 Championship, the-AFC.com
- AFC U-23 Championship 2020, stats.the-AFC.com
- AFC U23選手権タイ2020, 日本サッカー協会