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Wikipedia:分野別案内 教育 2007年1月

このページは書き掛けで放置されたものです。内容は完成していません。

案内する分野の範囲

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Q.1 この案内の対象になっている範囲をおおよそ教えてください。(範囲自体は、すごく狭いものでも、非常に広いものでも構いません。例えば、「現代日本の省庁」でもいいですし、「世界史」でもいいです。)

達成度

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このセクションでは、記事の量と質について質問します。

Q.2 おおよその記事数はどの位だと思いますか? (算定・推測の具体的な根拠などがあればそれも。)

  • 教育分野のみでは、1600記事以上あると考えられます。学校記事はさらに大量に(5000程度)あり、日々増え続けています。
    教育関係記事一覧 (五十音順)の本文にある [[ をWordで検索したところ、1050個ありました。同様に *[[ を検索する方法を使用して、教育関係人物一覧では396個、教育法令一覧では143個と推定しました。この中には赤リンク(未執筆記事)もかなり含まれていますが、一覧に未入力の記事も同じくらいあると仮定して算定しました。

Q.3 質や文章量を無視して、記事が存在しているかどうかだけを考えた場合、その分野の話題はどの程度カバーされているでしょうか? 

  • (一般的な教育用語)「家庭教育中学受験学年」などの、使用頻度の高い基礎的な用語は、完全に記事があります。しかし、使用頻度の低い用語は、必ずしも記事があるわけではありません。たとえば「学級経営観察学習児童憲章」などの用語は、広辞苑・大辞林のような国語辞典にも載っていますが、まだ記事が存在しません。一方、「理科離れ立たせる進学校」など、一般の国語辞典・教育学事典には載らないような、慣習・文化に着目した記事はよく見かけます。
  • (専門的な教育用語)一般に知られておらず国語辞典にもない専門的な用語は、分野によって網羅度にかなり差があります。熱意の高い執筆者に恵まれた分野では、「就学義務猶予免除者等の中学校卒業程度認定試験年齢主義と課程主義観点別学習状況」などの、日常ほとんど耳にすることがないような用語の記事もよく見かけますが、執筆者に恵まれない分野は赤リンクすら作られないまま放置されますので、教育分野の事典にはあってもウィキペディアにはない記事もたくさんあります。たとえばこちらで試験的にハンディサイズの教育辞典の見出しを抜き出していますが、ざっと見たところ、半数以上の記事が赤リンクです。
  • (学校)学校記事は非常に網羅度が高くなっています。大学の個別記事は新設大学を除けば全大学の記事が存在するようです。また外国の大学の記事もかなり執筆されています。高等学校の個別記事については、記事数は数えていませんが非常に多数の記事が存在し、近いうちに全校が網羅されることが予測できます。

Q.4 記事の内容は、どのようなレベルにあるでしょうか?

  • (正誤について)あまり多くの記事を見ているわけではありませんが、先入観にとらわれている文章を見ることはあるものの、大多数の記事は、大きな誤りはないように思います。しかし教育問題関係の記事では、中立的ではない記述がなされる場合も多く、気をつけて読む必要があります。
    いじめ学歴歴史教科書問題」など。
  • (品質について)一言で言えば、記事同士、記事内の段落同士のレベルには、かなりばらつきがあります。濃淡の差はありますが目を見張るほどの専門記事もよく見かける反面、10行程度しかない基本記事も結構あります。記事によっては、ウェブ上の情報ではその記事しか見当たらないような、独自性の高い情報も多く書かれており、一部記事では、10冊以上の書籍を読まなければ調べられないような知識の解説もあります。しかし基本記事でも情報のテンプレート化があまり進んでいませんので、基本的な部分が抜け落ちているケースもままあります。またニュース的な最新情報は、あまり記事に反映されることがないようにも思われます。
  • (難易度について)執筆者の傾向は、基礎的な解説よりも発展的な知識を執筆する人が多いですので、ある程度教育の知識や経験のある読者にとっては「知っていることばかりでつまらない」ということが少ない反面、そういったバックグラウンドがない初学者にとっては意外につまづきやすい物になっています。しかし残念ながら、教育分野に関しては既存の書籍も同じようなものです。ですのでウィキペディアが見劣りするわけではありません。
  • (分量について)全記事の1割程度は、調べものをするときに十分に役立つくらいの量となっています。複数分冊の事典の一項目と比較して、かなり内容が優っている記事も、少数ではありますが見受けられます。ただし、本一冊レベルの分量の記事はまだありません。小さな記事もかなりありますが、その多くはマイナーな事柄の記事です。
    Portal:教育の充実記事欄では10キロバイト(3333字)以上の記事を掲載していますが、現在142記事が存在し、30キロバイト以上のものは30記事が存在します。加筆依頼欄では1キロバイト(333字)未満の記事を掲載していますが、こちらは60記事あります。文庫本一冊の容量は500キロバイト程度ですが、まだ150キロバイトを超えている記事はありません。

Q.5 おおよその目安として、現在の達成度を既存の資料と比較すると、どんなレベルにあると思いますか? もし可能なら、英語版ウィキペディアなど、他言語プロジェクトとの比較もお願いします。

  • (書籍との比較)Q.3とQ.4への回答とやや重複しますが、一言で言えば、狭く深く書かれています。充実している記事については、図書館などでより深い情報を探しても、この種のまとまった情報が載っている書籍はなかなか見つかりません。一部の記事は、教員などの現場の人にとってもかなり役に立つと思います。しかしそれ以外の分野については、図書館や書店に行った方がずっとよい事も往々にしてあります。この分野の事典や百科事典との比較でも、ウィキペディアの方が遥かに充実している記事も多いですが、Q.3にあるように、紙の辞典にしかない記事もたくさんありますので、まだまだ発展途上といえます。
    実のところ教育分野は、初心者向けの適切な入門書があまり存在しない分野です。そのため、専門知識よりも基礎知識の方がおろそかになりがちだという、特殊事情があることも影響して、ウィキペディアでも狭く深く書かれる傾向があります。
  • (ウェブとの比較)これらの分野に関していえば、ウェブ上にはこれほど大きな情報源は存在しません。2年前の時点でも、他のサイトの情報量をかなり上回っていたと思います。現時点では、ウェブで読める日本語圏の資料としては屈指の質と量があります。

Q.6 類似または同一分野で、よきライバルや目標になるようなサイトや出版物はありますか?

  • Q.5の回答にあるようにウェブ上ではライバルがいない状態となっていますが、ウェブ上で見られる無料教育用語集としては、小学館の最新教育基本用語(書籍版あり)があります。これはプロによる執筆ですので信頼性は高いですが、基礎的な項目があまりなく、1項目あたりの情報量が少ないですので、直接的には競合しないと思います。
  • 紙の本では、現代学校教育大事典全7巻(ぎょうせい)がライバルまたは目標ともいえますが、ウィキペディアの記事は実態・実用性重視となっているため、方向性はやや違います。

Q.7 より充実するために特に投稿・編集が必要な分野、情報の種類などはありますか?

  • 記事の多さの割に、初心者向けの体裁が整っていないので、これからはポータルを中心とした分かりやすいサイトにすることが望まれます。具体的には重要記事の厳選リストの作成などが提案されています。
  • 前回の分野別案内でも指摘がありましたが、図表の使用率が低いことが課題です。現在は悪い意味で辞書的な記事が多く、抽象的な解説ばかりで理解しにくいという傾向がありますが、学校に在学している当事者にとって有益な情報源とするため、基礎的な記事でもまだ書くべきことは多く、完成度の面では発展途上です。

Q.8 共同執筆は多いですか?

  • 基礎的な記事の場合は、常連ユーザー同士の共同執筆がごく普通になされています。ただ、大型記事となると特定執筆者の文章が大部分を占めるという傾向もあります。これはおそらく、ひとつのポータルの中に広い分野の事柄が集まっているため、発展的な記事に対しては同じ分野の参加者でも知らないことが多いためだと思われます。

Q.9 その他、記事の量や質に関して、気がついたことなどがあれば教えてください。

  • 隣接分野からは秀逸な記事が選出されていますが、教育分野自体からは全く出ていないという問題があります。大型記事は多いですので、それらに集中的に加筆することが望まれます。

活動状況

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このセクションでは、執筆・編集活動について質問します。

Q.10 新規記事は、どの位のペースで立っていますか?

  • 固有名詞の記事を除けば、1日に2記事程度です。

Q.11 活動量の多い執筆者、貢献度の高そうな執筆者にはどんな人がいますか? (最近は活動していない方も含む。謙遜せず、正直に自分の名前も挙げましょう :-)また、貢献の内容について簡単に説明できそうだったら、それもお願いします。

個別学校記事以外の教育・関連分野の記事の執筆や、システムの整備には、以下の方の活躍がありました。

  • 利用者名(敬称略)初参加時期、投稿回数、貢献の内容(この分野のみ。自己記入ではないので参考程度に)
  • 利用者:Sketch - 2003/2、3598回、福祉
  • 利用者:Mishika - 2003/5、12582回、看護、教育学、翻訳
  • 利用者:難民 - 2004/3、1303回、受験、障害、教育制度
  • 利用者:YuTanaka - 2004/5、5755回、教育法学、情報学、高等教育
  • 利用者:Num - 2004/8、1817回、数学、教育評価
  • 利用者:燈馬想 - 2004/11、748回、知能心理学、教育制度
  • 利用者:Tourist - 2005/12、138回、教育制度
  • 利用者:YuBon - 2006/2、236回、教育法学
  • 現在、この分野で常時活動状態なのは2人です。

一方、個別学校記事の執筆では、以下の方の活躍がありました。

Q.12 投稿・編集は、IPからが多いですか、それともアカウントからが多いですか?

  • 2005年までは投稿の多くがログインユーザーで占められていましたが、現在は参加者構成が変わり、IPからの投稿が目立っています。常連以外の参加者を呼び込めていると見ることもできますが、執筆者を把握しづらいという難点もあります。

Q.13 数ヶ月、あるいは1年以上のスパンで見た場合、活動量はどんな風に変化しているでしょうか?

  • 2004年末の教育ポータル始動までの1年間は、参加者が相次ぎ、活発な執筆がなされたため、非常に大きく発展しました。それ以降は複数の参加者のウィキブレイクなどもあったため停滞しがちでしたが、ゆっくりと順調な成長が続きました。ここしばらくは目立った変化はないようです。

Q.14 その分野の記事一覧、ポータル、ウィキプロジェクト、カテゴリ、などはありますか?

Q.15 ポータルやウィキプロジェクトがあれば、その更新の頻度、参加者数などについて教えてください。

  • 新着記事欄はほぼリアルタイムで更新されています。ただしそれ以外の欄については更新は遅く、1年間隔になったこともあります。

Q.16 アカウントを持っている人を見ると、初心者、常連、たまに現れる人、どんな人が多いですか?

  • 私は「たまに現れる人」に分類されますが、この分野は常連の活動によって支えられています。しかし現在は常連が少なく、一人当たりの負担が多くなっている状況です。

Q.17 どのような活動が多い、あるいは少ない、といった傾向がありますか?

  • 現在は多くの活動がまばらな印象を受けます。着実に発展してはいるのですが、これといったことはないようです。

Q.18 特に求められている人材などはありますか?

  • 2年前から言われていることですが、慢性的に参加者が不足していますので、この分野に定着する常連を増やすことが鍵です。現状では、大きな問題が発生したら誰も対応できずに荒れるままとなってしまう危険性をはらんでいます。
  • 常時参加する人が増えたら、心理学や障害の分野との連携ができると一層充実しそうなので、両分野に詳しい方がいるとよさそうです。

Q.19 ほかに、執筆・編集者の数や活動量、傾向などについて気がついたことがあれば教えてください。

  • 現在は、執筆者間の会話があまりないように思われます。

自治と参加に関する話題

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Q.20 記事名の付け方、記述のスタイル、用語の選択、表記法、相互のリンクの張り方、記載内容の取捨選択や配列、準拠する資料など執筆・編集に関わる議論の進行状況はどうですか?

  • 中高一貫校の記事名で少し議論がありましたが、分野全体ではだいたい済んでいると思います。

Q.21 その分野について詳しくない人でもお手伝いできるようなスタイル上の編集作業などはありますか? 

  • ポータルや一覧の更新などは、常に人手を求めています。

Q.22 その分野について詳しくない人でもお手伝いできるような執筆や調査の作業などはありますか? もし手頃な資料などがあればそれも一緒に教えてください。

  • 教育分野は、多くのネットユーザーが学校教育を受けたという面では経験を持っている反面、意識的に調べなければ分からないままということが非常に多い分野です。もし加筆などをする際には、自己の教育体験からではなく、文献やサイトに基づいてするのが確実だと思います。

Q.23 いたずらや中立性を書いた記述、削除依頼の対象になるような投稿などはありますか?

  • 2005年初めに書籍などからの転載の疑いがある記事が多く投稿されました。現在に至るも、疑念を持たれたまま放置されています。歴史教科書問題などの記事では、中立性問題が発生します。ただ、全体的には平和な感じです。

Q.24 ウィキペディア全体の方針やガイドラインが決まっていないために滞っている部分がありますか?

  • 思いつく限りではありません。写真などを多用しない分野だからでしょうか。

利用者・読者・協力者

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Q.25 何らかの提携関係が結べたらよさそうな外部サイトなどはありますか?

  • 初心者向けの構造になり次第、検索エンジンにポータルを登録するのがよいと思います。むしろ逆にニュースサイトから記事を参考リンクとして使ってもらえるようになって欲しいです(情報源として不安な記事も多いですが)。

Q.26 その分野の良質な参加者が多くいそうなサイト、プロジェクトなどはありますか?

  • 特筆すべき場所はないのですが、アンテナとして2ch教育・先生板やmixi(会員制)にウィキペディア用のスペースを作っています。

Q.27 読者層としてはどのような人や団体が考えられますか? (達成度が低い場合には、将来的な見込みや希望で構いません)

  • 第一には、生徒などの教育現場の当事者に読んでもらうことを目標としています。保護者や教員はもちろん、教員志望者、入学希望者、教育に興味がある政治家が読んでも有益な情報源でありたいです。一般に流布している情報のように、多数派のみを対象にすることは避け、少数派のことに対しても省略しない記述をするという雰囲気ができあがっていますが、この雰囲気を大切にして、より一層この方針を強くしたいです。

Q.28 その他、読者、利用者、協力者について考えていること、気がついたことなどがあれば教えて下さい。

  • 教育分野は、当事者の非常に多い分野ですので、将来的にはかなりダイナミックな変動が起きるような気がします。それがどういった方向に向かうのかは予測不能ですが、記事群の完成度を高め、記事間の見通しをよくしておくことで、荒れることはある程度避けられると思います。

その他

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Q.29 この分野に関連して、他に何かあれば教えて下さい。

(回答例)

こういう機能がメディアウィキについていたら便利
こういう事情があって執筆が難航している

関連項目

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