Location via proxy:   [ UP ]  
[Report a bug]   [Manage cookies]                
コンテンツにスキップ

門真市駅

半保護されたページ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

門真市駅
大阪モノレールの駅舎(左)と京阪の駅舎(右)
かどまし
Kadomashi
地図
所在地 大阪府門真市
北緯34度44分17.57秒 東経135度34分59.76秒 / 北緯34.7382139度 東経135.5832667度 / 34.7382139; 135.5832667座標: 北緯34度44分17.57秒 東経135度34分59.76秒 / 北緯34.7382139度 東経135.5832667度 / 34.7382139; 135.5832667
所属事業者 京阪電気鉄道駅詳細
大阪モノレール駅詳細
開業年月日 1971年昭和46年)6月20日
テンプレートを表示

門真市駅
配線図
大日
leer
STRg STRf
STRfq hKRZa hKRZa PSTR(L)q
STRfq
STRfq hKRZ hKRZ STRq STRq STRfq
 古川橋
西三荘方 
STRgq hKRZ hKRZ STRq STRq STRgq
STRgq hKRZe hKRZe PSTR(R)q
STRgq
PSTR(L) PSTR(R)
PSTR(R)
BS2+l BS2+lr BS2+r
STR STR STR
ENDEe ENDEe ENDEe

門真市駅(かどましえき)は、大阪府門真市にある、京阪電気鉄道大阪モノレール。駅番号は京阪がKH13、大阪モノレールが24である。

概要

門真市の事実上の中心駅。京阪本線大阪モノレール本線の連絡利用者のほか、西隣の西三荘駅等と同様付近にパナソニック関連施設が複数立地していることから当駅を目的地とした通勤利用者も多い。

複数路線の連絡駅ながら、駅構造の都合で京阪電車の停車種別は普通と守口市駅以東各駅停車の区間急行のみで日中の主力種別の1つである準急は通過している。このため市内にある他の京阪の駅と停車列車の上では変わらない扱いとなっている。準急通過駅では最多の乗降人員である。

歴史

1971年6月20日 京阪本線の門真 - 古川橋間の中央環状線との交差部に「新門真駅」として開業、開業当初より相対式ホーム2面4線で内側2線は通過線だった。門真駅の廃止と西三荘駅の開業に伴い、1975年3月「門真市駅」と改称、以後1976年9月に当駅と守口市駅間が複々線化、1980年3月には当駅から萱島駅が高架複々線化された[1]

1997年大阪モノレールの延伸に伴い乗換え駅として橋上駅舎化される[2]。併せてバリアフリー対策がとられ、第6回「大阪・心ふれあうまちづくり賞」で「大阪府知事賞」を受賞した[3]

年表

京阪電気鉄道

京阪 門真市駅
駅舎(2005年10月)
かどまし
Kadomashi
KH12 西三荘 (0.7 km)
(0.7 km) 古川橋 KH14
所在地 大阪府門真市新橋町436番地の1
駅番号 KH  13
所属事業者 京阪電気鉄道
所属路線 京阪本線
キロ程 10.1 km(淀屋橋起点)
電報略号 門(京阪・駅名略称方式)
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 2面2線**
乗降人員
-統計年度-
(特定日)24,082人/日
-2022年-
開業年月日 1971年昭和46年)6月20日
備考 * 1975年までは新門真駅
** 複々線のため、間に通過線2線あり。
テンプレートを表示

通過線2本を挟んだ相対式2面2線のホームを持つ地上駅で、橋上駅舎を有している[2]。改札口は1か所あり、改札内にはコンビニエンスストアアンスリー)がある。

この前後の区間は高架区間となっているが、当駅の付近のみ近畿自動車道および大阪中央環状線の高架(跨線橋)と交差するため、線路は地平に降りている[13]

開業から複々線化完成までは、上下本線のほかに上下副本線を持つ追い抜き可能駅であった。橋上駅化前の地下駅舎は、店舗に転用されている。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 京阪本線 上り 三条出町柳方面[14]
2 下り 淀屋橋中之島線方面[14]
  • 両ホームとも有効長は8両。1・2番線の間に通過線(A線)がある。通過線にホームはなく、複々線の外側2線(B線)にのみホームがある。
  • 接近放送は主要駅並みに細かい内容となっており、2008年4月より番線表示が付与された。

大阪モノレール

大阪モノレール 門真市駅
駅舎(2010年7月)
かどまし
Kadoma-shi
23 大日 (1.3 km)
所在地 大阪府門真市新橋町
駅番号  24 
所属事業者 大阪モノレール
所属路線 本線
キロ程 21.2 km(大阪空港起点)
駅構造 高架駅
ホーム 1面2線
乗降人員
-統計年次-
18,443人/日
-2022年-
開業年月日 1997年平成9年)8月22日[8]
テンプレートを表示

島式1面2線のホームを持つ高架駅。改札外正面には大阪モノレール直営のコンビニエンスストアセブン-イレブン モノウェル門真店)がある。

のりば

ホーム 路線 行先[15]
1 本線 降車専用ホーム
2 大阪空港方面
  • 列車の折返しは引上線形式となっている(彩都線彩都西駅も同様)。到着列車は1番ホームで乗客を降ろした後、駅南側の引上線で折り返し、改めて大阪空港方面行として2番ホームに入線する。
  • 現在は当駅が終点だが、2029年度開業を目標として瓜生堂駅(仮称、東大阪市)まで8.9kmの延伸が計画されており[16]、将来形を見越して引上線の両側に本線となる予定の軌道が敷設済みである。

利用状況

京阪電気鉄道

2022年(令和6年)度のある特定日における1日乗降人員24,082人(乗車人員:11,905人、降車人員:12,177人)である。

近年の特定日における1日乗降・乗車人員は下表の通りである。

各年度・特定日利用状況[統計 1][統計 2]
年次 調査日 乗降人員 乗車人員 出典
1990年(平成02年) 11月06日 32,686 16,308 [大阪府 1]
1991年(平成03年) - [大阪府 2]
1992年(平成04年) 11月10日 31,486 15,647 [大阪府 3]
1993年(平成05年) - [大阪府 4]
1994年(平成06年) - [大阪府 5]
1995年(平成07年) 11月21日 29,586 14,767 [大阪府 6]
1996年(平成08年) - [大阪府 7]
1997年(平成09年) - [大阪府 8]
1998年(平成10年) 11月10日 35,281 17,722 [大阪府 9]
1999年(平成11年) - [大阪府 10]
2000年(平成12年) 11月07日 35,698 17,750 [大阪府 11]
2001年(平成13年) - [大阪府 12]
2002年(平成14年) 12月10日 34,884 17,287 [大阪府 13]
2003年(平成15年) 10月28日 34,163 17,136 [大阪府 14]
2004年(平成16年) 11月09日 34,370 16,829 [大阪府 15]
2005年(平成17年) 11月08日 34,756 17,117 [大阪府 16]
2006年(平成18年) 11月07日 35,944 17,850 [大阪府 17]
2007年(平成19年) 11月13日 35,918 17,566 [大阪府 18]
2008年(平成20年) 11月11日 36,123 17,894 [大阪府 19]
2009年(平成21年) 11月10日 34,792 17,241 [大阪府 20]
2010年(平成22年) 11月09日 34,424 17,275 [大阪府 21]
2011年(平成23年) 11月01日 33,590 16,666 [大阪府 22]
2012年(平成24年) 10月31日 32,068 15,969 [大阪府 23]
2013年(平成25年) 11月12日 31,858 15,800 [大阪府 24]
2014年(平成26年) 11月11日 31,129 15,375 [大阪府 25]
2015年(平成27年) 11月10日 31,119 15,304 [大阪府 26]
2016年(平成28年) 11月08日 31,601 15,624 [大阪府 27]
2017年(平成29年) 11月07日 30,659 15,163 [大阪府 28]
2018年(平成30年) 11月06日 29,913 14,766 [大阪府 29]
2019年(令和元年) 11月12日 30,439 15,054 [大阪府 30]
2020年(令和02年) 11月10日 23,714 11,753 [大阪府 31]
2021年(令和03年) 11月09日 23,583 11,700 [大阪府 32]
2022年(令和04年) 11月08日 24,082 11,905 [大阪府 33]

大阪モノレール

2022年次の1日平均乗降人員は18,443人である。大阪モノレールの駅では千里中央駅南茨木駅蛍池駅に次いで4番目に利用客が多い。

大阪モノレール・1日平均乗降人員[統計 1]
年度/年次 各年次 各年度
乗車人員
出典
乗降人員 乗車人員 モノレール
1997年(平成09年) 8,412 4,197 - [大阪府 8] -
1998年(平成10年) 15,933 7,952 [大阪府 9]
1999年(平成11年) 17,051 8,503 [大阪府 10]
2000年(平成12年) 17,884 8,959 [大阪府 11]
2001年(平成13年) 18,059 9,048 [大阪府 12]
2002年(平成14年) 18,771 9,418 [大阪府 13]
2003年(平成15年) 19,486 9,704 [大阪府 14]
2004年(平成16年) 20,052 10,028 [大阪府 15]
2005年(平成17年) 20,376 10,176 [大阪府 16]
2006年(平成18年) 21,427 10,603 [大阪府 17]
2007年(平成19年) 21,874 10,770 [大阪府 18]
2008年(平成20年) 22,148 10,903 [大阪府 19]
2009年(平成21年) 21,740 10,743 [大阪府 20]
2010年(平成22年) 21,595 10,656 [大阪府 21]
2011年(平成23年) 21,241 10,491 [大阪府 22]
2012年(平成24年) 21,118 10,398 [大阪府 23]
2013年(平成25年) 20,707 10,237 [大阪府 24]
2014年(平成26年) 20,861 10,322 [大阪府 25]
2015年(平成27年) 21,318 10,547 [大阪府 26]
2016年(平成28年) 22,310 11,104 [大阪府 27]
2017年(平成29年) 22,521 11,243 [大阪府 28]
2018年(平成30年) 22,602 11,337 [大阪府 29]
2019年(令和元年) 23,027 11,610 [大阪府 30]
2020年(令和02年) 18,046 9,256 [大阪府 31]
2021年(令和03年) 17,378 8,844 8,831 [大阪府 32] [モノレール 1]
2022年(令和04年) 18,443 9,322 9,489 [大阪府 33] [モノレール 2]

駅周辺

南口駅前広場(2007年10月)

公共施設

商店街・商業施設・主要企業

宿泊施設

バス路線

南口ロータリーに京阪バスが乗り入れる。停留所名は「京阪門真市駅」。

隣の駅

京阪電気鉄道
京阪本線
快速特急「洛楽」・ライナー・特急・通勤快急・快速急行・急行・通勤準急・準急
通過
区間急行・普通
西三荘駅 (KH12) - 門真市駅 (KH13) - 古川橋駅 (KH14)
大阪モノレール
本線
大日駅 (23) - 門真市駅 (24)
  • 括弧内は駅番号を示す。

脚注

記事本文

注釈

出典

  1. ^ a b c 「京阪電鉄複々線化工事完成とダイヤ改正」『鉄道ピクトリアル1980年8月号』 55-59頁
  2. ^ a b c “門真市駅橋上化が完成 京阪電気鉄道あす使用開始 モノレールと接続”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 3. (1997年6月20日) 
  3. ^ a b 心ふれあうまちづくり賞 過去受賞作品 - 大阪府(2010年10月21日閲覧)
  4. ^ 『京阪電気鉄道』〈車両発達史シリーズ1〉関西鉄道研究会、1992年2月1日、p.50, ISBN 4-906399-01-0
  5. ^ 駅置き月刊広報誌・「くらしの中の京阪」1980年3月号、同4月号[出典無効] /「京阪電鉄複々線化工事完成とダイヤ改正」『鉄道ピクトリアル1980年8月号』 55-59頁
  6. ^ 駅置き月刊広報誌『くらしのなかの京阪』1997年7月号[出典無効]
  7. ^ 出典・京阪開業100周年記念誌『京阪百年のあゆみ』537頁
  8. ^ a b 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 30号 モノレール・新交通システム・鋼索鉄道、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年10月16日、9頁。 
  9. ^ 「くらしの中の京阪」、駅置き広報誌『K PRESS』2004年5月号12面
  10. ^ 「くらしの中の京阪」駅置き広報誌『K PRESS』2011年1月号16面
  11. ^ 出典・駅置きの広報誌『K PRESS』2016年3月号16面「くらしのなかの京阪」
  12. ^ 門真市駅で「可動式ホーム柵」を使用開始します”. 大阪モノレール (2019年9月12日). 2021年2月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年2月5日閲覧。
  13. ^ 構造的には、駅西側に名神高速道路の高架(跨線橋)が横切る阪神久寿川駅と同じ。
  14. ^ a b 門真市駅|駅構内図”. 京阪電気鉄道. 2022年9月20日閲覧。
  15. ^ 門真市駅情報”. 大阪モノレール. 2023年6月10日閲覧。
  16. ^ 大阪モノレールからの延伸に係る軌道事業の特許申請事案 配付資料 (PDF) - 国土交通省運輸審議会 2019年1月17日

利用状況

大阪府統計年鑑

  1. ^ 大阪府統計年鑑(平成3年) (PDF)
  2. ^ 大阪府統計年鑑(平成4年) (PDF)
  3. ^ 大阪府統計年鑑(平成5年) (PDF)
  4. ^ 大阪府統計年鑑(平成6年) (PDF)
  5. ^ 大阪府統計年鑑(平成7年) (PDF)
  6. ^ 大阪府統計年鑑(平成8年) (PDF)
  7. ^ 大阪府統計年鑑(平成9年) (PDF)
  8. ^ a b 大阪府統計年鑑(平成10年) (PDF)
  9. ^ a b 大阪府統計年鑑(平成11年) (PDF)
  10. ^ a b 大阪府統計年鑑(平成12年) (PDF)
  11. ^ a b 大阪府統計年鑑(平成13年) (PDF)
  12. ^ a b 大阪府統計年鑑(平成14年) (PDF)
  13. ^ a b 大阪府統計年鑑(平成15年) (PDF)
  14. ^ a b 大阪府統計年鑑(平成16年) (PDF)
  15. ^ a b 大阪府統計年鑑(平成17年) (PDF)
  16. ^ a b 大阪府統計年鑑(平成18年) (PDF)
  17. ^ a b 大阪府統計年鑑(平成19年) (PDF)
  18. ^ a b 大阪府統計年鑑(平成20年) (PDF)
  19. ^ a b 大阪府統計年鑑(平成21年) (PDF)
  20. ^ a b 大阪府統計年鑑(平成22年) (PDF)
  21. ^ a b 大阪府統計年鑑(平成23年) (PDF)
  22. ^ a b 大阪府統計年鑑(平成24年) (PDF)
  23. ^ a b 大阪府統計年鑑(平成25年) (PDF)
  24. ^ a b 大阪府統計年鑑(平成26年) (PDF)
  25. ^ a b 大阪府統計年鑑(平成27年) (PDF)
  26. ^ a b 大阪府統計年鑑(平成28年) (PDF)
  27. ^ a b 大阪府統計年鑑(平成29年) (PDF)
  28. ^ a b 大阪府統計年鑑(平成30年) (PDF)
  29. ^ a b 大阪府統計年鑑(令和元年) (PDF)
  30. ^ a b 大阪府統計年鑑(令和2年) (PDF)
  31. ^ a b 大阪府統計年鑑(令和3年) (PDF)
  32. ^ a b 大阪府統計年鑑(令和4年) (PDF)
  33. ^ a b 大阪府統計年鑑(令和5年) (PDF)

大阪モノレール

  1. ^ 2021年度駅別旅客数”. 大阪モノレール. 2023年6月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年5月3日閲覧。
  2. ^ 2022年度駅別旅客数

関連項目

外部リンク