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'''遠藤元男'''(えんどう もとお、[[1908年]][[2月11日]]-[[1998年]])は、[[歴史学者]]。研究分野は日本史。[[明治大学]]名誉教授。
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東京生まれ。[[東京帝国大学]]文学部国史学科卒業。戦後、[[金沢大学]]教授、58年明治大学教授、65年「日本職人史の研究」で明治大学[[文学博士]]。78年定年退任、[[東京電機大学]]教授、[[日本女子大学]]教授、荒川区文化財保護審議会会長。筆名・福島信夫。
'''遠藤 元男'''(えんどう もとお、[[1908年]]〈[[明治]]41年〉[[2月11日]] - [[1998年]]〈[[平成]]10年〉[[7月22日]])は、[[日本]]の[[歴史学者]]。[[明治大学]][[名誉教授]]。研究分野は[[日本史]]


==著書==
== 来歴 ==
[[東京府]][[東京市]]生まれ。1931年[[東京大学#沿革|東京帝国大学]][[東京大学大学院人文社会系研究科・文学部|文学部]]国史学科卒業。

[[高等女]]、[[高校]]教諭を経て、1953年[[金沢大学]][[教授]]1958年明治大学教授、1965年「日本職人史の研究・総説」で[[明治大学]]より[[博士(文学)|文学博士]]の[[学位]]を取得1973年定年退任、[[東京電機大学]]教授、[[日本女子大学]]教授、荒川区文化財保護審議会会長。筆名・'''福島信夫'''(ふくしま しのぶ)<ref>{{Cite Kotobank |word=遠藤 元男|encyclopedia=20世紀日本人名事典|access-date=2024-03-26}}</ref>

== 著書 ==
*[[源頼朝]] 白揚社 1938 (人物再検討叢書)
*[[源頼朝]] 白揚社 1938 (人物再検討叢書)
*日本封建制成立史 三笠書房 1939 (日本歴史全書
*日本封建制成立史 [[三笠書房]] 1939 (日本歴史全書)
*日本文化史総論 三笠書房 1939 (日本歴史全書
*[[日本文化]]史総論 三笠書房 1939 (日本歴史全書)
*日本中世都市論 白揚社 1940 (日本歴史文庫)
*日本[[中世都市]]論 白揚社 1940 (日本歴史文庫)
*日本女性の生活と文化 四海書房 1941
*日本女性の生活と文化 四海書房 1941
*国史をつらぬく力 東亜堂 1942
*国史をつらぬく力 東亜堂 1942
*日本的反省 三邦出版社 1942
*日本的反省 三邦出版社 1942
*飛鳥文化 新太陽社 1943 (新日本文化選書)
*[[飛鳥文化]] 新太陽社 1943 (新日本文化選書)
*日本古代史 三笠書房 1943
*日本古代史 三笠書房 1943
*近世職人史話 誠文堂新光社 1946
*近世職人史話 [[誠文堂新光社]] 1946
*女性文化史 新府書房 1946 (新女性叢書
*女性文化史 新府書房 1946 (新女性叢書)
*平安女性譜 民生書院 1947
*平安女性譜 民生書院 1947
*新講日本歴史 古代篇 コロナ社 1948
*新講日本歴史 古代篇 [[コロナ社 (出版社)|コロナ社]] 1948
*職人の歴史 その生活と技術 至文堂 1956 (日本歴史新書)
*職人の歴史 その生活と技術 [[至文堂]] 1956 (日本歴史新書)
*日本の歴史の図鑑 講談社教育図書出版部 1959
*日本の歴史の図鑑 [[講談社]]教育図書出版部 1959
*日本職人史の研究 論集編 雄山閣 1961
*日本職人史の研究 論集編 [[雄山閣]] 1961
*日本の職人 人物往来社 1965
*日本の職人 [[人物往来社]] 1965
*源平史料総覧 雄山閣出版 1966
*[[源平]]史料総覧 [[雄山閣出版]] 1966
*日本職人史 雄山閣 1967
*日本職人史 [[雄山閣]] 1967
*日本史ノート 朝倉書店 1968
*日本史ノート [[朝倉書店]] 1968
*日本の伝統産業 誠文堂新光社 1969 (ブレーン・ブックス
*日本の伝統産業 [[誠文堂新光社]] 1969 (ブレーン・ブックス
*生活史ノート 朝倉書店 1970
*生活史ノート 朝倉書店 1970
*織物の日本史 日本放送出版協会 1971 (NHKブックス)
*織物の日本史 [[NHKブックス]] 1971
*女性史ノート 朝倉書店 1976
*女性史ノート 朝倉書店 1976
*職人と手仕事の歴史 東洋経済新報社 1978.4
*職人と手仕事の歴史 [[東洋経済新報社]] 1978.4
*日本人の生活文化史 5 路と車 毎日新聞社 1980.8
*日本人の生活文化史 5 路と車 [[毎日新聞社]] 1980.8
*近世生活史年表 雄山閣出版 1982.1 「江戸時代年鑑」2004
*近世生活史年表 雄山閣出版 1982.1 「江戸時代年鑑」2004
*日本職人史の研究 全6 雄山閣出版 1985
*日本職人史の研究 全6 雄山閣出版 1985
*ヴィジュアル史料日本職人史 全4巻 雄山閣出版 1991-92
*ヴィジュアル史料 日本職人史 全4巻 雄山閣出版 1991-92
*日本生活史点描 1-2 つくばね舎 1994-95
*日本生活史点描 12 つくばね舎 1994-95
*近世生活史年表 雄山閣出版 1995.2
*近世生活史年表 雄山閣出版 1995.2
*工具・器具と暮らしの文化史 つくばね社 1997.9
*工具・器具と暮らしの文化史 つくばね社 1997.9


==共編著==
== 共編著 ==
*日本中世史 [[渡辺保]]共著 三笠書房 1939 (日本歴史全書
*日本中世史 [[渡辺保]]共著 [[三笠書房]] 1939 (日本歴史全書)
*日本歴史入門 三笠書房 1941
*日本歴史入門 三笠書房 1941
*日本歴史の構成と展開 コロナ社 1948
*日本歴史の構成と展開 [[コロナ社 (出版社)|コロナ社]] 1948
*国史文献解説 [[下村富士男]]共編 朝倉書店 1957
*国史文献解説 [[下村冨士男|下村富士男]]共編 [[朝倉書店]] 1957
*図説世界文化史大系 第22 日本 第3 [[野間清六]]共編 角川書店 1959
*図説世界文化史大系 第22 日本 [[野間清六]]共編 [[角川書店]] 1959
*江戸東京風俗誌 至文堂 1963
*江戸東京風俗誌 [[至文堂]] 1963
*日本史ハンドブック [[大森志郎]]共編 朝倉書店 1963
*日本史ハンドブック [[大森志郎]]共編 朝倉書店 1963
*国史文献解説 続 下村富士男共編 朝倉書店 1965
*国史文献解説 続 [[下村冨士男|下村富士男]]共編 朝倉書店 1965
*日本歴史シリーズ 第4巻 王朝貴族 第5巻 源平の盛衰 世界文化社 1967
*日本歴史シリーズ 第4巻 王朝貴族第5巻 源平の盛衰 [[世界文化社]] 1967
*産業近代史 雄山閣出版 1969
*産業近代史 [[雄山閣出版]] 1969
*日本社会経済史用語辞典 朝倉書店 1972
*日本社会経済史用語辞典 朝倉書店 1972
*日本古代史事典 朝倉書店 1974
*日本古代史事典 朝倉書店 1974
*日本史研究書総覧 名著出版 1975
*日本史研究書総覧 名著出版 1975
*古代の地方史 第7巻 総論 朝倉書店 1977.11
*古代の地方史 第7巻 総論 朝倉書店 1977
*日本の名産事典 [[児玉幸多]],[[宮本常一]]共編 東洋経済新報社 1977.10 「全国名産大事典」日本図書センター 2010
*日本の名産事典 [[児玉幸多]][[宮本常一]]共編 [[東洋経済新報社]] 1977
**復刻「全国名産大事典」[[日本図書センター]] 2010
*日本史小百科 11 工芸 [[竹内淳子]]共著 近藤出版社 1980.12
*日本史小百科 11 工芸 [[竹内淳子]]共著 近藤出版社 1980.12
*年中行事の歴史学 [[山中裕]]共編 弘文堂 1981.3
*年中行事の歴史学 [[山中裕]]共編 [[弘文堂]] 1981.3
*日本史小百科 16 飲食 [[谷口歌子]]共著 近藤出版社 1983.11
*日本史小百科 16 飲食 谷口歌子共著 近藤出版社 1983.11
*関東の古代社会 名著出版 1989.6 (古代史論集
*関東の古代社会 名著出版 1989.6 (古代史論集)


==校訂==
== 校訂 ==
*愚管抄 校訂新註/ 慈鎮 1936 (雄山閣文庫
*愚管抄 慈鎮 1936 (雄山閣文庫) 校訂新註
*大鏡 校訂 1937 (雄山閣文庫
*大鏡 校訂 1937 (雄山閣文庫)


==記念論集==
== 記念論集 ==
*日本古代史論叢 遠藤元男博士還暦記念日本古代史論叢刊行会 1970
*日本古代史論叢 遠藤元男博士還暦記念日本古代史論叢刊行会 1970
*日本古代史論苑 遠藤元男先生頌寿記念会 国書刊行会 1983.12
*日本古代史論苑 遠藤元男先生頌寿記念会 [[国書刊行会]] 1983.12

== 脚注 ==
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==参考==
== 参考文献サイト ==
*日本人名大辞典、著書の略歴 
*日本人名大辞典、著書の略歴
*[https://kotobank.jp/word/%E9%81%A0%E8%97%A4%20%E5%85%83%E7%94%B7-1640147 20世紀日本人名事典] 日外アソシエーツ 2004


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2024年9月5日 (木) 11:13時点における最新版

1961年

遠藤 元男(えんどう もとお、1908年明治41年〉2月11日 - 1998年平成10年〉7月22日)は、日本歴史学者明治大学名誉教授。研究分野は日本史

来歴

[編集]

東京府東京市生まれ。1931年東京帝国大学文学部国史学科卒業。

高等女学校高校教諭を経て、1953年金沢大学教授、1958年明治大学教授、1965年「日本職人史の研究・総説」で明治大学より文学博士学位を取得。1973年定年退任、東京電機大学教授、日本女子大学教授、荒川区文化財保護審議会会長。筆名・福島信夫(ふくしま しのぶ)[1]

著書

[編集]
  • 源頼朝 白揚社 1938 (人物再検討叢書)
  • 日本封建制成立史 三笠書房 1939 (日本歴史全書)
  • 日本文化史総論 三笠書房 1939 (日本歴史全書)
  • 日本中世都市論 白揚社 1940 (日本歴史文庫)
  • 日本女性の生活と文化 四海書房 1941
  • 国史をつらぬく力 東亜堂 1942
  • 日本的反省 三邦出版社 1942
  • 飛鳥文化 新太陽社 1943 (新日本文化選書)
  • 日本古代史 三笠書房 1943
  • 近世職人史話 誠文堂新光社 1946
  • 女性文化史 新府書房 1946 (新女性叢書)
  • 平安女性譜 民生書院 1947
  • 新講日本歴史 古代篇 コロナ社 1948
  • 職人の歴史 その生活と技術 至文堂 1956 (日本歴史新書)
  • 日本の歴史の図鑑 講談社教育図書出版部 1959
  • 日本職人史の研究 論集編 雄山閣 1961
  • 日本の職人 人物往来社 1965
  • 源平史料総覧 雄山閣出版 1966
  • 日本職人史 雄山閣 1967
  • 日本史ノート 朝倉書店 1968
  • 日本の伝統産業 誠文堂新光社 1969 (ブレーン・ブックス)
  • 生活史ノート 朝倉書店 1970
  • 織物の日本史 NHKブックス 1971
  • 女性史ノート 朝倉書店 1976
  • 職人と手仕事の歴史 東洋経済新報社 1978.4
  • 日本人の生活文化史 5 路と車 毎日新聞社 1980.8
  • 近世生活史年表 雄山閣出版 1982.1 「江戸時代年鑑」2004
  • 日本職人史の研究 全6巻 雄山閣出版 1985
  • ヴィジュアル史料 日本職人史 全4巻 雄山閣出版 1991-92
  • 日本生活史点描 1・2 つくばね舎 1994-95
  • 近世生活史年表 雄山閣出版 1995.2
  • 工具・器具と暮らしの文化史 つくばね社 1997.9

共編著

[編集]

校訂

[編集]
  • 愚管抄 慈鎮 1936 (雄山閣文庫) 校訂新註
  • 大鏡 校訂 1937 (雄山閣文庫)

記念論集

[編集]
  • 日本古代史論叢 遠藤元男博士還暦記念日本古代史論叢刊行会 1970
  • 日本古代史論苑 遠藤元男先生頌寿記念会 国書刊行会 1983.12

脚注

[編集]
  1. ^ 遠藤 元男」『20世紀日本人名事典』https://kotobank.jp/word/%E9%81%A0%E8%97%A4%20%E5%85%83%E7%94%B7コトバンクより2024年3月26日閲覧 

参考文献サイト

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