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に 教科書体
書き順

日本語

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発音

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  • /ni/

名詞

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  1. 運搬して移動させる目的となるもの。荷物にもつ
  2. 精神的な負担、負担となるもの。

成句

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助詞

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    • 三時待ち合わせをする。
  1. 場所。(現代語では、存在を表現する動詞とともに用い、単に動作が行われる場所を表現する「」と使い分ける)
    • 東京住んでいた。
    • ヴェニス死す(擬古的表現。現代語では「ヴェニスで死ぬ」)
  2. 帰着点方向。(多くの場合「へ」と言い換えられる。「へ」との違いはこちらを参照。「まで」は事柄などの範囲を意味する点で違いがある。なお「までに」には言い換えられない)
    • 「AからBVする」(Aは起点。「Vする」は移動動詞)の形で
      • そこ行ってきた。
        (「まで」と言い換えられる。)
      • 赴く
        (「まで」とは言い換えられない)
    • バス乗る。(『大辞林』による
    • のぼる
    • はまる
  3. 行為を行う対象。相手。
    • 不正厳正に対処する。
    • 一言一句こだわる。
    • 「ABCVする」(「Vする」は授与動詞)の形で
      • この姿をあなた見せたい。
  4. 動作状況感情原因理由機縁
  5. 受動使役対象
    • ほえられた。
    • あいつやらせてみよう。
  6. 行為の行われ方。
    • 直角曲がる。
    • 個々検討する。
  7. 同等類似遠近比較優劣勝敗
    • 詐欺等しい。
    • 母親似ている。
    • 完成はほど遠い。
    • 去年のもの比べて甘味が増している。
    • 前年同期劣る。
    • 勝つ。
  8. 結果目標
    • 「ABなる」「ABViなる」(「Viなる」は変化などを表す自動詞)「AからBVtする」「ABVtする」(「Vtする」は変化などを表す他動詞)の形で
      • 君の発言で、台無しなったよ。
      • 信号が赤変わる。
      • 黒を白変える
        (「」と言い換えられる。「なる」「する」「する」などと異なり「変わる」「変える」などの動詞を伴う場合は「」に言い換えられる。)
      • 山田を委員推薦する。
      • 山田を委員選ぶ。
    • 危篤おちいる。(この「に」は「結果」を表すとするのが『大辞泉』、「帰着点」を表すとするのが『大辞林』)
  9. 知覚判断の結果。
    • 匿名で届いた手紙を不審なもの感じる。
  10. 「AB」の形で、(Aを)Bにしての略。そのような物として扱って。
    • 学生を対象心理実験を行った。 (「学生を」は動詞「行った」の目的語ではない)
    • 前年度を基準計算した。 (「前年度を」は動詞「計算した」の目的語ではない)
    • 失敗を機ますます努力した。 (「失敗を」は動詞「努力した」の目的語ではない)
  11. 「に」を用いた連語慣用句:恩に着る気に病むばかにする
    • どうせ死ぬのだから、なまじい人の恩に着るのはかえって心苦しい。(夏目漱石『野分』 「~を」が残る)
  12. 追加添加
  13. 並立列挙
    • 僕が好きな動物は犬猫だ。
  14. 「動詞連用形または動作性名詞+に」の形で、目的
    • 遊び行ってくる。
  15. 「動詞連用形+に+同じ動詞」の形で、くりかえし継続強意。前に程度の高さを表す接頭辞がつくこともある。
    • クリーンナップが打ち打ちまくった。
    • 待ち待った夏休み。
    • 大ゆれゆれた。
翻訳
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派生語
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  1. 思考、感覚、主張、理由などの内容を導く表現。
    • 私が思う、その主張には無理があるのではないだろうか。
    • その証拠、彼はその日自宅にはいなかったというではないか。
  2. 軽い不満や詠嘆を含んだ逆接。
    • 重病人でもあるまい、いつまでもごろごろして。
    • こともあろう、警官が詐欺に手を染めるとは。
  1. 現実と異なることを仮定した場合の、軽い不満を含んだ詠嘆。
    • 無駄遣いをしなければ、きっと買えていただろう

接尾辞

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  1. 似ていること。
    • 父親似。空似。

接尾辞

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  1. 煮ること。煮たもの。
    • 甘辛煮。芋煮。

接尾辞

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  1. 形容動詞連用形の活用語尾。
  2. 助動詞「」の連用形「」につく。〜ないで。
    • そんなこととも知らずに、のこのこ出てきてしまった。
  3. (方言)形容詞連用形がウ音便形化したものにつく虚辞。
    • 「魚はように燒いておくんなされよ。」(島木健作「生活の探求」)
    • 「ちょっと、此処をきつうに締めとおくれやす」(谷崎潤一郎「蓼喰う虫」)
    • 「早うに、女郎に売りとばしたら良かつたなア」(坂口安吾「孤独閑談」)

古典日本語

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万葉仮名

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名詞:古語

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  1. 鉱物性の染料赤土あかつちあかに

  1. つちに同じ。
    • 赤に/やほに/そほに

  1. たま。色の赤いたま。

文字情報

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コード

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  • Unicode
    • 16進: 306B に
    • 10進: 12395 に
  • JIS X 0208(-1978,1983,1990)
  • モールス: .-