猫の手いまだ借りられず

…いえ、そんな台詞は作中どこにもないのですが。

最後まで驚かされっぱなしの壮大なストーリーでした。
脚本書式ということで最初は馴れるのに少し時間を要しましたが、徐々に溶け込むように読めるようになりました。

驚きに満ちた展開と、納得のラストでした。

猫の猫による猫だけの惑星を、おはようからおやすみまで見守る素敵な暇潰しで時を過ごす◯◯人アーク。

そこへ登場する、ちょいと旧式のカワイイ系人造人間少女（猫から見たらマクロスな少女）。
モフモフ大好評で甘いふわふわな話へ…行かずに超ハードなSFディザスターモードに（笑）

やられたモフ。

ここまでハードに畳み込んでも、読み易くて喉越し爽やかモフ。

SFの初心者からベテランまで幅広く楽しめる作品モフ。