kĩonje
キクユ語
編集- IPA: /keɔ̀ɲdʑɛ̀ꜜ/
- 〔キアンブ方言〕
- 〔リムル方言〕湯川 (1981:96) によると孤立形は [kèɔ̀ɲ̀dʑɛ̀] で、後ろに gĩĩkĩ〈この〉が続く場合も [kèɔ̀ɲ̀dʑɛ̀ ɣèèké]、後ろに gĩakwa〈私の〉が続く場合も [kèɔ̀ɲ̀dʑɛ̀ ɣèàkóá] であるが、後ろに nĩ がある場合は [kéɔ́ɲ́dʑɛ́ nè]、前に nĩ がある場合は [né kéɔ̀ɲ̀dʑɛ̀]、前に ti がある場合は [tì kéɔ́ɲ́dʑɛ́] となるなど、前後に他の語が存在するか、存在する場合はどのような種類の語であるかによってアクセントの変動が見られる[2]。なお、ti の高さについてはリムル方言と同じくキアンブ方言に属するナイロビ方言を調査した湯川 (1985:199) で高いと訂正されている[3]。湯川 (1981) では ini、ngo、mũri、igoti、mũromo、kũgũrũ、njogu、iburi、mũgeni、mũciĩ、irũa、mũndũ(複数: andũ)、mwaki〈火〉、mũgũrũki、ũgũrũki、ibabai、(rũ)nyondo、inooro、mũhooi、mũikari、mwario〈話し方〉、kĩonje、rũnyarĩrĩ、mũitĩrĩro、mwandĩko、hũnĩro、wandĩndĩ、rũraacio(複数: ndaacio)などは同じアクセントの型に分類されている[2]。
名詞
編集ことわざ
編集脚注
編集- ↑ Benson, T.G. (1964). Kikuyu-English dictionary. Oxford: Clarendon Press.
- ↑ 2.0 2.1 湯川恭敏 (1981).「キクユ語名詞アクセント試論――リムル方言について――」 『アジア・アフリカ言語文化研究』22, 75-123. 引用エラー: 無効な
<ref>
タグ; name "yy1981"が異なる内容で複数回定義されています - ↑ 湯川恭敏 (1985).「キクユ語名詞アクセント再論」 『アジア・アフリカ言語文化研究』29, 190-231.
- ↑ International Commission of Jurists (Kenya Section) (2004). International Human Rights Standards: Reporting Obligations: Convention on the Rights of the Child, p. 47. Nairobi: The Kenyan Section of the International Commission of Jurists.
- ↑ Peterson, Derek R. (2012). Ethnic Patriotism and the East African Revival: A History of Dissent, c. 1935–1972, p. 244. New York: Cambridge University Press. ISBN 978-1-107-02116-7