話題沸騰、山田孝之主演ドラマ『全裸監督』黒木香さんの同意は?Netflixに聞いてみた
今年8月8日から、Netflixで全世界同時配信がスタートしている話題作『全裸監督』(全8回)。
今、この作品がとにかく面白いと各所で絶賛されています。芸能人の間でも評判がよく、氣志團の綾小路翔はツイッターで
<「全裸監督」最高過ぎた。どこがって聞かれたらもうキリがないけれど、人生初の経験で言うと、絡みのシーンであんなにボロボロ泣けるとは。心から感動>
と興奮気味にツイートしています。タレントのベッキーも
<私も『全裸監督』昨日1日で一気み。>
と、そのハマり具合を報告。そして芸能界で今一番『全裸監督』にハマっていると噂のは有吉弘行は、ツイッターに
<今日も全裸監督を薦めてしまった。。。家族持ちの人達には当然、大人の時間にね、と添えながら。。。>
と投稿。有吉は自身のラジオ番組でも『全裸監督』でAV女優・黒木香(芸名)役を演じた女優の森田望智(みさと)の演技について、「頑張ってたっていうのは生意気かもしれませんけど、ああ、こういうのが体張って演技するってことなんだなぁっていうふうに思いましたね。ナイスです!」「すぐ(森田の)ツイッター探して、フォローしましたよ」と熱弁するほどのハマりっぷりを見せています。
ノンフィクション『全裸監督 村西とおる伝』(太田出版/著・本橋信宏)を映像化した作品で、俳優の山田孝之が、AV業界に革命を起こした伝説の風雲児であり、“AVの帝王”と呼ばれた男、村西とおるを熱演するオリジナルドラマです。
有吉、ベッキー、綾小路翔もハマった
このように、有名人までもを巻き込んでのブームになっている『全裸監督』。しかし、有吉が絶賛している「黒木香」役についてSNS上で、ちょっとした懸念の声が上がっているのです。配信遅れて申し訳ありません。
— 有吉弘行 (@ariyoshihiroiki) August 12, 2019
お待たせしました。
お待たせし過ぎたかもしれません。
今日の田中でございます。 pic.twitter.com/rfWEoUQZMC
黒木香さんの同意を得たの?ネットで懸念の声
黒木香さんとは、ドラマでキーパーソンとなる、実在する元AV女優。現役大学生ながら、村西とおると共に生み出したデビュー作『SMぽいの好き』が異例の大ヒットを記録し、「わたくし」「~でございます」という古風な言葉遣い、そして黒々とした脇毛をはやしているなど、その個性的で魅力的なキャラクターで一躍、時代の寵児となりました。 そんなカリスマ的人気女優だった黒木香さんは、94年に業界を引退。表舞台から姿を消しましたが、引退後も、過去の性生活についての記事や、「あの人は今」「消えたあの人大追跡」などと銘打った企画でしばしば私生活を報じられました。そういった報道に対して黒木さんは複数回、訴訟を起こしているのです。 黒木さんは、引退後の消息記事や、過去の性生活、また出演アダルトビデオ作品の再版がプライバシーおよび肖像権の侵害に当たるとして、出版社の講談社、光文社、小学館、徳間書店、双葉社、DVD販売会社のオブテイン・フューチャー社に対して損害賠償などを求める民事訴訟を何度か起こしており、徳間書店、小学館に対しての勝訴が報じられています。 徳間書店(判決当時「芝ホールディングス」)に対しては、AV監督のインタビューに基づいて過去の性生活についての記事を掲載されプライバシーを侵害されたとして、黒木さんが1650万円の損害賠償を求めて提訴。2006年5月23日、一審で東京地裁は、徳間書店に220万円の支払いを命じました。判決によれば、「黒木さんは引退して一般人として生活しており、過去の性生活を明かす記事の掲載を承諾していたとはいえない」とのこと。 このように、引退後の近況や女優活動当時のプライベートな部分を報じられることに敏感である黒木香さんが、今回の『全裸監督』で自分のライフストーリーを映像化され全世界に配信されていることについて、SNSでは「黒木香さんにコンテンツ制作の同意を得たのだろうか?」「黒木さんにライフストーリーの映像化権料は払われていて欲しい!」と、心配する声が上がっているのです。
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