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'''IRSimple'''(アイアールシンプル)は、[[赤外線]]を利用して通信を行うための規格の一つ。シャープ、ITXイー・グローバレッジ、早稲田大学、NTTドコモが共同開発し、赤外線通信の業界標準化団体 [[IrDA]] (Infrared Data Association)において国際標準とされた規格である。
'''IrSimple'''(アイアールシンプル)は、[[赤外線]]を利用して通信を行うための規格の一つ。[[シャープ|SHARP]][[ITXイー・グローバレッジ]][[早稲田大学]][[NTTドコモ]]が共同開発し、赤外線通信の業界標準化団体 [[IrDA]] ({{en|Infrared Data Association}})国際標準とた規格である。


== 概要と特徴 ==
== 特徴 ==
従来の赤外線方式と比較した場合、理論値で4~10倍(最大)の通信速度が得られるとされる。従来の赤外線通信[[プロトコル]]を見直す事によって通信の効率化を図った規格であるため、既存の[[ハードウェア]]ベースにも容易に導入できるメリットがある。現在、国内においては[[富士写真フイルム]]のモバイルプリンター[[Pivi]]をはじめ、[[カメラ付き携帯電話]]の一部製品などが対応している。
従来の赤外線方式と比較した場合、通信速度は理論値で最大4~10倍とされる。従来の赤外線[[通信プロトコル]]を見直す事によって通信の効率化を図った規格であるため、既存の[[ハードウェア]]ベースにも容易に導入できるメリットがある。

==採用例==
現在、日本では[[富士フイルム]]のモバイルプリンター[[Pivi]]をはじめ、2006年以降の[[エプソン]][[カラリオ]]複合機やカラリオミー、[[キヤノン]][[SELPHY]]、[[携帯電話]]の一部製品([[シャープ|SHARP]]では[[2005年]]末頃から、[[CASIO]]では[[2007年]]頃から、他)が対応している。

==IrSS==
IrSimple 1.0準拠の片方向通信機能 {{en|Home Appliance Profile}} は、IrSS ({{en|IrSimpleShot}}) と呼ばれる。


== 外部リンク ==
== 外部リンク ==
* [http://www.irda.org/ 赤外線データ通信協会]
* [http://www.irda.org/ 赤外線データ通信協会(IrDA)]


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[[Category:インタフェス規格|IRSimple]]
[[Category:光無線通信]]
[[Category:インタフェス規格|IRしんふる]]
[[Category:赤外線]]

2021年10月15日 (金) 12:18時点における最新版

IrSimple(アイアールシンプル)は、赤外線を利用して通信を行うための規格の一つ。SHARPITXイー・グローバレッジ早稲田大学NTTドコモが共同開発し、赤外線通信の業界標準化団体 IrDA (Infrared Data Association) が国際標準とした規格である。

特徴

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従来の赤外線方式と比較した場合、通信速度は理論値で最大4~10倍とされる。従来の赤外線通信プロトコルを見直す事によって通信の効率化を図った規格であるため、既存のハードウェアベースにも容易に導入できるメリットがある。

採用例

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現在、日本では富士フイルムのモバイルプリンターPiviをはじめ、2006年以降のエプソンカラリオ複合機やカラリオミー、キヤノンSELPHY携帯電話の一部製品(SHARPでは2005年末頃から、CASIOでは2007年頃から、他)が対応している。

IrSS

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IrSimple 1.0準拠の片方向通信機能 Home Appliance Profile は、IrSS (IrSimpleShot) と呼ばれる。

外部リンク

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