戦技と魔法の教師をするエンディ・スカイグラスは、戦闘技術の習得を見習い冒険者に指導する元・転生者。教室内での授業だけでなく、実際の魔物討伐や依頼を通して生徒たちを鍛え上げ、実戦的な指導を行っている。
だがその経営方針は一見すると軽薄。「生徒を育てて彼らが稼いだ金を自分が回収する」ことを目論む、要するに利益重視。
……だけど、実際にはこのエンディと言う男、生徒一人ひとりをしっかり見ており、彼らの成長に深い愛情を持っているんですよね。
──そのギャップがカッコいいんです!! (←ココが☆おすすめポイント)
第一話のイヴ編では、「人を信じすぎる」という欠点を克服したイヴが、師の期待を超える大きな成長を遂げて爽快感がありました。
いまはわたくし、第二章を読んでおります。
次の生徒は、どんな子かな。ワクワクします。
読みやすく、分かりやすい文体で、安心してお勧めできますので、どうぞ皆様もご一読を!✧*。٩(ˊωˋ*)و✧*。
秘めた才能を秘めた問題のある生徒(ヒロイン)を育成するお話です。例えるなら、初期の悟飯とピッコロさんの関係の変化を異世界転生系に置き換えたイメージですね。ヒロインだけでなく、主人公の心情の変化も少しずつ描いていけば、確実に化けると思います。
生徒と思ってた以上にしっかりと向き合うので、タイトルからは予想出来ない至って真面目な話です。生徒と出会い、時にぶつかり、秘めた才能を開花させ、卒業するまでをキチンと描いています。主人公の言動やタイトルからすると、中身は想像以上にハートフルで、先生というより父親でした。
37話時点では、異世界ハーレム成分は冒頭だけです。なろう系の刺激的な展開や、教師と生徒のムフフな展開を期待する方は別の作品をお読みください。
なお、一話一話の質(文としてのクオリティー)は高いので、読んで損する事はないです。応援しております。