2月14日。チョコをもらえない生徒が死にかけ、逆にイケメンがとことん特をする日。そんなイケメンに復讐するため、3人が動き出す。スピード感のある、とてもワクワクする小説です。
今日はちょうどトリュフチョコを作ったので、バレンタインものを読みたくなってこちらにきました。^-^もてない三バカが世界に復讐を……いや、愛をばらまく壮大な物語!会話がリズムよく秀逸で笑えます。こんなに全力でバレンタインに挑む男子、けれど世の中は甘くなく、かなりビターです。読了後は、わたしも三木くんのチョコが食べたくなりました!
バレンタインを憎む非モテ男子三人による悲しくも可笑しい会話劇。モテない彼らがイケメンたちに一矢報いるためにチョコを使って何ができるか。彼らなりに頭を使ってなかなかのアイデアを思い付きます。おバカなやり取りに笑いつつもいつの間にか健気な彼らを応援してしまっている自分がいたのですが、「いけるかも!?」と思わせておいてまさかのラストです。悲哀に溢れた爽快なオチ。尋常じゃない落下速度。これは、笑わずにはいられない……!最初から最後まで楽しく笑いながら読みました。おバカな男子、超がんばれ!!
オペレーション・ブラッディバレンタイン――略して2B。三人の男子生徒がバレンタインに思いを込め、復讐劇の幕が今まさに上がる。そして、残されたのは悲しみだけだった……今年のバレンタインもまた、日本各地で2Bが発動する事は間違いない。彼らのような男子生徒がいる限り……必ず……そんなヤツ、いる訳ねぇ~!(笑
バレンタイン。モテない男子にとっては苦行のような日ですよ。そこかしこで恋の矢印がびゅんびゅん飛び交って、普段一緒に馬鹿やってた友達がこそっとチョコもらってたりなんかして、畜生裏切り者!!って。このお話に登場するのはそのモテない側の男の子達。男子校生特有のお馬鹿なノリで話は展開していきます。もういちいち面白いです。カカオ70%のチョコよりも苦い失恋エピソードも挟みながら、打ち明けられた壮大な計画とは……!?バレンタイン前にぜひ読んでおきたいお話です!
バレンタインも最近ではいろんな目的で配られるチョコがあります。義理チョコ、友チョコはもう有名でしょうが、こちらではさらに……仲良し(?)男子三人組はバレンタインに向けて非常にバカバカしい(褒めてます)計画を実行します……そのオチは結構切ないです(笑)軽快にサクサク読める短編。バレンタイン本番前に読んでみるとさらに面白いかも。そのチョコ……実は……ふふふ
男子3人のバレンタイン談義。でもただの会話だけじゃ終わらない、彼らの実行力がまぁ凄いわけです。「なんだこのくだらない会話」と思っているのに、気付いたら最後まで読んでしまっていました。だって、気になるじゃないですか。バレンタインに全力を尽くす彼らの結末。果たして愛の聖人はモテない彼らに祝福を与えてくれるのか……。脳みそに疲れを感じた時は是非こちらを読んでみてください。頭空っぽにしてクスッとできますよ。
何故俺はこんな連中に付き合っているんだろう、と自問自答することがある。明確な答は出ず、代わりに生温い連帯感のようなものだけが残る。で、その連帯感もどきに自己嫌悪しつつもまた付き合い続ける。 まあ、こんなバカ共に真剣な考察をするだけ時間の無駄だが、ところどころに出てくるヒャッハー……ではない、世紀末……でもない、連中が勝手に味わっている終末感がバカバカしい悲哀を誘う。 そんな作品も悪くないという感覚が湧いてくるのが口惜しい。 必読本作。
バレンタイン、それは男性にとっては、一年で愛憎渦巻く日なのでしょう。一大イベントの中で、楽しめない人というのはやはりいるものです。その「楽しめない人」に入る若き男子の胸中よ、推して知るべし、ですが。彼ら(のうち二人)の脳内は推し量れないところに来ておりました。巻き込まれた悲しき一人。そして彼らの運命は?会話劇中心の、三人漫才みたいに面白いお話!
女子が八割を超えるクラス、通称女クラで、普段はひっそりと息をひそめている三人の男子高校生が、バレンタインになにやら企んでいるようです。 ……全力でアホです。愛すべきアホがここにいます(ほめてます)はたして練に練った計画はどうなったのか。ぜひ直接たしかめてみてください。