一ノ瀬直二
表示
一ノ瀬 直二(いちのせ なおじ、1923年1月12日 - 2015年12月25日)は、日本の英米文学翻訳家。
1947年、早稲田大学英文科卒。マリオ・プーヅォ『ゴッドファーザー』の翻訳がある。
詩人・翻訳家の加島祥造の死後、加島のペンネームであったことが発表された[1]。
翻訳
[編集]- 『300:1』(J・T・マッキントッシュ、早川書房、ハヤカワ・ファンタジイ) 1960
- 『人類抹殺計画 - ナポレオン・ソロ5』(デイヴィッド・マクダニエル、早川書房、世界ミステリシリーズ) 1966
- 『冬の山』(シャーリー・スクーノヴァ、集英社) 1967
- 『料理人』(ハリー・クレッシング、早川書房) 1967、のちハヤカワ文庫NV
- 『走れスパイ - キルマスター2』(ニック・カーター、早川書房、世界ミステリシリーズ) 1967
- 『魚が出てきた日』(ケイ・シセリス、集英社) 1968
- 『冬の山』(シャーリー・スクーノヴァ、集英社ワールドベストセラーズ) 1967
- 『蒸発』(デイヴィッド・イーリイ、早川書房、世界ミステリシリーズ) 1969
- 『観光旅行』(デイヴィッド・イーリイ、早川書房) 1969、のち文庫
- 『黄色い恐怖の眼』(ジョン・D・マクドナルド、早川書房、世界ミステリシリーズ) 1969
- 『黄色い恐怖の眼 - トラヴィス・マッギー・シリーズ』(ジョン・D・マクドナルド、早川書房、ハヤカワ・ポケット・ミステリ1071) 1986
- 『ハズバンド』(ソル・スタイン、早川書房) 1970
- 『クイン氏の事件簿』(アガサ・クリスティ、創元推理文庫) 1971
- 『秘密組織』(アガサ・クリスティ、創元推理文庫) 1971
- 『スは宇宙(スペース)のス』(レイ・ブラッドベリ、創元推理文庫) 1971
- 『二人で探偵を』(アガサ・クリスティ、創元推理文庫) 1972
- 『ゴッドファーザー』(マリオ・プーヅォ、早川書房) 1972、のち文庫
- 『戦士ブラク対謎の神殿』(ジョン・ジェイクス、創元推理文庫、戦士ブラク・シリーズ1) 1973
- 『戦士ブラク対女錬金術師』(ジョン・ジェイクス、創元推理文庫、戦士ブラク・シリーズ2) 1977
- 『タンゴ・ノヴェンバー』(ジョン・ハウレット、集英社) 1977
- 『逃亡者』(ロジャー・フラー、早川書房、Hayakawa pocket mystery books) 1977
- 『戦士ブラク対吸血双生児』(ジョン・ジェイクス、創元推理文庫、戦士ブラク・シリーズ3) 1978
- 『海峡トンネル爆破』(ロバート・バーン、集英社) 1979
- 『トリプル』(ケン・フォレット、集英社) 1981、のち文庫
- 『仕事と職場の人生学 感情音階による安定と成功の科学』(ロン・ハバード、ぱるす出版) 1987
- 『この手に孤独』(ハドリー・チェイス、創元推理文庫) 2000
- 『別れも愉し 「スは宇宙のス」より』(レイ・ブラッドベリ、赤木かん子編、ポプラ社) 2008
参考
[編集]- 観光旅行 - 紀伊国屋書店BookWeb