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HI・TOUCH-HI・TECH

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『HI・TOUCH-HI・TECH』
EPOスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ニューミュージック
テクノ・ポップ
シティ・ポップ
時間
レーベル Dear Heart / RVC
プロデュース 宮田茂樹・EPO
チャート最高順位
EPO アルバム 年表
VITAMIN E・P・O
1983年
HI・TOUCH-HI・TECH
1984年
THE BEST STATION JOEPO 1980-1984
(1984年)
『HI・TOUCH-HI・TECH』収録のシングル
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HI・TOUCH-HI・TECH』(ハイタッチ・ハイテック) は、EPOの5枚目のオリジナル・アルバム[4]1984年2月21日に発売された。発売元はDear Heart / RVC

概要

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本作はDear Heart/RVC在籍時代最後のオリジナル・アルバムとなった[4]高見知佳に提供しシングルとして発売された楽曲「くちびるヌード」のセルフカバーシュガー・ベイブこぬか雨」のカバー、伊東ゆかりのアルバム『MISTY HOUR』収録曲として提供した「告白」のタイトルを変えてセルフカバーした「赤い媚薬」[5]、『オレたちひょうきん族』のエンディングテーマとして使用された「涙のクラウン」などが収録されている。M-1「恋はハイ・タッチ-ハイ・テック」は、M-3「くちびるヌード・咲かせます」とのカップリングで本作の発売からおよそ2週間後にシングルカットされた。

背景

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当時は ″テクノ″ という言葉が非常に流行していたが、その一方で、技術的・機械的なものが広まると人はその反動で手触りの良いもの、人間らしいものを求めるようになるという説が評論家の間で唱えられていた[6]。『HI・TOUCH-HI・TECH』というアルバムタイトルは、前作『VITAMIN E・P・O』と同様にこのような時代背景を意識して付けられたもので、機械と人間の共存を理想とし、″進歩した技術と人間とで仲良くやっていきましょう″ というメッセージが込められている[3]

収録曲

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LP・CT

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Side A
全作詞・作曲: EPO、全編曲: 清水信之
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.恋はハイ・タッチ-ハイ・テックEPOEPO
2.赤い媚薬EPOEPO
3.くちびるヌード・咲かせますEPOEPO
4.朝のドライブEPOEPO
5.置きざりの郵便EPOEPO
合計時間:
Side B
全作詞・作曲: EPO (特記以外)、全編曲: 清水信之。
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.RADIO DEAR HEART (WDEAR 499)」EPO (特記以外)EPO (特記以外)
2.涙のクラウンEPO (特記以外)EPO (特記以外)
3.海沿いの秋EPO (特記以外)EPO (特記以外)
4.こぬか雨(作詞:伊藤銀次・作曲:山下達郎)EPO (特記以外)EPO (特記以外)
5.ラスト・ワルツEPO (特記以外)EPO (特記以外)
合計時間:

CD・Blu-spec CD2

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全作詞・作曲: EPO (特記以外)、全編曲: 清水信之。
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「恋はハイ・タッチ-ハイ・テック」EPO (特記以外)EPO (特記以外)
2.「赤い媚薬」EPO (特記以外)EPO (特記以外)
3.「くちびるヌード・咲かせます」EPO (特記以外)EPO (特記以外)
4.「朝のドライブ」EPO (特記以外)EPO (特記以外)
5.「置きざりの郵便」EPO (特記以外)EPO (特記以外)
6.「RADIO DEAR HEART (WDEAR 499)」EPO (特記以外)EPO (特記以外)
7.「涙のクラウン」EPO (特記以外)EPO (特記以外)
8.「海沿いの秋」EPO (特記以外)EPO (特記以外)
9.「こぬか雨」(作詞:伊藤銀次・作曲:山下達郎)EPO (特記以外)EPO (特記以外)
10.「ラスト・ワルツ」EPO (特記以外)EPO (特記以外)
合計時間:

参加ミュージシャン

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発売履歴

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発売日 レーベル 規格 規格品番 備考
1984年2月21日[7] Dear Heart / RVC LPレコード RAL-8811
1984年2月21日[8] カセット RAT-8811
1984年[9] CD RACD-2 初CD化
1986年8月15日[10] R32A-1015 廉価再発盤
1991年8月21日[11] RCA/BMGビクター BVCR-2524
1995年3月24日[12] BVCR-8011 Q盤 音パレード
1999年6月23日[13] RCA/BMGジャパン BVCK-38009 RCA CD名盤選書
2007年4月25日[14] RCA/BMG JAPAN BVCK-17006 紙ジャケット仕様
2015年4月8日[15] Sony Music Blu-spec CD2 MHC7-30028 タワーレコード限定販売[1]
2019年10月1日[16] 音楽配信

評価

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コンピュータ専門誌「MSXマガジン」に掲載されたレビュー記事では、本作でEPOのスタイルが確立されているため、全く違ったものに挑戦してもよいのではないかと記されている[17]

脚注

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出典

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l EPO/HI・TOUCH-HI・TECH<タワーレコード限定>”. TOWER RECORDS ONLINE. 2022年9月11日閲覧。
  2. ^ オリコン 2006, p. 103
  3. ^ a b 音楽評論家・堤昌司の解説によるアルバム(1999年6月23日再発盤)のライナーノーツより。
  4. ^ a b EPO/VITAMIN E・P・O<タワーレコード限定>”. TOWER RECORDS ONLINE. 2023年1月11日閲覧。
  5. ^ ミスティー・アワー<生産限定盤>”. TOWER RECORDS ONLINE. 2022年11月17日閲覧。
  6. ^ ベストアルバム『epocha 1980-1986』(1999年6月23日発売)EPO自身によるライナーノーツより。
  7. ^ Epo - Hi·Touch-Hi·Techhttps://www.discogs.com/release/3537836-Epo-HiTouch-HiTech2022年9月11日閲覧 
  8. ^ Epo - Hi·Touch-Hi·Techhttps://www.discogs.com/release/15584923-Epo-HiTouch-HiTech2022年9月11日閲覧 
  9. ^ Epo - Hi・Touch-Hi・Techhttps://www.discogs.com/release/10421457-Epo-HiTouch-HiTech2022年9月11日閲覧 
  10. ^ Epo - Hi·Touch-Hi·Techhttps://www.discogs.com/release/19222327-Epo-HiTouch-HiTech2022年9月11日閲覧 
  11. ^ Epo - Hi·Touch-Hi·Techhttps://www.discogs.com/release/19222546-Epo-HiTouch-HiTech2022年9月11日閲覧 
  12. ^ Epo - Hi·Touch-Hi·Techhttps://www.discogs.com/release/19222405-Epo-HiTouch-HiTech2022年9月11日閲覧 
  13. ^ Epo - Hi·Touch-Hi·Techhttps://www.discogs.com/release/19222600-Epo-HiTouch-HiTech2022年9月11日閲覧 
  14. ^ Epo - Hi・Touch-Hi・Techhttps://www.discogs.com/release/13346693-Epo-HiTouch-HiTech2022年9月11日閲覧 
  15. ^ Epo - Hi・Touch – Hi・Techhttps://www.discogs.com/release/13346667-Epo-HiTouch-HiTech2022年9月11日閲覧 
  16. ^ 音楽ダウンロード・音楽配信サイト mora ~WALKMAN®公式ミュージックストア~”. mora ~WALKMAN®公式ミュージックストア~. Sony Music Solutions. 2022年9月11日閲覧。
  17. ^ MSXマガジン 1984d, p. 87, DISKO REVIEW.

参考資料

[編集]
  • オリコン『ALBUM CHART-BOOK COMPLETE EDITION 1970-2005』オリコン・マーケティング・プロモーション、2006年4月。ISBN 978-4-87131-077-2 
  • 『MSXマガジン』1984年4月号、アスキー、1984年4月1日。 

外部リンク

[編集]