Location via proxy:   [ UP ]  
[Report a bug]   [Manage cookies]                
コンテンツにスキップ

横浜市こども植物園

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
横浜市こども植物園
園内の様子。左側は木原均の記念碑
園内の様子。左側は木原均の記念碑 地図
施設情報
前身 木原生物学研究所
管理運営 横浜市緑の協会指定管理者
開園 1979年
所在地 232-0066
神奈川県横浜市南区六ツ川3-122
位置 北緯35度25分59.7秒 東経139度34分38.9秒 / 北緯35.433250度 東経139.577472度 / 35.433250; 139.577472座標: 北緯35度25分59.7秒 東経139度34分38.9秒 / 北緯35.433250度 東経139.577472度 / 35.433250; 139.577472
公式サイト www.hama-midorinokyokai.or.jp/kodomo/
テンプレートを表示

横浜市こども植物園(よこはましこどもしょくぶつえん、: Yokohama Municipal Children's Botanical Garden)は、神奈川県横浜市南区六ツ川3-122にある植物園。原則として毎月第3月曜(祝日の場合は翌日)と年末年始は休園。入園無料[1]

歴史

[編集]

コムギの研究で知られる遺伝学者の木原均は、静岡県三島市国立遺伝学研究所所長への就任を機に、京都府物集女にあった研究所の横浜への移転を1955年に決定。1957年5月、当地に敷地面積1万坪(33000m2)の研究所を開設した[2]。1970年、横浜市は敷地の一部を購入し児童の理科学習や教職員の研修所として利用した。1974年に管轄が教育委員会から緑政局に移り、1976年に都市緑化植物園としての都市計画決定を受けた。国際児童年を記念して、1979年昭和54年)6月23日に開園した[3]

園内

[編集]

園内には横浜市の市町村花であるバラを150種栽培するバラ園をはじめ[4]、野草園、くだもの園、竹園、薬草園などが整備されている。ニュートンのリンゴメンデルのブドウの他、横浜緋桜や、西区西戸部町で発見された新種のヨコハマダケなど、横浜ゆかりの植物が植えられていることも特徴である。

木原の研究所はのちに横浜市立大学に移管され、横浜市立大学木原生物学研究所として横浜市戸塚区舞岡町の地で研究活動を行っている。横浜市こども植物園には生前の木原が親しみ栽培したヤマボウシメタセコイアユーカリなどが育てられ、丘の上の「木原均博士研究の地」記念碑には彼の研究を子どもたちに伝えるプレートが添えられている[5]

脚注

[編集]
  1. ^ 横浜市こども植物園”. 横浜観光情報. 2019年4月22日閲覧。
  2. ^ 木原生物学研究所の沿革”. 横浜市立大学木原生物学研究所. 2019年4月22日閲覧。
  3. ^ こども植物園・児童遊園地特記仕様書” (PDF). 横浜市環境創造局. 2019年4月22日閲覧。
  4. ^ 「横浜市こども植物園」ってどんな場所?”. はまれぽ.com (2012年12月7日). 2019年4月22日閲覧。
  5. ^ 園芸誌雑話 人を軸として 多くの顔をもった生物学者 木原均” (PDF). 2019年4月22日閲覧。

参考文献

[編集]

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]