出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
古典日本語「さとる」
さとる【悟る・覚る】
- 物事の本当の意味を知る。はっきりと理解する。
- 自分の使命、運命などに気がつく。 (仏教) 迷いを去り真実を知る。
- 隠されているものに気がつく。感づく。察知する。
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
意味 |
語形 |
結合
|
否定 |
さとらない |
未然形 + ない
|
意志・勧誘 |
さとろう |
未然形音便 + う
|
丁寧 |
さとります |
連用形 + ます
|
過去・完了・状態 |
さとった |
連用形音便 + た
|
言い切り |
さとる |
終止形のみ
|
名詞化 |
さとること |
連体形 + こと
|
仮定条件 |
さとれば |
仮定形 + ば
|
命令 |
さとれ |
命令形のみ
|
さとる
- 人名。「悟」「智」「了」「慧」「達」などの字を当てる。
三拍動詞一類(?)
さとる【悟る・覚る】
- 物事の道理を理解する。
- (仏教) 迷いを去り真実を知る。
- 察知する。