NECの「LAVIE」シリーズに、Z世代の若者のアイデアをカタチにした「LAVIE SOL」が誕生しました。名前は、学生生活のベストパートナーとなってほしいという思いを込めて、「Springtime of Life=青春」「SOL=太陽」からとのこと。デジタルネイティブ世代が考える、理想のノートパソコンをレビューします!
NEC「LAVIE SOL S1375/JA[ムーンブラック](以下すべてLAVIE SOL)」、176,000円(税込。価格.com 最安価格)、2024年11月21日発売 ※ページ内の価格などの情報はすべて執筆時点2024年12月20日のものです。
さっそく「LAVIE SOL」について使ってみた印象をまとめました。
「LAVIE SOL」ってどんなパソコン?
・バッテリー持続時間も長くモバイル利用に向いた13.3型
・こだわりのデザインで美しいボディ
・拡張性も十分で扱いやすい
筆者による「LAVIE SOL」評価チャート
「コストパフォーマンス」と「グラフィック性能」が標準点の3点ですが、それ以外は良好。特に「デザイン」と「持ち運びやすさ」が高得点です
評価チャートについて
・実際に製品を使用して、価格.com「ノートパソコン」カテゴリーのユーザーレビューと同じ評価項 目で点数を付けました。
評価項目:満足度、デザイン、処理速度、グラフィック性能、拡張性、使いやすさ、持ち運びやすさ、バッテリー、画面、コストパフォーマンス
点数:5 点満点(標準点は3点)
・製品カテゴリーや価格を考慮して評価しています。ノートパソコンとしての絶対的な評価ではありません。
・本記事を執筆した筆者による個人的な評価です。評価は個人によって変わりますので、あくまでも 参考程度にとどめてください。
価格.com「ノートパソコン」カテゴリーのユーザーレビュー一覧 https://review.kakaku.com/review/newreview/CategoryCD=0020/
NECの「LAVIE」シリーズと言えば”質実剛健”なイメージではないでしょうか。しかし今回レビューするNEC「LAVIE SOL」はイメージを一新。ボディは樹脂製のようにも見えますが、アルミニウムを採用しており高級感があります。指紋が拭き取りやすく傷に強い「シルクタッチコート」が施されていて、汚れに気を使わなくてよいのもうれしい配慮。美しいボディは所有欲を刺激してくれます。
天板はフラットでロゴマークがさり気なく主張。底面も可能な限りフラットに近いノイズレスデザイン。排気口は極小でネジも見えず、製品名やシリアルNo.などはシールではなくレーザー刻印するこだわりよう。四隅が大胆に丸みを帯びた形状もこれまでのノートパソコンにはあまり見られなかったものです。
既存のWindows PCに比べると“モノ”として洗練されていて、どことなくMacBookを彷彿とさせるシンプルさも魅力。本当はMacBookが欲しいけれど、学校や仕事の関係でWindows PCしか使えない……という人にも刺さるでしょう。
電源を入れると、液晶画面は明るく色がハッキリ表現されていて、動画を楽しむのにも活躍してくれそう。YouTubeなら専用のショートカットからワンタッチで起動できるのも、いかにも若者向けといった趣向です。タッチ操作への反応もよく、子どものころからスマホやタブレットに親しんだユーザーでも違和感なく操作できます。
CPUはインテル「Core i7 1355U」を採用。「Core i」シリーズとしては1世代前のモデルとなりますが、 レポートやプレゼン資料の作成といった用途なら必要十分なパワーを持っています。メモリーをしっかり16GB積んでいるのも実用的で、ただ見た目を重視した製品ではないことがわかります。どうしても劣化するバッテリーをAIで管理し、4年間買い替えずに使えるように配慮しているのも好印象。春から高校・大学に進学する若者が、初めてのノートパソコンとすることに不足はありません。
それ以外の詳細な特徴は、次項以降でご確認ください。
ここからは「LAVIE SOL」について実際触った印象などをより詳しく説明していきます。
LAVIEはNECの個人向けノートパソコンのブランド名。フランス語で「人生」という意味です。LAVIEは「大画面ノートパソコン」と「軽量ノートパソコン」に分かれており、「LAVIE SOL」は2024年11月に軽量ノートパソコンのラインアップに加わった、完全な新規モデルになります。また「LAVIE SOL」にはCore i7搭載モデルとCore i5搭載モデルの2種類があります。
図中、名称に黄色くマークしてある製品は、最新の量販取扱いものです。NEC LAVIEのラインアップ。メーカー公式サイト(https://www.nec-lavie.jp/)および2024年のカタログなどから作成しています
シリーズのなかでも「LAVIE SOL」が異色なのは、リアリティショーが人気のYouTubeチャンネル「Nontitle」において、スピンオフシリーズ「Nontitle PROJECT LAVIE」で実際にZ世代を中心とした6人の若者が製品を企画したこと。そして実際に、番組内で出されたアイデアをカタチにしています。
その特徴というと、初めてパソコンを購入する学生をメインターゲットにしているため既存のLAVIEと比べてデザインに強くこだわり、アルミニウムボディはかぎりなくフラットに近いノイズレスデザインを採用している点。スマホのように専用ケースによる着せ替えが可能で、デザインは1000種類以上という力の入れようです。
タッチパネル搭載で、日常的にスマホやタブレットを使用しているユーザーでも違和感なく使用できるように配慮。キーボードにはZ世代の利用スタイルに合わせて、専用ショートカットも用意しています。また、バッテリーの管理にはAIを活用し、過充電を防いで4年間の学生生活中に劣化しないようにしていることにも注目。サイズは13.3型で約1.19kg、薄さ14.3mmと毎日持ち歩いても負担になりません。
箱から取り出してまず感じるのが、造形にムダがないこと。「ノイズレスデザイン」はムダな線や凹凸などをなくしたデザインをさしますが、本製品のボディはまさにそれ。天板は完全なフラットで、底面もゴム足を除けば実用性を阻害しない範囲で極限までムダをなくしています。排気口は極小で、シールに印刷されがちなシリアルNo.はレーザー刻印と、細部までのこだわりに脱帽です。
フラットな天面にはロゴが入っているだけ
底面もフラットです
表面は「シルクタッチコート」により耐擦り傷・防指紋処理を施されています。毎日持ち歩くことを考えると、傷に強いのはかなり助かります。指紋が拭き取りやすいのも清潔感があって好ましいです。
四隅が丸みを帯びているのも、デザイン面で目立つところ。角ばった製品に比べると親しみやすさを感じます。カバンからの出し入れ時に引っ掛かりにくいのは偶然の産物でしょうか。
角は丸みを帯びています
1点気になったのが、フタを開ける際に指をかける凹みがないこと。ノイズレスデザインへのこだわりゆえと考えられますが、指が引っ掛からずフタが開けにくいため、ひと工夫ほしかったところです。
中央部にも引っ掛かりとなるようなツメがありません
「LAVIE SOL」のカラーは「ムーンブラック」「プラチナシルバー」「フェアリーパープル」の3色。一般的なノートに比べると変化球のようなラインアップです。検証に使用したのは「ムーンブラック」ですが、炭のような深みのある黒で味わいがあり、安っぽさがありません。またピンクとパープルの中間のような淡い色合いの「フェアリーパープル」は、教室で開けば友だちに一目置かれそうです。
カラーとともに自分らしさを主張できるのが、公式の専用カバーです。その数はなんと1000種類以上。「LAVIE SOL」を学生の定番パソコンにしたいという強い想いが感じられます。
「caseplay」公式サイト(https://caseplay.shop/)には「LAVIE SOL 着せ替えケース」が多数ラインアップされています
販売するのは、スマホ向けのケースでも人気の「caseplay」。デザインのジャンルも多彩で、「自分らしさをアピールできるカバーがきっと見つかる!」と言いたくなります。ひとつに絞れないときは日替わりで使うのも一興です。個人的にグッときたのは「ドロンジョ - ミニキャラ - Purple」「戦隊大失格 - ピンク」です。
本体は301.6(幅)×210(奥行) mmで、ほぼA4用紙(290×210mm)と同サイズ。厚さも14.3mmと薄く、教科書やノートと同じカバンに入れて持ち歩けます。手に取るとアルミならではの手にズシッとくる重量感がありますが、実際は約1.19kgと軽量。これは安っぽさを感じることがない絶妙な重量感で、好意的に受け止めたいです。
本体の上にA4用紙を置いたところ。ほぼ同サイズ
スマホやタブレットを使用しているユーザーが違和感なく使えるという意味で、当然のようにタッチパネルを搭載しています。実際に使用してみると反応がよく、直感的な操作が可能。マルチタッチにも対応しています。
スマホと同じように操作できるタッチ操作対応ディスプレイ
「防指紋コーティング」により掃除も簡単
キーボードに目を移すと、各キーに印字されているのは英字のみ。かなりスッキリとした印象です。情報を極力シンプルにしている点が、いかにも今風と言えるのでしょうか。そんななかで印象的なのが、ファンクションキーのアイコン。F10キーはカメラ、F11キーはYouTubeをワンタッチで起動できます。勉強の息抜きに、瞬時にYouTubeを起動できるのはタイパを重視するZ世代にはかかせないショートカットになるのかも?
カメラ・YouTube以外にF12キーではAIサポートボット「LAVIE AI Plus」を起動できる
配列は85キーのJISキーボードで、テンキーはありません。すべてのキーの間隔はおよそ3mm(実測)で統一されており、隣接するキーとくっついているキーがないことと、「Enter」キーが大きめなことが、タイピングミスを減らしてくれる印象です。電源キーをキーボードに含みますが、右上に「Delete」キーが配置されているのはユーザーのことをよくわかっています。スペースキーの右側にはAI機能を起動する「Copilot」キーも配置されています。
右下に「Copilot」キーを搭載しています
Deleteキーは右上の隅に位置しています
キーの幅は実測でおよそ16mm、キーピッチは18.8mmで平均的な数値です。キーもボディと同様に、角の取れた形状になっているため、キーの間隔にゆとりを感じられます。キーストロークは1.2mmで、タイピングするとほどよいクリック感があり、リズムよく入力できました。なお、バックライトは備わっていません。
キーがアルファベットのみの点にもデザインのこだわりを感じられます
大型のタッチパッドはマルチタッチやジェスチャーにも対応。クリックボタンがないため、初めて使用するユーザーにとっては慣れるまで時間がかかりそうですが、滑りがよく慣れればタッチパネルと同様の直感的な操作も難しくありません。「Fn」キーと「スペース」キーの同時押しによる無効化は、誤操作防止で使用機会が多そうです。
タッチパッドの操作性は良好。タッチパッドの両サイドのパームレストもシルクタッチコートが施されており、両手を置くと思いのほか好感触です
光沢感のあるスーパーシャインビュー液晶のため、表示は明るく色味は鮮やか。IPS液晶のため視野角も広く、斜めから見ても色の変化は気にならず、写真や動画を楽しむのに不足ありません。
ただ使っていると映り込みは気になります。ここは、光沢液晶の弱点として諦めるしかなさそうです。どうしても気になる場合は、市販のアンチグレアフィルムの使用をおすすめします。
写真を表示してみると、細部のディテールもつぶれることなく表現できています。光沢液晶のためかやや派手めですが、特に色味がおかしなところもなく、再現度は高いと言えます
ディスプレイの上部に搭載されたWebカメラはフルHD解像度対応で、有効画素数は200万画素。使ってみると肌の色は明るく健康的に表現されていて、これならビデオ通話も楽しめそうです。離席時にパソコンを自動ロックする「プレゼンス センシング」機能にも対応していますが、プライバシーシャッターは搭載されていません。
バッテリー持続時間もチェックしました。まずはフル充電をした状態から、どれくらい起動できるかをチェックします。画面の輝度と音量を50%に設定し、フルHD画質のYouTube動画をフルスクリーンで再生したところ、10時間半で電源が切れました。バッテリー設定はすべて標準で、エコ機能はオフ。メーカーが動画再生は約10.8時間と公称しているため、ほぼスペックどおりと言えます。
残量がいちばん多くなっている1時過ぎから再生を開始。11時過ぎに再生が止まりました
ちなみにNECは1日7時間×2日間使えるとアナウンスしていますが、これはLAVIEの各種エコ機能を有効にした場合でしょう。プリインストールされている「LAVIEかんたん設定」を使うと、節電しながらバッテリーの劣化を抑え、4年間のキャンパスライフをしっかりサポートするための設定も行えます。まずは「ロングバッテリーモード」を選択し、バッテリーを100%まで充電しない「スマート充電」を有効にしましょう。実際に「スマート充電」を有効にしてみると、バッテリーは98%までしか充電されませんでした。また、「ロングバッテリーモード」では、Googleカレンダーなどとの連携も可能です。
省電力設定を行える「LAVIE かんたん設定」
ちなみに充電ケーブルはコンパクトなウォールマウント型。巨大なACアダプターと比べると圧倒的に軽く、パソコンと一緒に携帯するのも苦になりません。
右のiPhone純正充電器と比較すると、パソコン用の電源としてはコンパクトなのがわかります
拡張性に関してはお世辞にも充実しているとは言えません。とはいえあくまで本製品はモバイルノート。USB 3.2 Gen 2 Type-Cポートを左側面に1基、右側面に2基備えていれば十分に実用的という見方もできます。USBは充電ポートも兼用しているため、給電中に使えるのは残る2基だけになるのは覚えておきたいところ。
右側面のポートの間隔は広いとは言えず、大きめのUSBメモリーだと干渉する可能性があります
左側面にはヘッドホン/マイクジャックを備えているため、有線のイヤホンやマイクが接続できるのは地味にうれしい点です
最後に、「LAVIE SOL」の処理能力をチェックするべく、ベンチマークテストを実行しました。あくまで学生向けのモバイルノートなので多くを期待するのは酷ですが、3Dゲームのベンチマークまでチェックしています。
今回テストしたNEC「LAVIE SOL S1375/JA」のスペックをおさらいしておきましょう。
CPU:Intel Core i7-1355U(最大5.00GHz)
メモリー:16GB LPDDR5X
ストレージ:約512GB SSD(PCle)
ディスプレイ:13.3型ワイド スーパーシャインビューLED IPS液晶(タッチパネル)、WUXGA(1920×1200)
外部インターフェイス:USB 3.2 Gen 2 Type-C×3、ヘッドホン/マイクジャック×1
ネットワーク:Wi-Fi 7(5.7Gbps)対応
本体サイズ(幅×奥行き×高さ):301.6×210mm ×14.3
重量:約1.19kg
「PCMark10」で測定できるのは以下の3つです。
・「Essentials(簡単な作業を行うための一般的なPC向け)」
・「Productivity(一般的なオフィス作業や簡単なメディアコンテンツ制作向け)」
・「Digital Content Creation(写真、動画、そのほかのデジタルコンテンツ編集向け)」
それぞれ公式にスコアの目安が提示されているので、それと実際のスコアを比較してみます。
・Essentials:[目安]4100以上推奨/[スコア]7871
・Productivity:[目安]4500以上推奨/[スコア]6788
・Digital Content Creation:[目安]3450以上推奨/[スコア]6330
全項目で目安を余裕でクリアしており、日常的な作業であればスペックに不足ないことがわかりました。
「PCMark10」では目安を軽くクリアしました
「CineBench 2024」は映像や画像のデータ処理や表示能力を測るベンチマークソフト。CPU(シングルコア/マルチコア)とGPUの能力を調べられます。「LAVIE SOL」はGPUを搭載していないため、CPUの能力をチェックしました。電源接続時とバッテリー駆動時の数値は以下のとおり。
・シングルコア:475(電源接続)/103(バッテリー駆動)
・マルチコア:108(電源接続)/41(バッテリー駆動)
特に基準はないため複数のCineBench 2024のスコアサイトをチェックしたところ、上位50製品には入らず、数値もかなり低いものでした。なにしろモバイルノートなのでハードな映像処理を行うには向かないようです。
GPUの処理能力を測るのが「3DMark」です。「LAVIE SOL」はCPU内蔵GPUのため高いスコアは期待できませんが、今回は中程度の負荷でテストする「Steel Nomad Light」を実行してみました。結果は以下となります。
・Steel Nomad Light:1238
3DMarkの結果はこちら。こちらも好成績とは言いがたい結果に
こちらもスコアサイトの情報を基にすると、GPUに比べて処理能力は1/30以下でした。ただ、上にも書きましたがモバイルノートPCであるということは差し引いて考えたほうがいいでしょう。
ここまでの結果を見ると、3Dゲームなどをプレイすることは難しいと考えられるため、人気ゲームタイトルのベンチマークテストも測定してみました。
PCゲームのベンチマーク測定の定番ツールとなっている「ファイナルファンタジーXIV:黄金のレガシー ベンチマーク」の測定結果です。
・高品質(ノートPC)・1920×1080・フルスクリーン:5919(普通)
・標準(ノートPC)・1920×1080・フルスクリーン:6312(やや快適)
意外にも標準画質であれば不満なくプレイできそうです
最後に、動きが速く高い処理能力が要求されそうな格闘ゲームのベンチマークにもチャレンジしてみました。
・HIGHEST・1920×1080:測定失敗
・HIGH・1920×1080:測定失敗
・NOMAL・1920×1080:20(動作困難)
・LOW・1920×1080:76(問題なし)
測定できた2つの画面。左が「NORMAL」、右が「LOW」のもの
高画質ではテストの完走すらできませんでしたが、低画質なら問題なしという評価。想像よりは実用的な処理能力のようです。
NEC「LAVIE SOL」を実際に手に取ってみると、想像以上にデザインや質感といったものへのこだわりの強さを感じました。もう「デザインが気に入ったから」で選ぶのが大正解です。特に「フェアリーパープル」はオンリーワン感があります。スマホのようにカバーでイメージを変える楽しさがあるのも、既存のノートパソコンの概念を覆すもので、若者らしい発想です。
13.3型とモバイルにちょうどよいサイズで、カフェでレポートなんて用途にもピッタリ。タッチパネルで直感的に操作できるのは、タッチパッドオンリーのMacBookより実用的です。加えて、充電器がカバンに入れっぱなしでも気にならないくらいコンパクトなのも好印象。朝は学校、昼はカフェや図書館、夜は友だちの家にお泊まりと、アクティブに活動する1日でも、バッテリー切れを心配する必要がなくなります。
価格は17万円台とやや高価に感じられますが、価格.comで“13.3型”“タッチパネル搭載””Core i7・16GBメモリー”ノートパソコンを検索すると最安値でも168,080円です。というより13.3型でタッチパネルを搭載したノートパソコン自体の選択肢が少ないのが現状です。「Microsoft 365 Basic + Office Home & Business 2024」が付属しているためOfficeのサブスクを購入する必要もなく、4年間使えるのであればコスパは悪くないのかも……と思えてきます。
実際にモバイルノートとしてスペック自体は決して低いものではなく、日常的な使用でストレスを感じることはなさそうでした。キーボードの打鍵感はよく、タッチパッドも大型で慣れればスムースな操作が可能。さらにスマホのようなタッチ操作も可能と、初めてパソコンを購入する学生が4年間のキャンパスライフを充実させる相棒として、不足はありません。もちろん、見た目にビビビときたなら社会人でも全然あり。高見えするボディは、オフィスでも一目置かれる存在になるかも!?