アングル:トランプ氏の関税政策は効果薄か 他国の利下げ継続で
中央銀行の金融政策担当者やアナリストによると、世界的に中央銀行は利下げを続ける可能性が十分ある一方で、米連邦準備理事会(FRB)は一時停止しており、政策金利を巡ってデカップリング(分離)が当面続く可能性がある。
- マーケット
マクドナルド、第4四半期米既存店売上高が予想以上の落ち込み
米ファストフードチェーン大手マクドナルドが10日に発表した2024年第4・四半期決算は、米国内の既存店売上高が事前のアナリスト予想以上に落ち込んだ。大腸菌の集団感染によって需要が打撃を受けたほか、消費者が支出に慎重な姿勢を維持したことなどが響いた。
- 経済
オープンAI、半導体内製化へ 数カ月内に設計データ確定=関係筋
生成AI(人工知能)「チャットGPT」を開発したオープンAIが、エヌビディアへの依存を減らすためにAI向け半導体の内製化計画を進めている。関係者によると、第一世代半導体の設計を今後数カ月内に固め、設計データを半導体受託生産(ファウンドリー)最大手の台湾積体電路製造(TSMC)に送る計画という。
- オピニオン
コラム:「トランプ関税」に一喜一憂は不要、為替変動が影響緩和
トランプ米大統領が関税を出したり引っ込めたりした7日の週、外為市場は極めて敏感に反応した。こうした為替レートの変動は一貫して米新政権の通商政策を相殺する可能性があり、中央銀行は通商政策に一喜一憂する必要がなくなるかもしれない。