2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧
本書のメインタイトルであるWoke Capitalismは、簡単に言えば環境保護、人権、ジェンダー平等、人種差別反対などといった社会問題を解決したり、対処したりする「Woke」(目覚めた)な資本主義・企業活動を指す。サブタイトルではそれを「『意識高い系』資本…
今年は伊藤野枝が官憲に虐殺されて100年である。そのメモリアルのイベントも福岡市で行われる。 9月15(金)&16(土)「伊藤野枝100年フェスティバル」のチケットは3種類。・2日間通し券(前売¥3,000)・16日午後券(講談、講演、座談会=前売¥2,000、当…
ぼくのツイッターのタイムラインにはマンガの広告があふれていて、けっこうクリックしてしまう。 『瓜を破る』はその一つである。Amazonの「おすすめ」にも上がってくるのだが、そのときは手に取る気にならなかった。やはりコマを強制的に読ませるというのが…
新美南吉はぼくの生まれた愛知県の出身である。「ごん狐」があまりにも有名だ。 ごんぎつね (日本の童話名作選) 作者:南吉, 新美 偕成社 Amazon さて、そんな「ごん狐」について、昨日(2023年8月21日)付の「しんぶん赤旗」で、教育実践の報告記事があった…
日本共産党の志位和夫委員長の談話が、産経新聞の記事で切り取られて紹介され、ネットの一部で叩かれている。 b.hatena.ne.jp 志位談話の全文は次のリンクを見てほしい。 www.jcp.or.jp 軍事ブロック強化、核威嚇、先制攻撃への組込みは正しくない 中国が台…
英語の時事記事を声に出して読むときに苦労することが3つある。 (1)非英米系の名前・地名はどうやって発音したらいいの? ふだんから英語の動画ニュースやテレビニュースなどを聴いている人はバッチリなんだろうけど、文字の記事しか読んでいないぼくの…
日本社会文学会「社会文学」第58号に書評を掲載していただきました。 田村景子『希望の怪物 現代サブカルと「生きづらさ」のイメージ』(笠間書院)についての書評です。 希望の怪物: 現代サブカルと「生きづらさ」のイメージ 作者:田村景子 笠間書院 Amazon…